心霊大全
泣き声の主
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【2ch】
220 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ Mail: sage 投稿日: 04/07/12(月) 19:57:00 ID: R8RKyy0p
深夜、受験勉強をしていると窓の外から子供の泣き声が
聞こえてきた。
近所の子供が夜鳴きしているのかと思い特に気にしない事に。
しかし、その後しばらく経っても聞こえてくる泣き声。
窓を開けてよく聞いてみるとどうやら人間の赤ちゃんではなく
盛りの付いた猫の鳴き声だと分かる。
しかし気持ち悪い、泣き声の主が分かっても気味の悪い声で
あることに違いは無い。
どうやらその猫は庭の隅にある物置の影にいるらしい。
少し脅かせばどこか他所に行くだろうと思い、物置に
消しゴムを投げつけた。
「ガゴーン!」と予想より遥かにデカイ音が鳴る。
その瞬間物置の裏側から大きな影が飛び出した。
明らかに猫ではなかった。
子供のような背格好の何かが塀を必死に登って逃げようとしている。
目が放せずその何かを凝視し続ける自分。
ようやく塀を越えることが出来た何かはそのまま何処かへ消えてしまった。
同時にさっきまで聞こえ続けていたあの泣き声もしなくなっていた。
聞こえてきた。
近所の子供が夜鳴きしているのかと思い特に気にしない事に。
しかし、その後しばらく経っても聞こえてくる泣き声。
窓を開けてよく聞いてみるとどうやら人間の赤ちゃんではなく
盛りの付いた猫の鳴き声だと分かる。
しかし気持ち悪い、泣き声の主が分かっても気味の悪い声で
あることに違いは無い。
どうやらその猫は庭の隅にある物置の影にいるらしい。
少し脅かせばどこか他所に行くだろうと思い、物置に
消しゴムを投げつけた。
「ガゴーン!」と予想より遥かにデカイ音が鳴る。
その瞬間物置の裏側から大きな影が飛び出した。
明らかに猫ではなかった。
子供のような背格好の何かが塀を必死に登って逃げようとしている。
目が放せずその何かを凝視し続ける自分。
ようやく塀を越えることが出来た何かはそのまま何処かへ消えてしまった。
同時にさっきまで聞こえ続けていたあの泣き声もしなくなっていた。