【都市伝説と契約者TRPG】怪異緊急対策特命室? > 第四話

□トレーラー


『仮に自分から分離したものであれど、切られた髪はゴミでしかない
では何を持って己と定義するのか
血肉の塊の質量か?思考回路の同一性か?
いや、他者から見て自分と認識されれば己なのか?
果ての無い思索の材料とすべく、我が友の力を借りることにした
吉と出るか凶と出るか
さて…今夜も楽しい夜会としよう』


_何者かの手記より



都市伝説と契約者TRPG キャンペーン
『怪異緊急対策特命室 夜雀たちの事件簿』

「File4:Y地区の殺人鬼」




__沼男は己なりや?




□ハンドアウト(敬称略)
■神無月・恭介
 イエローバードと共に居た何か、イエローバードが遺した「みなづき様」という言葉…気になるものは多けれど、三葉の行方不明が最優先事項だろう。あの後探したが見つからず、未だに行方知れずのままだ。落ち着かない日を重ねる中、あなたは水無月に声をかけられた…。

■生川・紗良々
 神無月・木暮家襲撃事件の重要参考人である木暮三葉の失踪は、特命室でも問題視された。捜索命令が出て、特命室から出る寸前。室員の一人、”キネマコンビ”の片方、エージェント・テントウに声をかけられた。Customが滅んだにもかかわらず、都市伝説の活発化が止まないらしい。そして、彼女は声を潜めて言葉を続けた…。「都市伝説の活発化には中心点があるらしいの」

■薄瀬・幸
 次から次に起こる事件に対処し続けていると、どうしても退社が遅くなる。深夜、帰宅途中にあなたは道端に座り込み泣きじゃくる少年を見つけた。気になり声をかけてみると、「お母さんに帰ってこなくていいと言われた」という。とはいえこんな深夜に少年を1人置いていく訳にはいかないだろう。対処しようとスマホを手に取った直後、背後より殺気。かろうじて回避したあなたの目に飛び込んできたのは…おどろおどろしいマスクを被り、チェーンソーを手にした大柄の男、だった。

■灰ヶ峰・紅葉
 一時期、あなたを襲っていたデジャブは、このところ不気味な程に発生しない。木暮三葉の捜索で、書類を漁るあなたを手伝いつつ、室員の一人、”キネマコンビ”の片方、エージェント・ノッカーが話しかけてくる。「なな、最近都市伝説の活発化が問題だけどさ、反対に謎の沈黙をしている都市伝説があること知ってるか?」


□登場NPC
エージェント・テントウ
 都市伝説の危険性を測るために3課や5課に駆り出されている”キネマコンビ”の片割れ。生真面目で少しおっちょこちょい。常は穏やかだがため込む質で、一線を越えると爆発する。
契約都市伝説は”真実”を映す大型のビデオカメラ。

エージェント・ノッカー
 都市伝説の危険性を測るために3課や5課に駆り出されている”キネマコンビ”の片割れ。騒々しくうざったいが、優れたエージェントであり凄腕のゲーマー。
契約都市伝説はアームターミナル腕につけるディスプレイ。いくつかの数字と文字が表示されている。
最終更新:2020年09月17日 21:31
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