【鏡心一閃】

―PROFILE―

性別
名前 小桜 柚月
年齢 18歳
誕生日 3月14日
身長 162cm
体重 52kg
趣味 廃墟巡り、歌
好き 団子、うどん
嫌い 正義、悪
概要
若干目付きの悪い剣士。【皎刃白貌】の転生。
なんとか高校を卒業し、王国右将軍としての生活を改めて始める。最近は王国城外の開墾も任され、右将軍と共に貴族領主『麦稜公』としての仕事もすることになった。そのため現在は『右将軍』『剣術師範』『麦稜公』の三つの役職で仕事をこなしている
孤児院で生活していたため、手伝いなどをしていた頃から料理は意外にも得意。また、歌などもそれなりに上手いが人前ではあまり歌わない様子。
剣術の腕前は天才の域であり、彼女に備わっている唯一の才能といえるだろう。
しかしその分苦手なものも多い。
苦手なものは剣以外を用いての戦闘、人付き合い、からいものと炭酸、ホラー映画や心霊番組などの怖いもの系、虫etc...
容姿
容姿自体は生前とこれといって変化はない。
黒髪をポニーテールにしており、瞳は切れ長。目は左が月色で右目が血色をしていて、右目は普段医療用の眼帯で隠している。
顔立ちは整っており、肌は雪のように白い。
氷姫の影響で彼女の周囲は常に寒いため、夏でも冬物の服を着用している。
服はワイシャツに青のプリーツスカート、黒タイツに茶色の編み上げブーツを着用している。高校を卒業してからは、卒業祝いに特別に仕立ててもらった王国軍の軍用ジャケットを羽織っている。
仕事について
彼女の立場は王国将軍、剣術師範、貴族領主の三つであり、任されている仕事は多岐に渡る。
その中でもメインは剣術師範と貴族領主としての土地の開墾だ。とりわけ剣術師範としての彼女は非常に優秀であり、非力な者達で構成された兵団を率いながらもその戦闘力は他の兵達と比べても遜色ない。
貴族領主としては未だ未熟といった所で、土地の開墾に関しても知識が無いため農民兵に頼っている状態。とはいえ何もしていない訳ではなく、兵達に教わりながら彼女も土地の開墾に精を出している。
王国将軍としての仕事は可もなく不可もなくといった所で、彼女自身の将軍としての能力は其処まで秀でている訳ではない。しかしながら補佐及び専属侍女が非常に優秀であり、仕事自体の成果は上々といえるだろう。

最後に、アイドル将軍としての彼女の仕事について。
彼女は整った容姿をしているため、王国将軍として広告塔のような仕事を任されることが時折ある。
雑誌の取材なども偶にだがあるようで、メディア露出もゼロではない。そのため彼女が相手を知らなくても、相手が彼女の名前や容姿、或いはおおまかな戦闘スタイルまで知っていても不思議は無いだろう。

―ABILITY―

【鏡心一閃】
破壊力-B スピード-A 射程距離-E
持続力-A 精密動作性-A 成長性-C
東洋における「侍」の意志を受け継いだ、抜刀術を得意とする流派の剣士。
研ぎ澄まされた剣閃は鋼をも容易く断ち切り、しなるような身のこなしは凡庸の一撃を許さない。
また、この剣士は「無拍子」と呼ばれる技術を有する。拍子一つ入らない神速かつ予備動作無しの移動術であり、三レスに一度使用可能。
剣術の腕前や身体能力自体は人間の最上域に留まるが、この技術を上手く使えば自分より格上の相手とも渡り合えるだろう。
しかし、どこまで鍛え上げても人間は人間。防御力は人並みであるし、剣術で不可能なことは当然不可能。
身体能力:最上位の剣の達人
初期装備:無銘の居合刀

―ARMS―

神楽
元々は無銘の居合刀だったものを、【創断獅肢】によって打ちなおしてもらった物。
元は刀の形をした屑鉄と称されるほどの駄作だったが、現在は通常の刀と同じ性能を誇り、なにより多少なら乱暴に扱っても問題ない程度には頑丈になっている。刃渡りは〝氷姫〟と同じ二尺六寸で、重さなども同じぐらいに調節されている。
霊刀〝氷姫〟『玉響』
最上大業物第12工目ヶ一振 霊刀〝氷姫〟『玉響』。

刃渡り2尺6寸。細身の、薄い空色の鉄鞘に収められた『太刀』。角鍔、銀色の柄頭、藍色の鮫布、淡緑色の茎(なかご)を持つ、見ただけで冷たい印象を与える、寒色を基調とした刀。

万物を凍らせる冷気を刀身から放つ。無形の物も凍らせることが可能。
どのくらいの速度で冷気を干渉させることができるか、その応用の仕方は全て『使い手の腕次第』。

【鏡心一閃】しか上記の能力は使用することができず、【鏡心一閃】以外の者が使用しようとすると、持てないくらい重くなる。
翔靴
【神炎創器】に創ってもらったブーツ。通常時と戦闘時によって形が変わる。正確には日緋色の金属板が表面を薄く張られる。金属板は軽く、移動の際でも重さに違和感は無いほど軽い。
『爆破変換』という能力を有しており、踏んだものを爆破し、そのちからを上昇気流に変換することが出来る。爆破自体にダメージはなく、爆発によって衝撃も熱も生じることはない。所有者の意志によって発動される。
また、1レスの間だけ自由に空をとぶことが出来る。これもコントロールは所有者の意志、思考で行う。
しかし飛行能力を発動した場合、発動以降其のロールで金属板を含めた靴の能力の使用が不可能な『オーバーヒート』の状態に陥ってしまう。
能力発動中は、かかと部分に小さな炎の羽らしくものが出ていたりする。読み方はしょうか。

―SKILL―

貴島伍式刀葬術
少女が元々使っていた剣術、刀争術を殺すことに特化させた殺人剣の極地の一つ。
刀争術が刀での戦闘、及び大衆化を図った剣術に対して刀葬術はある程度の実力、才能を持つものでないと完成させることが出来ない。
故に伍式初代当主であり生みの親である貴島雪子以来、刀葬術の使い手は存在せず伝承者も生まれぬまま雪子が死んでしまったため、永久に失われてしまったのだが少女が一度死んだことにより雪子に師事出来たため、二代目の刀葬術の使い手となった。
極意は『剣をより速く相手に届かせること』であり、その点では刀争術と違いはない。
零式
刀争術の更にその原点となる戦闘術。少女の扱う剣術の初代当主の師匠が使用していたものである。
使用者は武を極めし死神とまで称された男で、ありとあらゆる武術の天才で剣術は勿論あらゆる武道に精通していたという。
彼の使用する奥義はどれも人並み離れた神業で、中途半端な剣、拳では触れることすらかなわなかったそうだ。零式の詳細な実体は男しか知らないが、曰く『原点にして起点、故に全也』とのことである。ぶっちゃけ少女はそれを聞いてもあまり理解は出来なかった。
零式には数多の業があるらしいが、少女には才能がなかったため零式奥義の一つである、無拍子しか修得することが出来なかった。
技、或いは業
技に分類されるものは、大体が霊刀〝氷姫〟『玉響』の能力を使用した比較的小規模少威力のものである。そのため氷姫さえ扱えれば誰にでも使用が可能で、これといった技術を要する技は少ない。
蛇刀〝大蛇〟 突き攻撃から発展させる技。刺突を行った際に空気を凍らせ刀身に纏わせ、一時的に刀身を伸ばす。氷でできているため耐久度はかなり低いが鋭利な為刺さればそれなりの威力
鰐刀〝顎〟 巨大な氷塊を生成し、地面と挟み撃ちにする技。そのさまはさながら巨大な顎に喰われるかのようだという。読み方は顎と書いてアギト。
狼刀〝牙〟 地面から氷で出来た棘を生成する業。もはや剣術ではないような気がするが気にしてはいけない。鋭く、大量に生成することが可能だが数が多ければ多いほど脆くなる。
〝霞〟 斬撃により周囲の水分を凍らせ、氷塊を相手にぶつける。
氷壁 霊刀の力を最大限発揮させ、大きな氷の塊を生成する。それはさながら壁であり、防御にも足場にも使用可能。
凍刃 斬り上げを行い、氷の斬撃を飛ばす。速さはそれなりだが氷のため破壊は可能
氷刃 刀に氷を圧縮して纏わせることで、刀身を伸ばし刀を大剣にする事ができる。ただ、圧縮しているとはいえ氷は氷なので、そこまでの強度は期待出来ない。しかし切れ味に関しては落ちることなく、斬る分には何の問題も無いだろう。
奥義
奥義に分類されるものは、霊刀の特別な能力を使用しない代わりに、少女の剣士としてのスキルを必要とする。 そのだいたいが刀争術か、或いは刀葬術、零式の流派で伝承されているものか、それの組み合わせから成っているため、オリジナルのスキルは多くない。
閃光 居合により剣撃を繰り出す貴島伍式刀争術で最も速い技。極めればその太刀は視認すら不可能な程になるが、練り上げられた精神力と高い技術が必要で、そう簡単に使用できる技ではない。
百光 閃光を超えた速度で居合を繰り出す、刀葬術の奥義。居合故に斬撃の方向などは予想できてしまうが、速さに関してはかなりのもので見てから対処では遅い場合が多い。
無拍子 剣術ではなく歩法。縮地とは少し違うが、縮地の究極系と言っても過言ではない。一切の予備動作無しで瞬間移動の如く動くことが出来る。ただし多用は出来ない。
瞬華 居合と無拍子の融合技。無拍子による神速の中で居合を行うという最速の抜刀だが、無拍子そのものが速すぎるため、当たらない確率も高く、あまり多用できる技ではない。無拍子だけで手一杯の剣士には中々に難しい奥義であり、集中力が極限にまで高まっているときにしか使用できないだろう。しかし当たればその威力は相当のものである。
我流奥義
我流奥義は霊刀の性能と少女の剣士としての技術をフル活用した業の事を指し、その性質から小桜柚月以外には使用が難しい。威力などは凄まじいものばかりだが、その威力の高さから下手をすれば自分の命が危うくなる場合すらある危険なモノばかりだ。
大氷刃〝紅雪〟 氷で足場を作り、刀に多量の氷を纏って上空から叩き下ろす。耐久度はともかく重たさはかなりのものになるため、威力は絶大。
縛刃〝雪月花〟 超高速の刺突から、霊刀の能力を限界にまで引き出し強制的に暴走させ、冷気を爆発させる。万物を凍らせる冷気は触れたあらゆる物を凍結させ、静かなる死へと誘う。ただし暴走させるのは使用者自身の気力や体力もとんでもない勢いで奪っていくため、多用すれば死ぬ事すらも考えられるほどである。
超絶抜刀〝虚空〟 この奥義は霊刀の性能を必要としないものの、その発動の難しさと威力の高さから我流奥義に分類されている。簡単に言ってしまえば瞬華の二刀流バージョンであり、無拍子の使用により移動する中で二本の刀で居合抜刀を行うという業。言葉にするのは簡単だがただでさえ難しい瞬華を刀二本で行うというのはとてつもなく難しいもので、現在の少女では発動しても成功する確率は限りなく少ない。


経歴

幼少~高校入学まで
+ ...
捨て子で、記憶があった頃にはもう孤児院で生活していた。
孤児院の先生が剣術の達人だったため、少女も先生に師事し、幼い頃から剣と触れ合い生活することとなる。
これ以上孤児院に迷惑を掛けたくなかったため全寮制の女子高に入学をする。
その後
+ ...
【四堅覇者】の誘いで【王国】に将軍兼剣術師範として仕えることとなる。
王国入国後もちゃんと高校には変わっているためちゃんと女子高生のまま。
王国独立戦争で敵兵を殺し国民を守りきれなかったり、剣を失ってしまったりと色々な事が重なり精神的ダメージを受けまくるもそのたびに周りの人間に助けられ少しつづ成長していく。
雪月花を失ってしばらくして、王国宰相の【四堅覇者】に届け物を頼まれとある刀鍛冶の店を訪れる。
そこで現在所有する刀、霊刀『玉響』を刀匠から譲り受けた。
王国で借りているアパートでクトリャーチカと同居していた。
生き返ってから
+ ...
普通(笑)の女子高生にして王国の将軍、小桜柚月は公園で暇つぶしに鍛錬を積んでいた所で能力者に襲われ、死んでしまった。
一時的に黄泉還りを果たし、霊刀、氷姫を刀匠へ返却し、強くなって生き返ると宣言して地獄へと帰っていった。
その後、地獄にて彼女の使用していた剣術の初代当主、剣極の麗人こと貴島雪子と邂逅し、勝負を挑むも化け物じみた強さの雪子に完敗。
悔しかったので雪子のもとで修行し、強くなることを決意。
そこで彼女は刀争術の上の次元、刀葬術を学ぶ。
その後修行を終えた柚月は雪子のアドバイスの通りにとある人物に会いに向かった。
壱式から陸式まで連なる格闘術の原型、零式使いの元だ。
雪子曰く、最強とのこと。柚月からしてみれば雪子も充分最強な気がしたがあえて気にせず柚月は零式使いを探し、とある男の下へと辿り着いた。
柚月は再び節操なしに勝負を挑み惨敗。悔しかったので男のもとで修行しもっともっと強くなることを決意。
そこで彼女は歩法である無拍子を会得した。
そんなこんなで強くなっていった柚月であったが、男との修行を終えた所でようやくあることに気づく。
「あれ?どうやって生き返ればいいのかしら」――――。
面倒だったので柚月は死後の世界で一番偉い人に会って頼んでみようと考え、それっぽい所へと向かった。
そこにいたのは閻魔大王、ハデスとルシファーと名だたる地獄、魔界、冥界の王達だった。
柚月はドン引きしつつも生き返りたいと頼み、言うことを聞いてくれなかったので更に三人相手に勝負を挑む。
長い時間戦い続け、結果はなんとか引き分けにまで持ち込むことに成功する。
人間のくせに妙に頑張る少女を三人の王は認め、時々地獄での仕事をこなすことを条件に生き返ることを許可した。
こうしてなんだかんだして、柚月はなんとか生き返ることが出来たのであった。
そして現在。
なんだかんだで色々あったけどなんとか高校を卒業した小桜柚月。
そのまま将軍として働き始めてなんかがんばってるっぽい。

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「目指すは最速の太刀……ってところかしら」


+ ...
設定置き場及びメモ
王国NPCについて
少女専属の侍女と補佐が一応ついている(設定)
また現在姉と一緒に生活している(詳しくはSSスレ参照)

侍女 レイナ・コレット
何かと柚月にいろいろな服を着せようとしてくるメイド。
年齢は柚月の一つ下で、学校では彼女の後輩である。
高い事務能力を有し、王国にいる侍女の中でも総合的な能力はトップクラスらしい。
実は有事に備えて薙刀術なども習得しているが、柚月自身はそのことを知らない。

補佐 レイン・アルバート
好青年。柚月より幾つか年上で、もう既に結婚しているとかしていないとか。二十代前半。
幼い頃から優秀で、突出した能力を持っていたために周囲から疎まれ、あえて能力を普通レベルにまで落としていた。
兵士として訓練を受けている時にそのことを柚月に見抜かれ、最終的には彼女の補佐として能力を存分に発揮している。
彼が居ないと仕事が回らなくなる可能性がある程度には優秀。

+ ...
性別  女
名前  小桜葉月
年齢  25
誕生日 10月1日
身長  167cm
体重  55.8kg
趣味  睡眠
好き  だらけること
嫌い  己
トラウマ 魔帝

諸事情から柚月の両親が殺された際に姿を消す(SSスレパート5>>262-269参照)
その後力を求めて彷徨い流浪の旅を続け、北欧のとある国に辿り着く。その国の軍は完全なる実力主義で、若かろうが女だろうが実力さえあれば上にのし上がる事が可能だった。
容易に自らの成長を測る事が出来ると彼女は考え軍隊に入隊、若くして階級をどんどん上げていき、やがて中佐にまで上り詰めた。
中佐になってしばらくした所で探していた存在の情報を掴み、軍隊をやめて妹の元へと姿を現す。
現在は妹の家に一緒に住んでいる。仕事時はクールで出来るカッコイイ女性なのだが、プライベートではだらけるのが好きなダメ人間。そして現在は無職。
普段は柚月が支援などいろいろ手を回している施設で手伝いをしたり、柚月の元で訓練を重ねている兵士達と剣術を学んだりしている。ただし彼女の剣術の腕前はかなりのもので、総合的な戦闘能力は柚月に勝るとも劣らない。

弟子について
王国で戦争孤児などを預っている施設に、柚月は暇な時に出かけている。
彼女自身が孤児院の出ということもあり、いろいろ援助などもしているようだ。
そこで柚月は子供たちに剣術を指南しており、子供たちからは師匠と慕われているらしい。
中でも数人目をかけている子がいるとのこと。

弟子其の一
+ ...
性別  女
名前  橘 桃子(タチバナ トウコ)
年齢 15歳
誕生日 3月3日
身長 148cm
体重 39kg
趣味 鍛錬
好き 師匠、コーラとお菓子
嫌い 戦争、帝国

小桜柚月の弟子其の一。王国独立戦争の際両親を失い、戦争孤児となる。
彼女の母親は代々シュプレームに住む生粋の教団教徒で、父は行商人としてシュプレームに訪れた際に母親と出会い、農民としてシュプレームに住むことになる。二人共無能力者の一般人である。
彼女達は偶然小桜柚月が防衛を担当する地区に避難しており、敵の攻撃によって数名の死者が出てしまい彼女の両親も其処に含まれていた。
小桜柚月はそのことをひどく悔み、施設などに大量の寄付を行いながらもトウコの事を何かと気にかける。
トウコ自身は守ってくれた柚月に感謝していたのだが、柚月はどう償えばいいか迷い続けており。
このままでは柚月は悩み続けるだろうと察したトウコは、柚月から自らを守るための剣を教わることで柚月の罪悪感を消してもらおうと考える。
何より戦争で剣一本で敵に立ち向かう姿、剣術に関しては他の追随を許さない実力にトウコは憧れていた。
それからトウコは柚月の元で剣術修行を始める。彼女は剣の才能は並だが努力と執念は人並み外れており、強さへの渇望もまた小桜柚月と同等か其れ以上のものを秘めていた。
そのため幼いながらも着実に実力を身につけてきており、柚月も彼女に一目置いている。

弟子其の二
+ ...
性別  女
名前  フランチェスカ・リオーネ
年齢  15歳
誕生日 4月10日
身長  140cm
体重  32kg
趣味  ゲーム
好き  格ゲー、漫画
嫌い  死、

小桜柚月の弟子其の二。複雑な経緯で王国へと辿り着き、施設にて生活している。
元々は遥か東に在るとされる太陽の昇る国、暁の国と呼ばれる国の姫。国民からも暁の姫として親しまれていたが、革命によって王家は彼女を除いて皆殺しにされてしまう。
彼女一人だけが逃げ延び、王国へと辿り着くと小桜柚月に保護され、施設で生活することになる。
それから彼女は力がなければ奪われるのだという信念のもと、柚月から剣術指南を受ける事となった。

勝ち気で熱血的な性格。しかし家族が皆殺しにされる精算な光景を見て以来、常に物事を恐ろしく冷え切った思考で見るもう一人の自分が心の奥底に潜んでいる。
実力に関しては未知数。トウコのライバル的な存在で、性格なども真逆。
剣術を学んでいるが、其の一方で絶対にもう誰かが死ぬところを見たくないと願っており、持ち歩く得物も真剣ではなく木刀。
運動は少し苦手だが勉強、その他家事などあらゆる能力は平均以上。王家としてそれなりに厳しい教育を受けてきたらしい。だが時々常識が欠落している。

柚木ちゃんの師匠について
柚木の師匠は貴島伍式刀争術三代目当主、神坂紫雨である。
その腕前はかなりのもので、一瞬にして千の斬撃を放つとも言われている。
破魔の聖剣、紅時雨を所有しており、剣士の世界では知っている人は知っている、程度の知名度はあるようだ。

貴島雪子について

刀争術の創始者にして初代当主。
柚月いわく化け物じみた強さということでその実力は柚月の師匠である神坂紫雨以上。
剣極の麗人という二つ名を持ち、剣術の腕はかなりのモノだったらしい。
速さと技術を武器にした戦い方は小桜柚月と同様だが、経験の差か実力は雪子のほうが数段は上。
ただし幼いころより病弱で身体が弱かったため、若くして死んでしまったという。

零式使いについて

柚月の扱う剣術、伍式を含めた壱式から陸式までの源流である零式を扱う事のできる男。
生きていた頃には武術の神とまで言われ、ありとあらゆる武術に精通していた。
あまりに強すぎたため己より強い者を探すために放浪を続け、その旅の途中に出会った数人の武術家を弟子にし、彼らが後に男の戦闘スタイルの一部を継承してそれぞれ壱式から陸式の名を冠した武術が生まれる。
強い。めっぽう強い。柚月いわくもう表現する言葉が見つからないとのことで、その強さは雪子以上だという。


魔帝ちゃんの設定について
柚月の行った死後の世界はいろいろ入り乱れている世界。
そのため閻魔大王やハデス、悪魔なども住んでいた。
そんな巨大な死後世界をかつて掌握しようとした物がいた。
魔帝――――彼は後にそう呼ばれるようになる。彼は死後の世界の覇権を握ろうと世界を暴れ回り、破壊の限りを尽くした。
死後の世界の有力者たちがなんとか力を合わせて魔帝を封印するも、封印状態で人間界に脱出、そして柚月の双子の兄として転生する。
柚月の右目の魔眼もそれが原因であるが、本人はそこら辺は全く知らない。

右目の魔眼
本来柚月の目は両目とも月の色をしているが、双子の兄に魔眼を強制的に植え付けられ血の色に染まっている。
魔眼と行っても本人に有効な効果は無く、常に魔帝に柚月の位置情報や戦闘能力などの情報を送ったり、また身体能力を抑制したりといった、本人に悪影響を及ぼす効果しか持たない。
柚月本人は覚えていないものの、本能的に兄を嫌っているため、魔眼も無意識に忌まわしいものだと理解しており常に眼帯で其れを隠している。

【皎刃白貌】から【鏡心一閃】への変更点について。
魔眼による身体能力抑制の解除。
魔帝に植え付けられた右目の魔眼により、力の一部を奪われ身体能力が抑制されていたが三人の王の計らいによりそれが解除され、【皎刃白貌】時代より身体能力が上昇した。

達人状態との人格統合について。
少女は元々天才的な剣術の使い手だったが、あまりに上達が速かったため技術ばかりが突出し、精神面ではそこら辺の少女とそう変わりはなかった。
しかし王国で将軍になって以来、いろいろな敵とぶつかり合いある程度成長し、精神面でも達人となっていく。
だが戦闘時と日常生活時ではやはり使い分けていた。(あたし=私)理由は達人状態の彼女は好戦的で戦闘狂の気があったからである。
それが雪子との修業を経て人格統合し、常に達人状態での戦闘が可能
になった。

刀争術の原文
その始祖は北辰一刀流という大衆にもかなり広まった剣術の使い手である。
武者修行の最中にあった剣術の天才、その腕に惚れ込み弟子入りし、その修行の中で貴島伍式刀争術を編み出したとされている。


非力な人間でも扱えるように改良された剣術。「それ剣は瞬速。心・気・力の一致」と剛に頼らず、剣をより早く届かせることを剣の極意としている。
千葉周作を創始とする北辰一刀流の流れをくんでおり、極意もまた北辰一刀流が原型。現代剣道の基礎を作ったとされる北辰一刀流は合理的な指導法で剣術の大衆化を図ったとされており、その派生である貴島五式刀争術も頑丈な基礎を元に扱われる。

合理的で扱いやすさを根本においた大衆向け剣術が基盤であるため、極めずともある程度の戦力を得ることが可能。頑丈な基礎を土台に『動作の最適化』を行い、更に極地に達すると『動作の最速化』『攻撃の無力化』に重点が置かれる。

非力な人間が扱うことを想定しているため、力技などはほとんど存在しない。
また、腕力などを競い合う鍔競り合いなどは苦手としており、その反面で剣を絡め取ったり受け流したりといった技術が発達している。
とはいえ、あまり巨大な力だと受け流すことすら出来ないため、やはりその極意は〝より早く剣を相手に届かせる事〟である。

+ 聖刻イベント・パートナーキャラ概要
クラス アサシン
属性 秩序・善
相性 最良・普通
起源 斬撃
性別
名前 貴島 雪子
年齢 不詳
誕生日 十月十日
身長 166cm
体重 不詳
趣味 剣術
好き 子供・辛いもの
嫌い 自分

-概要-

小桜柚月の扱う剣術の初代当主にして、剣極の麗人の二つ名を持つ剣士。
天賦の才とも言うべき剣術の才能を持っており、常人では辿り着くことの出来ない領域にその身を置いている。
その代わり日常生活が送れない程壊滅的に他の才能がなく、剣術以外はなにをやらせても全く駄目。

性格は非常に穏やか。アサシンのクラスは、生前の行いによるもの。

年齢は不詳だが見た目は二重代前半といったところで、二つ名からも分かる通り美しい容姿をしている。
腰辺りまで伸びた黒髪に、透き通るような白い肌。白の和服を着ている。

-能力-

【刀葬伍式】

剣術を磨き続けた剣人。
全くの無能力者であるが【鏡心一閃】を凌ぐ戦闘力を有している。

[Class]

アサシン

[Arts]

剣術:A

[Status]

筋力 耐久 敏捷 異能 幸運 宝具
D D A E D B+

[Skill]

気配遮断:C

自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

心眼(偽):A

直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。

鏡心:A+++

流派固有スキル。ランクは習得度を示している。
気配察知・精神防御などの効果を持つ。
前述の気配遮断はこのスキルの恩恵。

天賦の才(呪):?

文字通りとある事柄に対する天賦の才を持つの証。
【刀葬伍式】の場合は“剣”。
ただしその他の事柄に対してはまるで才能が無い。まるで呪いにでもかかっているかのように。

あいどる~♪

呪いさえ弾く職業適性。
さぁ!今こそ決断(転職)の時ですよ!!

-宝具-


≪水鏡なる波光≫

分類:対人 Rank:B 備考:装備品
異能を切る事で、その能力を刀身に記憶する剣。
宝具名を詠唱する事により、記憶した異能属性を纏った一撃を放つ。
ただし、異能を記憶するためには同じ相手と二度以上戦う必要がある。
現在記憶している能力は【鏡心一閃】のみ。

貴島雪子はその生涯において決して異能を持つ刀を扱うことはなかった。
一応所有はしていたのだが、常日頃から振るうのはなんの能力もなく切れ味も何もかもが平凡な刀だけ。
これは彼女の師匠に当たる人物が一切の異能なしにあらゆる武術を極めていたからであり、其れに対抗し異能無しで師匠に勝ちたかったからという理由。
しかしながら今回、聖刻戦争が始まる少し前に嫌な予感を覚えた彼女は、倉庫の奥深くに封印していた一振りの刀を引っ張りだす。
其れこそが彼女の宝具≪水鏡なる波光≫。戦で数百人もの人間を殺し尽くし、其の血と魂によって異能を記憶する異能を持つまでに至った〝魔刀〟である。

≪絶葬・遍く断つ至高刃≫

分類:対人 Rank:B+
精神統一の後に放たれる“飛ぶ一閃”で、空間切断能力を持つ。(空間系宝具に特効、防御不可とは別物)
技の威力は使用者の精神状態によって上下する。

経歴

ごく一般的な百姓の娘。しかし彼女は生まれ持って天賦の才と同時に周りを傷付けずにはいられない異常性に蝕まれていた。
そんな彼女の精神を落ち着かせるために、彼女の親は村に在った道場に彼女を放り込む。
そこで彼女は才能を発揮、幼くして周りの兄弟子達を凌駕する実力を身につけ、同時に強くなる快感と強者と激突する愉しさを見出す。
直ぐに道場の人間では物足りなくなり、彼女は一振りの刀だけを持って武者修行の旅に出た。
各地にいる強者の噂を聞きつけては倒し、名のある道場へ赴いては道場破りをする。合戦が在れば嬉々として向かい、雑兵も古強者も皆殺した。
やがて血を吸い過ぎた彼女の刀は妖刀へと変化するが、彼女にとってはそんなことはどうでも良かった。
とにかく剣術を磨き、強くなり、他者を圧倒する。彼女にとっては其れが総てだった。

そして十数年の武者修行の末、彼女は一人の男に辿り着く。
曰く、武神。武術を極めし男。彼女が挑まぬ筈もなかった。
彼女は挑み、生まれて初めて敗北した。特殊な武器も無く、ただの棒きれを得物とした男に全く歯が立たなかったのだ。
生まれて初めての経験。彼女は戦慄と同時に歓喜した。上には上がいる。ならばまだ自分も強くなれるのだ、と。
彼女は男へ弟子入りすることを決意した。
しかしながら男は元来争いを好まぬ質であり、弟子を取るつもりもないとあっさり断られてしまう。
だが其の程度で諦める彼女ではない。放浪の旅を続ける男に付きまとい続け、そして挑み続けて一年。ようやく彼女は男へと弟子入りすることとなる。

そこで彼女が学んだのは剣術ではなく、力の恐ろしさと正しい使い方だった。
ただ殺すだけの刃の虚しさ。無意味に強くなったところで、其のような力に意味は無いのだと、男は彼女にそう説いた。
何より彼女は十分に強すぎた。男に一年間挑み続けた結果、彼女と男のみが扱うことが出来る剣術さえも完成していたのだから。
数年付き従い、其れを理解した彼女は今までの行いにひどく後悔することとなる。
ただ一度の合戦で彼女が何人殺したか。殺しに殺して手に入れた『剣極の麗人』の二つ名すらも、忌々しいものにしか聞こえなくなった。

彼女は修行を終えると、國を出る。そして争いのない田舎へと渡り、孤児を育てる施設を作った。
自分は殺しすぎた。だからせめて育てて償うのだ、と。
精神を真っ直ぐにするために剣術も教えた。己を守り、大切なモノを守る為の剣を教えた。
ただひたすら殺すためだけに編み出された自分だけの剣術は、教えるつもりもなかったし使える人間もいなかった。
その後彼女は妖刀の呪いを受け、若くしてその生涯を終えることとなる。
彼女が作った施設と道場は今もなお存在しており、小桜柚月もその施設出身である。

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最終更新:2014年09月02日 18:59
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