オーマング=アッタクテイ

オーマング=アッタクテイ(Oomang=Attaktei)はKPHT=YYによる小説。2015年冬テーマ小説「死」で書かれた小説。





あらすじ

サニス条約締結、王国にも安定の時期がようやく訪れた。
ハタ王国ネステル郊外に住むポレウルはとある書籍を読み進めていた。それは彼の恋人であるオーマング=アッタクテイが記したアッタクテイ派に関する資料である。ポレウルはアッタクテイ派について、そして真のトイター教に接近すべくハグナンへ旅に出る。

登場人物

+ネタバレのため折りたたんでいます。

ハグナンスケ中央大学

  • ポレウル=クミルテルキ(Foreur=Kmirterki)
本作の主人公。ハグナンスケ中央大学の二年生。主人公補正などという甘っちょろい設定に一切頼らずに書きつづけた結果生み出された能無しのクソ雑魚陰気主人公。そのかわりに美少女のオーマングや戦闘バカのシャスムングに助けられている。主人公とは言うが、物語の中心はあくまでオーマングであるため、もはや恋人設定でさえもこいつが主人公たらしめるためにしか存在しないものになっている。だが、主人公に何も能力がないのに人脈があり広く好かれているあたりは、少しぐらいの主人公補正が働いていると言えるのではないだろうか。

  • シャスムング=ロビラガルタ(Syasmung=Robiragarta)
本作の主要人物の一人。ハグナンスケ中央大学の二年生。武闘派で頭はそこまでよろしくないという典型的バカキャラ。最初の方では他人の膀胱に水を転送して時間稼ぎをしたり、平気で盗みを働いたり、警察官と派手に戦闘したりと、忍者を名乗る家系としては暴力的なシーンが多かったが、後に単なる情に厚い男になっている。最後は自分の犠牲を厭わずにシャナスを倒したので、結果的にプラマイゼロの好感度ではなかろうか。

  • オーマング=アッタクテイ(Oomang=Attaktei)
本作のヒロイン。ハグナンスケ中央大学の二年生だが、現在は入院中で出席停止している。ガレブァ原理派大虐殺の際生き残った10のアッタクテイ血統の一つの末裔。
元来のアッタクテイ派の持つ「世界を俯瞰して自我を揺れ動かそうとしない精神」や「信者獲得に貪欲であってはいけない」などのようなことを説いた冊子「アッタクテイ派とその心」の草案を6歳ほどで執筆する。しかし、実家が、あまりにも多数派の勢力の強い環境下で何とか生きようとするために教義を欺いて新参のトイター教徒を勧誘しようとする革新的なアッタクテイ派のシャスティであったため、菊花決戦の時に母親のヤグネイル=アッタクテイと対立し、グレゴリオ暦でわずか7歳ほどでアッタクテイから家出しネステルへ行く。その後事情を知らない夫婦に養子として取られ、大学へ進学する。それまでに現在の形の「アッタクテイ派とその心」を執筆し、当時の愛人であり事情を知っていたポレウルとシャスムングに極秘で見せて、ポレウルに譲った。
しかし、大学二年生時、トイター教のシャスティは成人時にスカルムレイに挨拶に行かなければならないが、その際にオーマングのいたネステルの自宅が襲撃される(アインレイトディス事件)。その際に入院し、植物状態となった。

王国警察

  • シャナス=ミールスカッタクテイ(Syanath=MiirSukattaktei)
本作の悪役。王国警察イザルタ支部の現部長である。狂信的な正義感と確実な行動力によって上官に上り詰めたとされているが、実際は大親友のハフルテュデストがいないと何もできないとハフルテュデストには思われている。現代の王国人が考える害悪なトイター教過激派が考える典型例の人物であり、トイター教を絶対と見做してそれに従わない者を問答無用で悪とみなす発言から見ても、その頭のおかしさは見て取れる。

  • ザーセホ=ハフルテュデスト(Zaaseho=Hahurtyudest)
王国警察イザルタ支部の部長補佐。実家はウィトイターだがトイター教に対しては一切敵対していないとシャナスには語っている。シャナスが任務中に横道にそれた場合、場合によっては任務に支障が出ないようにさまざまな発言をしてコントロールしたりする。要するにストッパー。

ハグナンナル

トイター教保存を目的としてハグナンのアッタクテイ派を中心に組織されたかなり繋がりの薄い同盟のようなもの。総統のヤグネイルの私情により目的は「オーマングの抹殺」にすり替えられている。

  • ヤグネイル=アッタクテイ(Yagneir=Attaktei)
本作の本来の悪役。だが、シャナスの悪人面属性が目立ちまくっている姓か、あまり悪人というイメージはない。というか、彼女は仮にもヒロインの母親なのでむしろ親近感しかわかないのかもしれない。シャナスと考えていることは大して変わらないが、口調に差がありすぎてシャナスよりも善人に見えるが、それは口調によるものであり、彼女もそれなりに悪人である。

  • フムル=ウロカーシャテリーン(Humur=UrokaasyaTerinn)
ハグナンナルに加入しているシャスティ。名前からしてユコールさんと関係ありげである。ポレウルを抱いたり、耳元でささやいたり、結構誘ってくるような態度をとってくる。作中では最も若い。

出オチ

  • ラネーメ人観光客
ネステル空港にてハタ王国観光ツアーに参加していたレイシストの二人組。トイレ休憩の時間にトイレに行っていたが、そこにシャスムングの策略にはまり、尿が止まらなくなってしまう。約五分間に及び放尿の末にようやく団体のところに戻ることができたが、すでに荷物ごと出発していたという純粋な被害者要因。その結果「これだからリパラオネ人は~~」などと過度な一般化をしている。その後、彼らの姿を見た者はいない。

  • ヤンゼナル=スカースナ
ハグナンにいたスカルタンを着たリパラオネ人少女。混血らしく、アッタクテイ派の養子候補としてイルキスに挨拶に行っていた。だがヤグネイルの登場と共に出番は完全になくなってしまった。

最終更新:2016年06月25日 22:46