この世
主な舞台は概ね現代の日本国、嵯原県に存在する龍吉市とヨコハマ市、その上にある日本国首都の塔興都
龍吉市
今で言う関東地方にあたる地方にあります。普通に片田舎。
特殊な人間と人外(不可視)の保護を約束されている。ほぼ何でも理屈で解決出来る科学という宗教に圧されかけているので、現代には珍しいオアシス。夜叉族が行政を執り行う。
おかげで人口は一般人よりも変人や人外の方が多い状況。
市長は夜叉族の長。
塔興都
日本国の首都。
研究者達も自分が何やっているんだかやや分からなくなってきている程度のオーバーテクノロジーを扱う国家機密レベルの巨大地下研究施設がある。
いろいろな分野を研究されているが、そこで特殊能力を持った人造人間などが作られている。
「人間よ、独立せよ」という目標を元に科学により人外を排除する動きを見せている。そして龍吉市とは対立している。
当然のごとく地上に住んでいる一般塔興都民はそんな事は知らない。
ヨコハマ市(邪破魔市)
旧・市名「邪破魔市」という名の通り、魔を祓う退治屋や祓い屋等がひしめく街。オシャレな港町として観光地にもなっているが、実際に住んでいる一般人は少ない。(昔から住んでいる祓い屋達が多すぎるため一般人の生活する場所がかなり少ない)
祓われる対象の多く住む龍吉市とは協定を結んだりお互い牽制したり利害が一致したりで案外仲がよく、姉妹都市提携を結んでいる。
龍吉市から電車一本で30~1時間程の距離。
あの世
基本的に死後はその人間が信じていた宗教や死後の考え方に左右される。
以下は一番オーソドックスな日本人に多い「都合の良い無宗教」だった人間の場合、様々な宗教が入り混じったあの世へ送られる。
今はかなり効率的重視になっているようだ
- 冥府急行ヒラサカ(電車)に乗せられあの世へ
- 死後裁判を受けいわゆる天国行きか地獄行きを決められる
- 天国行きならば、天国にて転生を待つ
- 地獄行きならば、地獄を管理する羅刹族に監視されながら刑期を果たすまで謎の強制労働をさせられる
ちなみに
六道…現在は地獄以外は閉鎖されている。地獄のみ門が開かれています
└地獄…羅刹や罪人認定された死者の魂が働く所。地獄表層には無限に黒煙を吐く工場地帯が立ち並ぶ。拷問場所などは現在使われておらず、地獄の名所となっている。地獄の中心に大穴が空いており、そこから奥へ奥へと潜れる。が、たいていの羅刹は近寄らない。身分の高い羅刹がその穴に居る。その穴をひたすら下ると最下層に髑髏崎の玉座がある。
天国(待合室とも呼ばれる)…死後裁判で無罪判決を受けた者たちが転生を穏やかに待つ場所。
最終更新:2012年11月18日 12:29