【真・女神転生 魔都東京200X】第3話『SNOWFLAKE』



◻️トレーラー




上る日はやがて沈む

人もドヴェルクも異邦の民も
力持つ巨なる神々すら
何れ滅び崩れさる

その後に何が起こるかは
舞い散る雪片のみぞ知る


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『真・女神転生 Lost Fragments』

第3話
『SNOWFLAKE』

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◻️ハンドアウト


PC1
札幌で生活を始めて数日。探しても義人の手がかりは得られず消沈する君だったが、ある日街を歩いているとメシア教員とすれ違う。その時に彼らの話が1部漏れ聞こえた。曰く、「ジョルジョ様」「新しく来たあの団員」。ジョルジョは君の叔父の名と同一だが…?そう思いながら彼らを見送っていると、遠くで彼らが誰かと合流するのがわかる。その誰かは、義人に似ているように思われた。

PC2
札幌で生活を始めて数日。この札幌は「ミズガルズ」と呼ばれており、周囲は壁で囲まれている。札幌の地でもメシア教会が活動していることは確認できたが、アース神族の支配と「弱肉強食」の規則が強く、今一つ活動しきれないでいるようだ。東京に帰り着くターミナルを保持しているのはやはりアース神族だろうか…。そう考えながら雪降る街を歩いていると、鎧を纏った少女とすれ違う。ヴァルキュリヤのような装束を身につけた彼女は、君の知り合いだったような気がした。

PC3
眼が覚めると、君は謎の空間にいた。どこもかしこも赤と黒で塗り分けられた宮殿の一角のような見慣れぬ場所で、しかし、君は何故か落ち着きを感じていた。ここが自分の本来の居場所のようにすら思われる。取りあえず、と周囲を探索していた君が部屋の中央近くにある岩の穴をのぞくと、呑まれるような感覚を味わう。数秒後、君の眼には歪な劇場と上がる垂れ幕、そして舞台上にいる車椅子の老人と仮面をつけた男が飛び込んできた。

PC4
ターミナルから外へ出て、警備隊から隠れながら歩くこと暫し。雪がふりしきる中、野宿をするのは大変そうなので避けたいが。そんなことを考えていると、魔力の流れに異変を感じた。追ってみるといつのまにやら異界へ迷い込み、気がつけば眼の前には藁で出来た小屋、そして壁に止まるふくろうが驚愕したように羽ばたいていた。…ここどこ?

PC5
札幌で生活を始めて数日。ドゥムジは一言、「ここでは、乞われた助けに応えれば良い」とだけ君に告げ、それ以上のことは求めてこない。素直に東京に帰る方法を探す、あるいは生活のために街を歩き回っていると、メシア教の一派の施しを目にする。君も、と声をかけられて対応に困っていると、そこへ如何にも北欧の戦士然とした青年が声をかけてきた。
最終更新:2021年08月12日 02:18
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