“祝 施無” - "hafuri sem"



「善行をなしていれば、信仰というものは後から自ずとついてくるものですから」


年齢:16 / 身長:147cm / 体重:38kg
スリーサイズ:B/W/H
地域:日本
属性:自称 混沌・善 / 性別:女性 / 血液型:AB型
誕生日:2月29日
イメージカラー:勝色(#181B39)
一人称:私 / 二人称:あなた
特技:山神様の加護を施すこと
好きなもの:善行 / 苦手なもの:つよい人
天敵:話を聞いてくれない人
起源:狂花
魔術属性:地
魔術系統:呪術
魔術特性:強化
魔術回路・質:D / 魔術回路・量:C / 魔術回路・編成:異常

+ 20の質問
質問1 名前と年齢と性別を教えてください
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質問2 身長と体重を教えてください
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質問3 血液型と誕生日を教えてください
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質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか
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質問5 特技はなんですか
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質問6 好きなものはなんですか
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質問7 嫌いなものはなんですか
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質問8 天敵とかいますか
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質問9 属性について教えてください
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質問10 所属勢力はどこですか
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質問11 令呪はどこにありますか、どのような形ですか
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質問12 貴方の外見について自由に話してください
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質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください
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質問14 どのように生まれて、今までどんなことがありましたか
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質問15 聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください
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質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください
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質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません
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質問18 自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません
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質問19 自分にモチーフなどはありますか
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質問20 なにかこちらに質問はありますか
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今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います


略歴


 四箇会所属の少女。
 公式には台風による土砂災害によって、滅んだとしてされる村の司祭。
 そのため、彼女自身も戸籍を有していない。

 その村は昔から山神と呼ばれる神を祀っており、司祭は信者に対して加護という名の呪術による施術を行うことができた。
 加護を重ねれば人を超え、神に近づくことができるのではないかと研究を重ねた末に生み出されたのが加護を重ねることができる彼女である。
 その結果として、彼女を除いた村人全員が理性を失い異形化し、政府によって闇に葬りさられたというのが滅んだ村の真相である。


人物


 巫女服を身に纏った少女。
 普段は四箇会の経営している寺社での掃除や病院の重症患者やいじめられっ子といった力を求めている人を探して出歩いている。
 ボランティア精神旺盛で、善行を為すことが山神への信仰につながると考えている。

 ただし、倫理感は四箇会の一員らしく、正しく狂っている。
 人の死や殺しに対して善とも悪とも思わず、ただそうあるものであると認識している。
 博愛主義であり、施術によって神に近づけることを祝福すると共に羨ましく思っている。
 そのため、慈善事業として誰でも望めば祝福を施してくれる。
 長生きをしたいという権力者や資産家に祝福を施すことで、資金源の一つともなっている。

能力


 本人は攻撃手段を持たない年相応の少女と変わりない。
 ただし、人に祝福という名の呪術による肉体改造の施術を行うことができる。
 施術は重ねれば重ねるほど見た目が異形になっていき、身体能力の向上とともに本能へと忠実になっていく。
 施術によって物理的な理由で歩けない人や重病人等の治療も行うことができる。
 祝福の重ねがけは理論上七重であり、そこまでいけば神になれる(と少女は信じている)。
 一回や二回程度では外見に変化はなく、身体能力の向上のみにとどまるが、少しずつ本能に忠実になっていく。
 また、施術を施された人物は彼女に対して仲間と認識するようになる。


・『筐庭:至善たる信仰の加護(しぜんたるしんこうのかご)

 映し出されるは山中の祭壇。
──信仰には加護を。不敬には天罰を。
 その能力は展開後に段階的に彼女以外強制的に祝福を授けるものである。 

 博愛主義であるからこそ、望まぬ人にそれを使うことを望んでおらず、
 望む人であれば通常の施術で問題がないため、あまり使いたがらない。

関連人物


・山神様

彼女の信仰対象。平安時代の蝦夷の戦火における被害から村を守っていたとされるもの。
+ とある昔話
昔昔、今よりももっと神秘が濃かった時代。
後に山神と呼ばれる妖怪は村から少し離れていたところに住んでいた。
征夷大将軍の時代、その縄張りを軍が侵すことがあった。
妖怪は自らの縄張りに入ってきた軍を撃退するものの、決して追撃をすることはなかった。
蝦夷とひとくくりにされど、世にいう阿弖流為とは繋がりがなかった。
その上、軍事的にも価値がない拠点であり、縄張りから出てこないことも相まって近くにあった村は結果的に侵略されることはなかった。
それ以降、村を守ってくれたと勘違いされ、それは山神として崇められるようになった。

+ 後日の話
しばらくは"山神様"として崇められ、貢物等村人との交流が続く平穏な日々が続いた。
ただ、それも長くは続くことはなかった。
数年、連続して村に凶作が訪れた。
そこで山神様の祟りと考えた村人は人身供犠を行うことにした。
清らかなる乙女を供物として儀式を終えた時、山奥から"山神様"の声が響いた。
『そなたらの覚悟はよくわかった。生贄はいらぬ。』
『怒りを沈め、そなたらに力を授けよう。努々、この時のことを忘れるな』
そうして、供物とされていた乙女に祝福を授けた。
それが司祭として村人に授けることのできる呪術による施術である。
翌年からは豊作が続き、現代まで村は山神様を崇めることになった。

+ ……
+ ……
+ ……呪いの話
山神にとって、貢物等の村人との交流は心地よいものだった。
故に、村人が供物として乙女が差し出された時は裏切られた気分であった。
山神に長期的な天気を操作できる能力などなく、たまたま凶作が重なっただけだった。
けれど、自らの村が豊作になるのならばと、喜々として少女を生贄に捧げ、
少女は自らの身一つで村が助かるのならばと、覚悟を持って自らの身を捧げた。
──嗚呼、仮に長期的に天候を操作できたとしても、自分達が助かるために喜々として、同じ人を差し出すものを助ける義理があろうか
殺すだけならば簡単ではあるが、それでは苦しむまい。
そう考えた山神は少女の家系に"呪い"を授けた。
少女の血筋以外の人が呪われるように、と。
一見すれば、肉体が強化されるそれは祝福であるが、本質は違う。
利己的で愚かな人に対する呪いであり、精神を壊すものである。
それを祝福として授けることで村人はそれに気付かず、欲に溺れた時苦しみながら破滅するように、と。

現代までに至るにあたって、山神は確かに滅びた。
けれど、その血筋に残された呪いは未だ健在であり、確かにそれはかつての村を滅ぼすに至った。

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最終更新:2020年12月30日 20:46