【MM】Over the line > 第2話

◆トレーラー


やはり貴女は美しい!さあ、この宝物をお受け取りください!
-また言ってる。私の嘆きなんか、理解していないくせに。

そのような顔をなさらないで。貴女の美しさが損なわれてしまいます。
-また言ってる。私の望みなんか、意に介さないくせに。

近頃噂のかぐや姫。その美しさは、空に浮かぶ月のようだ。
-終わりの近づくこの世界。その儚さは、風の前の花のようだ。


Over the line 第2話
「月に叢雲、花に風」


物語のようなその美しさは、未来永劫紡がれることでしょう。
-この嘆きの物語は、間もなく終焉を迎える。


◎共通ハンドアウト
あなた方は、狭間鉄道に揺られ次なる物語の世界へと到着しました。着いた場所は大きなお屋敷の前。そして皆さんは、いつの間にか兵士のような装束を身にまとっており、雇い主であるこのお屋敷の主――さぬきの造と名乗るおじいさんに、屋敷警備の詳細を聞いているところでした。
どうやら今回は、この場所で警備兵として振舞え、ということらしいです。

○亀甲田用HO パートナー:なよ竹のかぐや姫
あなたがおじいさんに言われた通りに警備をしていた最中。この屋敷に住むお嬢さんである、かぐや姫が夜空を見上げているところを発見しました。国中から恋文が届くほど絶世の美女である彼女。しかし、夜空を見上げる彼女の顔は、何故だか酷く物憂げで……。
心配か、はたまた好奇心からか、あなたは彼女に声をかけてみたくなるのでした。ちなみに今回、タマはあなたに引っ付いてくるようです。

○ミア・篝用HO パートナー:帝
あなた方が庭の辺りを警備していると、生垣を掻き分け顔を覗かせている男性があなた達を手招きしていました。その男性の話を聞いてみると、どうやらその方はこの国の帝様のようで、あなた達にかぐや姫への恋文を託したい、と言うのです。行動こそちょっと怪しげなものの、この物語ではこのように「垣間見る」というのが普通の文化のようですし、あなた方はその恋文とやらを受け取ることにしました。

○ピノキオ・桃太郎用HO パートナー:「月の衆」
あなた方が警備をしていると、屋敷へと訪問者が現れました。「月の衆」と名乗る彼らは、どうやら一種の宗教の信奉する者たちらしく、あなた方にいかに神が素晴らしいか、ということを説いてきます。さらにはどうやら、市井の人々の間にも徐々にこの宗教が浸透しているようです。不安が蔓延し宗教の広まっているこの状況も、元凶の伽藍による影響の一種、なのでしょうか。
最終更新:2020年08月19日 17:52
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