【MM】Over the line > 第1話

◆トレーラー


物語は、いつもハッピーエンドで飾られる。
-多少の嘆きなど意に介さず。

物語には、夢を花開かせる力がある。
-そして現実を見て挫折する。

だから、自信をもって謳うのだ。
-けれども、力をもって叫ぶのだ。


Over the line 第1話
「ネヴァー・セイ・ネヴァー」


かくて物語は紡がれる。
-灰かぶりの姫は、王子様と幸せに暮らしました。……ってね。


◎共通ハンドアウト
色々あって、皆さんの物語は虚無に飲み込まれました。そんな中、ギリギリで皆さんを拾い上げた狭間鉄道の車掌、タマ(本名:タマキシミリアン=バーナー)が言うには、皆さんの世界は同じ伽藍によって歪められてしまった、とのこと。更には、皆さんの世界を元に戻すには、その元凶を見つけ出し退治する必要がある、とも。そんな訳で皆さんは、元凶となる伽藍を探し求め、胡散臭い車掌と共に、物語を渡る旅に出ることになってのでした。


○篝用ハンドアウト パートナー:シンデレラ
タマの言う「物語の世界」とやらに着いた瞬間、あなたは貧相な村の百姓になっていました。どうやらこの世界で、あなたはその"役"を演じる必要があるようです。
あなたの家では、母と姉が末の妹、シンデレラを虐めるのが日常茶飯事のように起こっていました。どうやら御標によると、彼女がこの物語の主役のようですが……少々様子を見てみる必要がありそうです。
ちなみに、外見がただの猫となったタマがあなたに引っ付いてきます。正直うざい。


○三月ウサギ・桃太郎用ハンドアウト パートナー:王子
あなた方は、物語の世界に着いた瞬間、王子に仕える近衛兵となっていました。お城では、近々大々的に行われる舞踏会の準備があるらしく、使用人たちが忙しそうにしています。王子もどうやら舞踏会を心待ちにしている様子。
それはそうと、あなた方が城の外周の見回りをしてみると、あちこちにほつれが見つかりました。どうやらこの世界のどこかにも、歪んだ御標が存在するようです。


○亀甲田・ピノキオ用ハンドアウト パートナー:吸血鬼姫
あなた方は、物語の世界に着いた瞬間、「吸血鬼姫」とやらの封印を見張る兵士になっていました。何でも吸血鬼姫とは、百年ほど前に封印された異形のお姫様、だとか何とか。
さて、そんな役を受けたあなた方が真面目に見張りをしていると、突如テレパシー的な何かがあなた方を呼び掛けて来るのでした。
「ねえね、あなたたちは私の声が聞こえるんでしょ?私とおしゃべりしようよ!」
最終更新:2020年05月05日 18:08
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