機関 - VIPで伝奇風ノベルゲー作ろうぜ！

機関の発足

　8世紀ごろ、律令制度の成立と同じくして発足された。
　当時は科学技術も発展していなかった為、今日では自然現象、疫病と捉えられている現象も「妖（あやかし）」の仕業とされ、多くの解決が機関の任務とされていた。
　このころの機関は現在のような秘密裏な組織ではなく、正式な朝廷直下の組織として名を馳せていたと言う。

　鎌倉幕府が興され、朝廷に対する対抗勢力を強めると同時に、幕府側にも同様の機関が作られる。
　以後江戸幕府倒幕、明治新政府が開かれるまで、互いの争いは続くことになる。

　明治維新による王政復古のもと、朝廷側と幕府側の機関は政府に統一される。今日の機関の大本がここで作られた。
　この頃より妖の存在は不確定的、噂される実在しないものとして扱われるようになり、機関の存在も秘密裏になっていく。

　第二次世界大戦後、機関の存在は完全に表舞台から姿を消した。
　後の高度経済成長期に伴った科学技術、医療技術の発展により、多くの現象は妖と言うカテゴリーから外された。
　今現在は、「妖怪」「幽霊」と呼ばれる非科学的な超自然現象の解決、普通の人間には捉えることのできない「妖」と言う存在の討伐を主な任務としている。

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機関の規模
　（以下の設定は仮のものです）

　都心本部を中心に、全国48都道府県におよそ100前後の支部が存在する。直接的に関わっている機関の人間は5000人程度と言われている。
　機関の最上層は4人の機関主から成り、以下に局長、部長、課長、係長（隊長）、一般機関士が存在する。
　部隊によっては構成人数が少なく、部長が直接一般機関士に指示することも多い。

　課はそれぞれ事務経理、調査、討伐、研究などから成る。本編中に登場する如月姉妹は討伐課に所属する係長と一般機関士という位置づけにあたる。