三無 ◆KZSrtpudYM
23 名前: ◆KZSrtpudYM [] 投稿日:2012/02/18(土) 01:32:08.05 ID:jUFPQF6v0 [3/4] 同窓会で酔った友人は「烈士暮年壮心巳まず」と称し 曹操の漢詩を浪々と詠いあげた。 酒びかりした額に意思の強い眼を宙に据え詠う様は まさに老驥千里を行くが如しの気概にあふれていた。 神 亀 雖 寿 神亀(しんき) 寿(いのちなが)しといえども 猶 有 竟 時 なお竟(おわ)る時(とき)あり 謄 蛇 乗 雲 謄蛇(とうだ) 霧に乗(じょう)ずるも 終 為 土 灰 終(つい)に土灰(どかい)となる 老 驥 伏 櫪 老驥(ろうき) 櫪(れき)に伏すも 志 在 千 里 志(し) 千里(せんり)に在(あ)り 烈 士 暮 年 烈士(れっし) 暮年(ぼねん) 壮 心 不 巳 壮心(そうしん) 巳(や)まず 分類:漢詩、作者:曹操、引用:「歩出夏門行」 寿命が長いと言われる亀でも、いつかは死ぬ時を迎える。 霧に乗じて大空に舞い上がる竜でも、いつかは死んで土くれとなる。 だが、1日に千里も走ると言われる驥(き)は、年老いて馬屋につながれても、 志(こころざし)だけは千里のかなたに馳せている。 それと同じように、男らしい男は、人生の晩年になっても「やらんかな」の気概 だけは失わないものだ。