◻️トレーラー
君達の前に拓ける道は3つある
1つはロウを肯定する道
秩序を善しとし、規則に従い、絶対的な概念が支配する
1つはカオスを肯定する道
混沌を善しとし、己に従い、力持つ強者が支配する
最後の1つはニュートラルを肯定する道
中立を善しとし、中道に従い、かつてあった世界を希求する
いつか決断を迫られる時
君達はその何れに向かうのだろうか
真・女神転生TRPG 魔都東京200Xキャンペーン
『真・女神転生 Lost Fragments』
第4話
「Living With Determination」
_どのみち、自分に従い、歩みなさい
◻️ハンドアウト
PC1
品川の大聖堂に滞在して数日。貴方は義人と共に謹慎に近い扱いを受けていた。
「確かに今の僕達が品川を下手に歩けば殺されてしまうかもしれないけれど……」
流石の義人もこの現状には不満を覚えているようだ。どうにかメシア教会の現状を探れないかと話していた矢先、貴方達はアルマによって呼び出しを受け、そこで「仙台」との通信が復旧したため、現地調査に向かって欲しいとの任務を受けた。尚、義人は後から合流するらしい。……大分危険じゃなかろうか、これ。
PC2
品川の大聖堂に滞在して数日。貴方は比較的自由に大聖堂を見て回ることを許されていた。聖堂にいる人々は貴方を丁重に扱ってくれていたものの、身の危険を考えたのか外出許可は下りないままだ。
そんな中、PC1が「仙台」の調査任務を受けたらしい。いくらサマナーとはいえ、1人きりは危険だろう。同行を名乗り出た貴方は、一悶着の末にアルマから許可をもぎ取り「仙台」へ向かうことを決めたのだった。
PC3
東京へ帰還して数日。あの日、札幌からのターミナルは無事東京の国会議事堂周辺へ貴方たちを送り届け、「塩の柱」と合流を果たすことができた。しかし現在国会議事堂周辺では戦闘が多発し、連動したのか赤門の近くも治安が悪くなっている。盛んに出入りする縁やトールの神殺しによれば、北欧神群とメシア勢力が決別したことで、札幌への撤退戦が行なわれているらしい。
今日もまた、情報収集へと赴く彼らを見送りつつ、田岡と会話をしていると呼び出しがかかった。どうやら次は「仙台」へ向かわねばならないようだ。勿論、貴方が「塩の柱」に所属するなら、だが。
PC4
貴方たちは無事東京へ帰還した。設楽や田岡は喜びながら貴方たちを迎えたが、同時に無茶な作戦だったことを詫びていた。当時間者の扇動もあり、突如現れた貴方たちへの突き上げが強かったようで、彼らにとっても不本意な作戦だったようだ。
数日後、貴方は設楽に呼び出されていた。5年間ずっと音信不通だった「仙台」から連絡があり、それが「ヤタガラス」に対する救援要請だったのだ。しかもその代表は「ヤタガラス」の構成員、葛葉トウクと名乗った。彼らの力を借りることができれば、東京での劣勢を覆せるかもしれないし、「ヤタガラス」の残党ならばせめて状況だけでも確認し情報交換をしておきたい。
ここを離れるわけにはいかない設楽としては、貴方を中心に少数精鋭の実力者を「仙台」に送り込みたいようだ。貴方は、その依頼を受けることにした。
PC5
貴方たちは無事東京へ帰還した。ドゥムジは次の目的地を「京都」に定めたらしく、色々手段を考えているらしいが、貴方に思い当たる伝手はない。勝手に現れた布袋を巻き込み、3人であれこれ議論をしていると、呼び出しがかかる。次の任務地は「仙台」らしい。
それを聞いた布袋が目を輝かせる。彼曰く、「仙台」からなら間違いなく「京都」行きのターミナルがあるようだ。現在大混乱の東京で無理に伝手を探すよりも、仙台で探した方が相手へ恩も売りやすく、伝手も探せるだろうと判断したドゥムジから指示を受けた貴方は、任務を受領し仙台行きのターミナルへ乗った……。
最終更新:2021年10月19日 17:09