すごい夢 - vivids174uc @ ウィキ

ビビッドにINして、いつもの日課を消化していると、とつぜん盟主むさすけさんから「総員！直ちにバリアを張って！」と連盟チャットで指示が出る。
同時にとりのすR4の方からも同じ指示が出る。

何事？と訳も分からないまま、バリアがないのでまずバリア購入をと動こうとしたら、画面が赤枠になる。
なるほど、どこからか攻撃が来てるからバリアなのか。
(。´・ω・)ん?　ちょっと待て。とりのすといえば、７０LV以上の実力者も多いし、LV60台もそれなりにいる。なのになぜ「総員バリア」なのか？

さすがにおかしい。という事で、基地画面から世界画面に切り替えると・・・
周辺のとりのすの基地が大炎上、３６０度から沢山のライン。まるで地獄のような景色だった。
な。。。なんなんだ・・・これは・・・

とりのすは、これまで他連盟に嫌われるようなことはしていないはずだ。
むさすけさん他、R4の方が厳しく連盟員を監視し、戦争に発展しないように毎日注意していたはずだ。なのにここにきてなぜ？

連盟チャットにて確認を取る「これどういうことです？誰かがやらかしたんですか？」
返答は「わからない、いきなり来た。状況は把握できていない」とむさすけさんとR4は言う。
メールや個チャも確認するも「宣戦布告」「クレーム」「警告」などの類は一切来ていない。

同時にむさすけさん他R4とりのすの方は、世界チャットにて状況確認などを行うも、誰も相手にしない。異常だった。

とりのすしか発言の無い世界チャット・・・そんな中一人のプレイヤーが発言をした。

【とりのす。貴様らを全員せん滅する！】

発言の主は「貴利矢」だった。連盟名がいつものLaｎSではなかった。

「BｕgS？？？」いつの間に新しい連盟が？？と疑問になっている中
貴利矢の発言は続く。

「とりのす！貴様らは、我々の血肉である愛知産のＫＯＲＮを毎日略奪し！我らが女神であるｙｏｍｉさんに対して、数え切れぬほどのセクハラの数々。断じて許せず、情状酌量の余地は、ほたろうが出てきた瞬間に(*'д'c彡☆))Д´)ﾊﾟーﾝされる位もない！
よって、バグスコープ連盟は、とりのす全員を灰燼と化すことにした！」

当然むさすけさん他R4の方々が、世界チャットで交渉をしようと訴えるも、全く聞く耳を持たず、攻撃は続く。
かろうじて主力陣とログインしていた連盟員がバリアでしのいでいるが、それも時間の問題である。

そして、とりのすは文字通り灰燼と化した・・・

世界チャットでどうどうと勝利宣言をする貴利矢。しかしこれで終わりではなかった。

「次はデストロイだ！我らバグスコープは、このサーバーを支配する！そのためには、デストロイを倒さねばならない！」

狂気の沙汰ではなかった。デストロイといえば、えーすさんのいる同盟であり、最強戦力を保持している連盟だ。そこに戦争を吹っ掛けるなんて・・・

とりのすは奇襲に近かったが、デストロイはとりのすがせん滅される間に、しっかりと準備ができていた。

バグスコープｖｓデストロイの戦争が始まった。
誰が見てもデストロイの勝利かと思われたが、ここで状況が一気に変わる。

サーカス、ドラゴ―ン、ニトロ、クオーター、シムシティなど、多数の連盟が皆バグスコープの味方となり、デストロイを総攻撃し始めた。

これにはさすがに数で劣るデストロイも劣勢となり、蹂躙されていく。
これは見過ごせない！と、ぼろぼろになったとりのすは、これまでために貯めたダイアも投入し、戦力を整えデストロイに加勢。

戦争は泥沼化した。そんな中、世界チャットに一人の人物が発言をした。

「もうやめて貴利矢！１週間も忙しくてログインしていなかった間にどうなってしまったの！ランスコープは亡くなっていて、バグスコープなんて訳の分からない連盟ができてるし、このサーバー全員巻き込んで戦争になってたり！そんなことする人じゃなかったのに！いったいどうしてこうなったの！貴利矢！答えて！今すぐに！」

そう、貴利矢がこの戦争の要因に挙げた人物、ｙｏｍｉである。

これで、いったん治まるかに思えたが、貴利矢は全く取り合わずに
「あーｙｏｍｉさん！見ててくれ！これまでさんざん僕たちの血と汗と涙の結晶であるＫＯＲＮを略奪していった人間のクズどもを駆逐しているところさ！ほらここみて！駆逐が文字通り僕たちに駆逐されてるよ！」

「何を言ってるの！こんなバカなことやめて！いつものあの愛知の農田に戻って、みんなで仲良くＫＯＲＮを作りましょう！ね！」

「ｙｏｍｉさん、それじゃダメなんだよ。ＫＯＲＮを作っても、すぐにこのクズどもがまた略奪していくんだ。僕たちは、略奪されるためにＫＯＲＮを作っているわけじゃないんだ！

答えてよｙｏｍｉさん！僕たちは！今までも、そしてこれからも！ＫＯＲＮを略奪され続ける日々を送らなければいけないの！
今、ｙｏｍｉさんが言ってることは、そういう事なんだよ！だから僕は」

「貴利矢さん！だからって戦争することはないわ！力で解決するなんて、それは一番やってはいけない行為よ！なぜそんなこともわからなくなってしまったの！」

ｙｏｍｉさんの声さえ届かない貴利矢。そこへ光闇さんが出てくる。

「ｙｏｍｉさん・・・今の貴利矢には何を言っても無駄だ・・・今の貴利矢には届かない。
なぜなら、貴利矢はウィルスに感染しているからだ。」

「ウィルスですって！？それって。。。。まさか！！！」

「ああ。信じられないかもしれないが【バグスターウィルス】だ・・・」

「そ、そんな・・・だからランスコープからバグスコープに・・・」

「ああ、安直だと思ったが、そうとしか考えられない。今の貴利矢を止める方法はただ１つ」

「現在攻撃を受けているデストロイと、共闘しているとりのすと協力して、バグスコープを倒すんですね」

「そうだ、それしか方法はない。しかし私はバグスコープ所属で、脱退がなぜかできない。つまりｙｏｍｉさん達に協力ができない。
しかしｙｏｍｉさんだけはなぜかランスコープのままだ。
頼む！これ以上犠牲者を増やさないためにも、もとの貴利矢さんに戻ってもらうためにも、
そして私たちのランスコープを取り戻すんだ！」

というところで目が覚めた。