廊下の奥、開く筈のない扉を潜り抜け、レオは再び海(ダンジョン)へと赴いた。
平凡なお昼前の学校。誰も近寄らない筈の校舎の片隅、そこを一歩抜け出した先に、その海はある。
ぶくぶくと鈍く響き渡る水の音、海の深部ゆえに伝わってくる無言の圧力、そして何より幻想的な深海の図。
薄明りにぼんやりと照らされる美を足下に、レオは海に浮かぶ簡素なワイヤーフレームを踏み鳴らす。
こつこつ、と靴音が響く。それに追随して鎧がこすれあう金属音も聞こえた。
とはいえ共に落ち着いた響きだ。そこに焦りはなく、あくまで優雅な進軍であった。
――AGGAAA
――GBBGGG
遭遇したエネミーをガウェインが出会い頭に斬り伏せる。
アリーナの各地でプレイヤーを待ち受ける彼らはどれも簡素なフレームと画一的なテクスチャでできている。
――GAGBBG
――BGBAAB
レオの指示に一切無駄はない。
彼にしてみればこのアリーナは既に一度突破(クリアー)した場所に過ぎない。
ポップするエネミーも当時と何ら変わりはなく、パターンも既に分析済み。迷うことなどありえない。
「よかったのですか?」
そうしてアリーナを踏破していく最中、ガウェインが落ち着いた声色で問いかけた。
レオは泰然と「何がです?」と聞き返す。会話の最中も視線が交わることはない。その必要もないからだ。
共にまっすぐと前を見据えている。
「あの少女のことです」
「トモコさんのことですか」
その問いさえ予期していたようにレオは答えた。ガウェインはきっと微笑みを浮かべていることだろう。
「大丈夫ですよ。いや、大丈夫にしてみせます」
レオもまた口元を釣り上げ言った。サイトウトモコ――否、スカーレット・レイン。
彼女はいまジローと共に図書館で情報分析作業をしている筈だ。外面的にはジローの手伝い、ということになっているが。
図書館での情報分析を一時間ほど続けたのち、レオは再びアリーナへと戻ってきた。
情報収集がひと段落し、休息を挟んだことでステータス的にも余裕ができたからだ。
何しろ時間がない。できることは並行して行っておきたかった。
(このダンジョンを踏破する頃には、例のあのファイルの解析も終わっていることでしょう)
既にゲーム開始から12時間弱。与えられた時間を半分消費したことになる。
それまでに何とかウイルスについてだけでも指針を示しておかなくてはならない。
――BAGBAG
――AGBAGB
HPを削り取られたエネミーが消滅する。
あと少しでこのフロアは終わりの筈だ。
「彼女はいま『見』の段階なのですよ」
「というと?」
レオは笑って言った。「試されているのですよ、他でもない僕ら生徒会が」
「トモコさんは強かな人です。こうして集団に属していながらも、全てを開示することはない。
選択肢を削りたくないのでしょうね。どう動くにせよ、あとから上手く動けるよう身を振っている」
ファーストコンタクトの時点で、レオは彼女にそういった部分を感じていた。
それはいわば直感的なもので、明確な根拠はない。しいて言えば西欧財閥の王として多くの人を見てきた経験、だろうか。
そしてその経験上、レオは知っていた。
強かな女性を口説き落とすのに必要なのは言葉ではない。論理でもないし、勿論感情でもない。
「必要なのは行動です。僕ら生徒会が運営を打破し、このゲームから脱出することができる――そう思えるだけの行動を示さねばなりません。
有能さを示してやるんですよ。そうすれば自ずと結束は強まっていきます。
だから僕は彼女に副会長と言う役割を振ったのですよ。見ていて下さい、という挑戦状を叩きつけた訳です」
と、レオは何でもないことのように言った。
事実彼にしてもみればこの程度のことは生まれてからこの方叩き込まれてきた帝王学の一部に過ぎない。
偽名が発覚したからといって彼女を信じないことも、ましてや正体を明かせと問い詰めることが悪手であることは、言うまでもない。
まずは王が動き、指針と結果を示す。そうすることで集団は統率されていく。
(だから寧ろ問題は――)
レオは歩きながら声には出さず呟く。その脳裏に浮かぶのはサイトウトモコの見た目麗しい顔と、それに重なる様に浮かぶメンテナンスの際の強かな表情だ。
彼女の性質、能力などは大まかに像ができている。彼女が集団に置いてどういう立ち回りを見せる人物なのかは、これまでの接触の中でレオは把握しているつもりであった。
それで充分であるはずだった。王であるうちは。
(しかし、それでは彼女という「人間」を知ったことにはならないのです)
その問題はレオもまた自覚している。自覚した上で、遠くから見つめていたのが今までの自分だ。
「………」
ガウェインは何も言わなかった。
きっと指摘するまでもないと思ったのだろう。その姿に、レオはこれ以上ない忠節と親愛を感じ、深く感謝した。
――AAGAGB
――GGBGBA
また一つエネミーを撃破し、レオは奥へと進んだ。
これでこの層も踏破(クリアー)。この層のミッションもまた[ダンジョンの踏破」であった。まだまだ序盤ということか。
「行きますか、レオ」
闘技場へと繋がるゲートを前に、ガウェインが言った。
さて次はどんなボスがでてくるか。何がでてきても斬り伏せてみせよう。それが示すべき行動だ。
レオは無言でうなずき、門を潜って行った。
同時にあるいは何も出てこないかもしれないとも思った
ここはあくまで未完成品のダンジョンなのだから。
あるいは没データとも。
◇
Dural/Magisa Garden
ありとあらゆる情報が水となり流れとなり海となっている。
電子の海の遥かな奥、最奥ではないしても海面はまだまだ遠い。水音の耳を傾ければ、原始の音が思い起こされる。
そんな奥深い場所に六番目の闘技場はあった。
レオはガウェインと共に足を運んだ時、不思議と懐かしさを覚えていた。
二度と訪れる筈のなかった場所。あの頃の自分はまだ完全無欠で、同時に何も知らなかった。
――そこで待っていたのは、一人の少女と小さな兎だった。
その少女の髪は、艶やかな黒色だった。
二つに結われた美しい漆黒が揺れる。それと対称的な白い肌、そしてキッと前を見据える麗しくも力強い瞳。
小柄ながらもくっきりとした存在感を、愛らしさの中にも凛々しさを彼女は兼ね備えていた。
蝶に似た露出度の高いドレスを着こなし、彼女は挑戦者を待ち受けている。
それに寄り添うように、小さな、デフォルメされた兎が居た。身長は少女の膝程度しかない。
ぬいぐるみのような兎は所在なさ気に佇んでいる。
「この層のボスは随分と華がありますね」
彼女らを見たレオは一言そう漏らした。
一層のドールと比べれば、彼女らの方が相対していて楽しいものだ。
「来たか」
その文言が表示されると同時に少女が口を開いた。
その迷いないまなざしは凛々しいが、同時にどこか作り物染みている。
恐らくは彼女も闘技場の対戦相手と同じくどこかのプレイヤーを基としたNPC――そう当たりを付けた。
「ガウェイン」
「ええ、行きましょう」
レオは頷き一歩前に出でた。これより戦闘が始まることになる。すっ、と彼は集中を高めていった。
そしてウィンドウが開かれた。
[HERE COME NEW CHALLENGERS!]
そして次の瞬間、少女たちの姿が消え失せた。
「……っ」
僅かな驚きを持ってレオは相手を見た。
そこに見た目麗しい彼女らはいない。代わりにいるのは――白銀と薄青のマシン。
人と同じく四肢を持ち、人と同じく目を持つ、ロボットだった。
「細かいことはいい」
白銀のロボットが構えを見せた。鋭角的なフォルムにたなびくマントが雄々しさを感じさせるも、胸部に垣間見える曲線は女性のもの。
見た目は変わりつつもその凛々しい造形は今しがた姿を見せていた少女を思わせた。
「ではッ」
彼女はざっと地を踏み鳴らし、
「征くぞ!」
闘技場を駆け抜けた。
真直ぐに――レオとガウェインへと。
速い。そして迷いがない。その事実をレオは冷静に受け止めた。
――xxxAxx
――AGBGGB
これまでのエネミーと違い、ボスは全く情報のない初見の相手だ。ほとんどの手が読めない中での第一ターンとなる。
まずは小手調べ。白銀のロボットの大体の強さを把握することを心がける。
――AG
まずは初手はともに牽制を。速度を重視した拳がガウェインを襲い、彼もそれに応じて攻撃をいなしていく。
――AA
では、と攻勢に乗り出したガウェインを敵は軽やかに避け、カウンターを決める。
が、そこで怯むガウェインではなく、読めていた第四工程(コマンド)で反撃を決める。
受けたダメージ量も重要なデータだ。レオはステータス画面と戦況を比べ、分析していく。
――G
共に様子を見て……
――B
力を込めた一撃をはなつ。大剣と拳がぶつかり合い、金属音が反響し、衝撃となって互いに飛び散った。
これで一先ず第一の打ち合いは終了。白銀のロボットが一度距離を取ったのを見越し、ガウェインもまたレオの下へ。
「どうですか?」
「はい、レオ。中々の技術と重みを感じました。
ですがまだ発展途上です。才気煥発ですが、現時点ではそれだけです」
「なるほど、潜在能力はあるがステータスが足りない、と。あのアバターの基となったプレイヤーにも何時かお会いしたいものです」
言葉を交わしながら、レオは画面を操作する。たった一度の打ち合いであるが、そこで得られた情報を精査すれば力量はおのずと見えてくる。
これまでの情報をまとめ、この階層のボスもさして苦にはならないだろうと判断する。
「あとはもう一方ですが……」
レオは所在なさげに佇む薄青のロボットを一瞥する。
その姿は痩せた少女のそれだ。痩せた薄青のフォルムにロングヘア。ご丁寧にカチューシャまで添えられている。
アクティブに動く白銀のロボットと違い、彼女の方はどこかおどおどとフィールドに立っている。
が、レオの視線に気づいたのか、ロボットはびくりと肩を上げ、そして
「……っ」
ガウェインが息を呑む。彼が反応が遅れる程の速さでその敵は跳躍したのだ。
が、浅い。その一撃は彼の鎧の弾かれ、さしたる衝撃もないまま彼女は再び跳躍し、しかし上手くコントロールできていないのか着地に失敗していた。
「なるほどあちらのアバターは随分と極端な性能の持ち主らしいですね。
その様を分析し、なるほどとレオは頷いた。その目線の先には一撃を受けたにも関わらず全く減っていないHPゲージがあった。
ガウェインすら驚くほどの素早さを見せながらも他のステータスはあまりにも貧弱。恐らくは敏捷極振りのアバター。
「さて、これらの情報を基にして、と」
レオは楽しげにつぶやきながら、メニュー画面に据えたある項目を選択する。
[_search]そんな文言がウィンドウに映り、僅かな通信時間を経て起動する。
「では、さっそく試してみましょうか」
そのウィンドウには検索画面が表示されている。それは図書館でしか使えない筈の検索システムだった。
レオが先の図書館での情報収集の際に組んでみたコードキャストだった。
プログラム自体は単純なもので、図書館にダミーアイコンを打ちこんでおくことでシステム側に自分がそこに居ると思わせ、たとえダンジョン内に居ても検索システムが使える、というものだ。
動作確認はしていなかったのだが、みたところ特に問題はなさそうだ。この調子でシステムに干渉できる余地を探していきたい。
と、その間に白銀のロボが迫ってきた。
レオはガウェインに迎撃を命じる。あくまでHPは削りきらないように、と付け加えて。
自分の目的はこのゲームの打破であり、ダンジョンを踏破すればいいというものではない。
実質的なステータスではガウェインが負ける筈もないが、しかしそれだけでは駄目だ。
コロシアムの時と違い、システム的なバックアップも整いつつある今、得られる情報は完全に分析しておきたい。
ただ敵を倒せばそれでいい、というものではない。
これはゲームであるかもしれないが、自分の使命はゲームをクリアすることではなく。ゲームを内部から破壊してやることなのだから。
レオはそのことを見誤らず理解していた。
《アルミナム・バルキリー(Aluminum Valkyrie)》
登場ゲーム:Brain Burst 2039
メタルカラーの女性騎士型デュエルアバターであり、装甲強度はそれほど高くないものの、現実世界で身に付けた武術の経験を活かした近接格闘戦では無類の強さを誇り《完全一致》とされる。
反面、間接攻撃への耐性がないことが弱点。
情報を入力し白銀のロボット――バルキリーのマトリクスを埋める。
聖杯戦争の際にも使用されたデータだ。完成したマトリクスは3段階目、というところだろうか。完全ではないが、これでほぼ敵の手が見える筈だ。
同時におや、とも思う。出典のゲーム名に見覚えがあった。
「ガウェイン。白い方の分析は終わりました。現時点ではこれで十分でしょう」」
「では」
バルキリーと激しく打ち合うガウェインにレオは命令(コマンド)を下した。
「決めなさい」
――AGxAGB
――GBAGBA
「はっ」とガウェインは雄々しく声を上げ、剣を振るった。
打ち合ってまださほど時間はないが、既に敵のリズムは見えている。互角の勝負を演じていたこれまでとは一転、的確な動きでバルキリーを追い詰めていく。
これが本当の対人戦ならいざしらず、この敵はあくまでそれを基にしたNPCに過ぎない。アルゴリズムを看破するのはさして難しくはなかった。
そして攻防(ターン)はガウェインの全勝で勝利し、バルキリーは「くっ」と膝をついた。
「さて、あとはあの極端なアバターですが」
バルキリーを下したのち、レオはもう一体の敵を見つめる。
彼女は倒れたバルキリーに心配そうに駆け寄っている。
「レオ、ではもう一体の方も……」
「待ってください、ガウェイン――何かをやろうとしています」
勝負を決めようとするガウェインを静止し、レオは敵の動きを見た。
彼女はバルキリーにまたがり、その手に小瓶を持った。
あれは恐らく《アビリティ》か《アイテム》だ。敵がNPCであることを考えれば前者である可能性の方が高いか。
本来ならば出させる前に倒すべきだが、情報収集の意味でも、レオは敢えてそれを放置した。
そして、彼女は小瓶を割った。
「《イート・ミー》」
次の瞬間、彼女の存在が――反転した。
爆音が轟き、何かが砕けるエフェクトが発生する。
肌がぞっとするほど冷えていく。氷ですか、とレオは分析した。
そこには異形が居た。
先までの可憐な少女型アバターはいない。黒く巨大で、恐ろしいバケモノがいた。
《アイリス・アリス(Iris
Alice)》
登場ゲーム:Brain Burst 2039
紫寄りの青の近接系デュエルアバター。高い敏捷性を持つが、その他のパラメータは壊滅的に低い。
初期状態では必殺技もアビリティも持たないが、小瓶型の強化外装『リトル・ボトル』が壊れることで使用可能になるアビリティ『ツーフェイス』により、パラメータが裏返り、鈍重な巨人型アバターとなる。
この状態では周囲の敵をブリザードで凍らせる必殺技『スノウ・デビル』を持ち、一度なった場合対戦が終了するか、ポータルに入らない限り元に戻らない。
「なるほど……面白いアビリティです」
性能をさっそく検索にかけ、レオは呟いた。
レオの知る聖杯戦争で言えば「バーサ―カー化」を任意で得ることができるようなものだろうか。
こういったアビリティもあるらしい――デュエルアバターという奴は。
「レオ、どうしますか?」
「そうですね」
自分の三倍はあるかという凶暴な化け物を見上げ、レオは考える素振りを見せた。
そこに恐怖はない。どこか楽しげにですらあった。
「まぁこの層の調査はこの程度でいいでしょう。中々面白いデータが取れました」
微笑みを浮かべレオは頷いた。
そして「ではクリアしちゃいましょう」とレオは告げた。
次の瞬間、王の勅令を受けた騎士は巨人を斬り伏せていた。
◇
「さて、戻ってきましたね」
そうしてレオは揚々と学校へともどってきた。月海原学園の見慣れたリノリウムの床を踏む鳴らす。
これで第三層への道も開けた。ステータスの回復を待って次のダンジョンに挑むことになるだろう。
回復を待つ間にも図書館で情報収集や生徒会室の作成に勤しもう。データを弄ることにも大分慣れて来たし、次のメンテナンスのあとには削除されない完璧な生徒会室を作れる自信があった。。
(ハセヲさんが戻ってきて、他のダンジョン攻略要員が揃えばいよいよ、でしょうか)
レオが今後について思考を働かせながら、歩いていると、
「あ、レオお兄ちゃん。戻ってきたんですね」
不意に彼女と出会った。揺れるツインテール。赤い髪、赤い瞳。
スカーレット・レインに。
彼女はいま微笑んでいる。屈託のない、可憐で幼い笑みにレオもまた笑い返した。
「ただいま、です。副会長。非常に有意義な時間を過ごせましたよ」
「そうなんですか! それはよかったです」
「ええ順調ですよ。本当に」
言葉を交わしながら、レオは思う。
彼女のデュエルアバター/本当の姿は、如何な形をしているのだろうかと。
第二層のフロアボスで戦ったのアバターたち。人型から機械的なアバターへと切り替わること、色ごとに系統分けされた性能、そして《アビリティ》。その辺りが特徴だろうか。
どうやらコロシアムで戦ったロボットとはまた違った性能を持つようだ。
そして彼女もまた、Brain Burst 2039 プレイヤーだという。
ならば彼女にもある筈だ。あのフロアボスたちがアバターを切り替えたように、彼女にも「ほんとうの姿」とでもいうべきアバターが。
(何時か僕にも見せてくれるでしょう。時が立てばおのずと。
その時はできれば、頼れる味方として……)
「あ、じゃあ私行きますね。ジローお兄ちゃんが気分転換にキャッチボールを教えてくれるらしいんです」
そう花咲くように笑い、彼女は去って行った。
こつんこつん、と可愛らしく響く足音を聞きながら、レオは無言で図書館へと向かっていた。
自分がやるべきことを、やるために。
(ああ、そういえばそろそろ終わっていますかね)
第一層のフロアボスがドロップしたデータファイル。
それはどうやら正規のアイテムではないのかプロテクトが掛かっていたのだ。
そして先の第二層のボスもまた、トリガーコード以外にアイテムを落としていた。が、同様にプロテクトがかかっていた。
(どうやらフロアボスの落すアイテムは通常の手段では開けないようですね。
空のアイテムフォルダと同じく没ダンジョンゆえの調整不足なのか。意図的なものなのかは分かりませんが……)
何にせよ、レオは超一流の霊子ハッカー(ウィザード)である。
時間を掛ければプロテクトを解くことは難しくなかった。
第二層のダンジョン攻略と並行してできるよう、彼はプロテクトの解除プログラムを組んでいた。
恐らく解析はもう終わっている。
番匠屋淳ファイル、と銘打たれた謎のファイルの。
【チーム:対主催生徒会】
[役員]
会長 :レオ・B・ハーウェイ
副会長:サイトウトモコ(スカーレット・レイン)
書記 :空席
会計 :空席(予定:ダークリパルサーの持ち主)
庶務 :空席(予定:
岸波白野)
雑用係:ハセヲ(外出中)
雑用係:ジロー
[チームの目的・行動予定]
基本:バトルロワイアルの打破。
1:(レオの)理想の生徒会の結成。
【ジロー@パワプロクンポケット12】
[ステータス]:HP35%、小さな決意/リアルアバター
[装備]:なし
[アイテム]:基本支給品一式、桜の特製弁当@Fate/EXTRA、不明支給品0~2(本人確認済み)
[ポイント]:0ポイント/0kill
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。
1:今は図書室で情報を集める。
2:トモコちゃんの事も、可能な限り守る。
3:『オレ』の事は、もうあまり気にならない。
[備考]
※主人公@パワプロクンポケット12です。
※「
逃げるげるげる!」直前からの参加です。
※パカーディ恋人ルートです。
※使用アバターを、ゲーム内のものと現実世界のものとの二つに切り替えることができます。
【スカーレット・レイン@アクセル・ワールド】
[ステータス]:HP100%、(Sゲージ0%)、健康/通常アバター
[装備]:非ニ染マル翼@.hack//G.U.
[アイテム]:インビンシブル@アクセル・ワールド、DG-0@.hack//G.U.(4/4、一丁のみ)、赤の紋章@Fate/EXTRA、桜の特製弁当@Fate/EXTRA、基本支給品一式
[ポイント]:0ポイント/0kill
[思考]
基本:情報収集。
1:一先ず猫被ってハセヲやレオに着いていく。
2:ジローに話し合いで決まったことを伝え、レオの帰還を待つ。
3:レオに対しては油断ができない。
4:自力で立ち直ったジローにちょっと関心。
[備考]
※通常アバターの外見はアニメ版のもの(昔話の王子様に似た格好をしたリアルの上月由仁子)。
※S(必殺技)ゲージはデュエルアバター時のみ表示されます。またゲージのチャージも、表示されている状態でのみ有効です。
【レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ@Fate/EXTRA】
[ステータス]:HP100%、MP10%、令呪:三画
[装備]:ダークリパルサー@ソードアート・オンライン、
[アイテム]:桜の特製弁当@Fate/EXTRA、トリガーコード(アルファ)(ベータ)@Fate/EXTRA、コードキャスト[_search]、番匠屋淳ファイル(vol.1~Vol.4)@.hackG.U.、基本支給品一式
[ポイント]:1053ポイント/0kill
[思考・状況]
基本行動方針:会長としてバトルロワイアルを潰す。
0:今は図書室で情報収集を再開。
1:本格的に休息を取り、同時に理想の生徒会室を作り上げる。
2:モラトリアムの開始によって集まってくるであろうプレイヤーへの対策をする。
3:他の生徒会役員となり得る人材を探す。
4:状況に余裕ができ次第、ダンジョン攻略を再開する。
5:ダークリパルサーの持ち主さんには会計あたりが似合うかもしれない。
6:もう一度岸波白野に会ってみたい。会えたら庶務にしたい。
7:当面は学園から離れるつもりはない。
8:岸波白野と出会えたら、何があったのかを本人から聞く。
9:トモコに関する情報を調べるタイミングは慎重に考える。
[サーヴァント]:セイバー(ガウェイン)
[ステータス]:HP130%(+50%)、MP85%、健康、じいや
[装備] 神龍帝の覇紋鎧@.hack//G.U.
[備考]
※参戦時期は決勝戦で敗北し、消滅した後からです。
※レオのサーヴァント持続可能時間は不明です。
※レオの改竄により、【神龍帝の覇紋鎧】をガウェインが装備しています。
※岸波白野に関する記憶があやふやになっています。また、これはガウェインも同様です。
※トモコの名前は偽名で、本名はスカーレット・レインであると推測しています。
[全体の備考]
※ダンジョン【月想海】のフロアボスはアイテムをドロップします。が、プロテクトがかかっており通常の手段では開くことができません。
【第二層・六の月想海】
ミッション:ダンジョンの踏破
ボス:演算武術研究部コンビ
スピンオフ作品『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』の主人公、千明ちあきとその親友リーリャ・ウサチョヴァのデュエルアバター。
ステータスはバニラ・スライサー&アッシュ・ローラー戦のもの。
【コードキャスト[_search]】
レオが自作したコードキャスト。ダンジョン内でも図書館の検索機能を使うことができる。
ただし学校から離れると使えない為、改良の余地もある。
【番匠屋淳ファイル(vol.1~Vol.4)@.hackG.U.】
.hackG.U.の舞台裏の中で重要な立ち位置を占める番匠屋淳が妹である佐伯令子(パイ)に残したとされるファイル。
G.U.vol.1の特典ディスクとして付属し、ゲームの進行と共にデータが解禁される。
vol.1~Vol.4の内容は前作(.hack//)の総集編となる。
最終更新:2015年11月25日 12:01