概要
ライプチヒ研が試験的に提唱した『LSHS(Light armour System and High mobility System)計画』により開発された試作MS2号機。宇宙世紀0092年に完成し、ストライク・ウルブズで試験運用が開始された。
1号機である『プファイルデュエル』と比べて大幅に武装を盛り込んで敵の攻撃を避ける能力が低下したため、機体正面に楔状の大型ビームシールド(デスティニーなどが搭載するビームシールドと同程度の出力)を展開できる機能が搭載されている。この時点で機体コンセプトの一部の「極限まで高めた機動性と運動性により敵の攻撃を回避する」という部分が破綻してると言ってはいけない。
武装はビーム兵器を中心に搭載されており、ビームシールドと合わせて出力を確保するために機体本体とバックパックとで核融合炉を2つ搭載している。増加装甲は胸部と両脚に装備されており、両脚の増加装甲にはホバー機能もついた高出力スラスターやアポジモーターが内蔵されている。なお、素体となるサンダーガンダムは最新技術を盛り込んで新規造形されており、無限軌道はサンダーガンダムSWSと同様にオミットされた。
武装は、頭部バルカン砲、手持ち式の2連装ビームガトリングシールドが2つ、腹部に580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」、両肩に拡散ビーム砲、バックパックには高エネルギー超射程ビーム砲が2門、3連ミサイルランチャーが2つ搭載されている。近接武装は小回りの利くビーナイフが2つ腰部にマウントされた。
高機動で敵陣に突っ込み、そのど真ん中でビームを乱射して殲滅するというのがこの機体の本来の使い方である。しかし、この機体を担当することになったパイロットの性格から持ち前の高機動は、敵陣に突っ込むのではなく、敵に囲まれた際に離脱する際に活かされる事となる。
武装
頭部バルカン砲
2連装ビームガトリングシールド×2
腹部に580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
肩部拡散ビーム砲×2
高エネルギー超射程ビーム砲×2
3連ミサイルランチャー×2
ビーナイフ×2
2連装ビームガトリングシールド×2
腹部に580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
肩部拡散ビーム砲×2
高エネルギー超射程ビーム砲×2
3連ミサイルランチャー×2
ビーナイフ×2