令和の虎 要約:株式会社人生ゲーム 代表取締役 袴田啓斗
オープニング
志願者は株式会社人生ゲームの代表取締役 袴田啓斗。 彼は「インスタント」というInstagramのフォロワー自動増加ツールを広めたいと語り、350万円の投資を希望します。
志願者の経歴
袴田氏は中学卒業後、ラーメン店で6年間勤務。その後、他の飲食店で経験を積み、コンテンツ販売を経てSNS運用代行事業を開始。1年前に焼き鳥店を開業し、株式会社人生ゲームと出会い、同社の代表取締役に就任しました。
ビジネスプラン:インスタント
「インスタント」は、月間100~300人の見込み客を自動で増やすツール。分析機能も搭載し、飲食店や美容サロンなどの実店舗への販売を目指します。
虎たちの反応
虎たちは袴田氏のビジネスプランに興味を示す一方、Instagramの規約違反に関する懸念を表明。特に、自動いいねやフォロー機能について議論が白熱します。
稲葉氏の指摘
株式会社ネルプ代表 稲葉慎は、自動いいねやフォローはInstagramの規約違反である可能性を指摘。そのようなツールを使用しているアカウントは赤BANされるリスクがあると警告します。
袴田氏の反論
袴田氏は、開発者からInstagramの理念に沿ったツールであると説明を受けており、問題ないと認識していると主張します。しかし、虎たちは袴田氏の認識の甘さを指摘。
虎たちの懸念
- 自動いいねやフォローはスパム行為とみなされる可能性がある。
- 規約違反が発覚した場合、アカウントがBANされるリスクがある。
- 袴田氏の事業に対する知識不足が露呈。
- 収益モデルの不透明さ。
議論の展開
虎たちは、袴田氏にビジネスプランの改善を促し、以下の選択肢を提案します。
- 謝罪して撤退。
- 手動運用に切り替える。
- Instagramにロビー活動を行う。
袴田氏の回答
袴田氏は、手動運用への切り替えを検討すると述べますが、最終的には現在のビジネスモデルを維持する意向を示します。
虎たちの失望
虎たちは袴田氏の姿勢に失望し、今回の投資を見送ることを決定。袴田氏のビジネスプランにはリスクが高すぎると判断します。
急展開
稲葉氏が、同席を辞退する意向を示し、退席します。すると、今まで同席していた虎の1人である松本氏も退席。会場は騒然となります。
ラストステートメント
袴田氏は、全ての店舗が本当に助かると信じているツールなので、ぜひお願いしたいと述べます。
投資判断
虎たちは、袴田氏のラストステートメントを受け、投資を見送ることを決定します。
エンディング
今回のプレゼンター
- 袴田啓斗:株式会社人生ゲーム 代表取締役
- 稲葉慎:株式会社ネルプ 代表
- 東正太:株式会社ロレインブロウ 代表
- 寺田拓:株式会社一歩不動産 代表
- 松本和宏:株式会社零伸乃場 代表
- 友ハッピー:株式会社ハッピー商店 代表
- 音武洋匡:作家
まとめ
株式会社人生ゲームの袴田啓斗氏は、フォロワー自動増加ツール「インスタント」への出資を求めましたが、虎たちの厳しい質問と指摘により、ビジネスモデルの脆弱性とリスクが浮き彫りになりました。最終的に、虎たちは今回の投資を見送ることを決定しました。
詳細な要約
冒頭~自己紹介
- 令和の虎メンバー紹介。
- 今回の志願者である株式会社人生ゲームの代表取締役 袴田啓斗氏が登場。
- 袴田氏は「インスタント」というInstagramのフォロワー自動増加ツールを広めたいと説明。
- 希望金額は350万円で出資形態は投資を希望。
志願者の経歴説明
- 袴田氏は中学卒業後、大手ラーメン店で6年間勤務。
- その後、別の飲食店で3社経験を積む。
- コンテンツ販売を約6ヶ月間行う。
- SNS運用代行事業 デルフィリックスを立ち上げ。
- 1年前に焼き鳥屋「月見で一杯」を開業。
- 株式会社人生ゲームと出会い、同社の代表取締役に。
質疑応答:インスタントとは?
- インスタントとはどのようなツールなのか?
- 毎月見込み客を100人から300人自動で増やすツール。
- 分析機能も搭載。
- 飲食店や美容サロンなどの実店舗に販売したい。
- カフェを例にいいね回りやフォロー回りの説明。
- ターゲットユーザーにいいねやフォローを自動で行う。
- フォローされたユーザーが興味を持ち来店に繋がる。
- SNS戦略「フォロー&フォロワー作戦」の説明。
稲葉氏の質問と指摘
- 稲葉氏が、今日1枠座っている人のことを知っているか質問。
- 袴田氏は知っていると回答。
- 自動でフォロワーが増える仕組みに質問が集中。
- いいねやフォロー回りのアクションの説明。
- システム的にどうなっているのかを質問。
- 自動でいいねを送れるAPIは存在しないと指摘。
- 非公式のAPIを活用していると指摘。
- そのサービスを使っている人は全員赤BANされると警告。
- 袴田氏はInstagramの公式APIを使っていると反論。
- それに対して稲葉氏はそんなAPIは無いと一蹴。
- 契約違反をしていると再度指摘。
袴田氏の釈明
- 開発者から話を聞き、問題ないという認識だった。
- Instagramの理念に沿ったツールだと説明を受けていた。
- 好きな人に好きな情報を届けるという理念。
- 開発者に確認すると回答。
虎たちの反応
- 「めちゃくちゃ大問題だ」
- 「やばいツールだ」
- 「ワンチャン赤BANの世界線が見える」
- 過去の事例 インスタ365などを例に警告。
- 非公式APIを利用しているアカウントは軒並みBANされた。
今後の選択肢
- 現状を受けどう対応するのか。
- 虎から3つの選択肢が提示される。
- すいませんでしたと言って立ち去る。
- 手動に切り替えて事業を進める。
- Instagramにロビー活動を行う。
数字の質問
- 現在4000社導入と説明していたが?
- 実際は20社契約。
- 4000社はOEMを含めた数字。
- OEMとは?代理店に近いもの。
- アカウント同時移籍4000件と書くのは誇張ではないか?
- 手動でやれば良いのでは?との意見。
- 自動にせざるを得ない理由を説明。
- Instagramの仕様変更で対策が必要になる。
経営状況について
- 焼き鳥屋は初月赤字だった。
- SNS運用代行のノウハウがあるためインスタ運用を頑張った。
- その結果、月5,60万円インスタを見て来店した客がくるようになった。
- しかし聞いていると手動で回っているように聞こえる。
- コンサルもやっている?フォロワーも少ないのにコンサルできるのか?
質疑応答がヒートアップ、そして退席へ
- 稲葉氏が「ちょっと僕ここにいられないですわ」と言い退席。
- 「僕もいいや出よう」と言って松本氏も退席。
経営状態深堀
- 月14万円の運用代行はデザインや台本も作成。
- 飲食店は集客で困っている所が多い。
- ホットペッパーは高いのでインスタで解決できる。
- フォロワー780人しかいないのにSNS伸ばせるとか言えるのか?
- フォローマワリをすればもっと伸びるはず。
- フォローマワリをしない理由を説明。
- フォローマワリはBANになりやすい。
- 集客実績を考えた時にいいね回りの方が効率が良い。
投資条件
- 投資条件は虎のお金半分、自分のお金半分。
- 売上の2%だけリターンという条件。
- 利益率めっちゃ良いですよね?という発言に虎たちが反応。
- 稼働率や原価率について質問が集中。
学歴の質問
- 中学卒業後、高校に行かずラーメン屋で働いた経緯。
- 高校に入学したが遠くて通えなかった。
- 親が離婚して神奈川に連れて行かれた。
- 近くにラーメン屋があったので働かせてもらった。
ラストステートメント
- 「全ての店舗が本当に助かると思っているツールなのでぜひお願いします」
- またシステムを共感してくれる方お願いします。
- それに対して厳しい言葉が飛ぶ
最後のダメ押し
- 「本当にやるの?」「違反って言ってるんですよ?」
- 改善していきたいではなくヤバくない?と問いかける。
- 改善点はあるので改善していくとは思っている。
- 「なぜ規約に違反しているものを売り続けられるの?」
- 「儲かるから」
- それ間違ったルールの元で得る収入じゃない?
- それ今後も肩を担いで売り続けんの?
- 「そういったことはやっていけると思う。」
- 「今のラストステートメントは違うよ、この規約違反のまま売り続けるんんでお金ください。そういうラストステートメントにしか映らなかった。」
最終局面
- なぜそもそも今笑っていられるのか?
- 笑って聞いてられるのも意味がわからない。
- あなたパワーある人間だと思うよ、エネルギーあるよ。
- でもその姿勢どうよ。
- 今回の企画を通して何かを得て欲しいという思いを語る。
- 今の心境を問う。
- 特殊詐欺の受け子になっているのと同じ。
- 一番悪いのは開発者。
- それ信じちゃって「これ良いもんですよ!」って売ってるのは受け子。
- 今回のオファーはナシにすると決定。
ラストチャンス:再度ラストステートメント
- 「良いですか皆さん?こんなのラストステートメントじゃなく無いですか?」
- 「ラストステートメントって言って、彼が意図と違う発言をしちゃったかもしれないですけど。」
- 「その思いをラストステートメントでラストなんだから言い直しとか甘やかしすぎっすよ。」
- 「僕は良いと思う。彼はバカやりきって盛大なデジタルタトゥー刻んでヒールとして有名になって昔はバカでしたって言うので立ち上がれば良いと思う、その知名度を活かして。」
- 「キングコング本田は知名度上がったバカやって、やりきった。」
- 「彼がそれをそんなにその後活かせてないかもしれないけど、盛大なチャンスがあったし西野君だってそうだったし、そういう有名なバカ志願者と同じ今同じルート、悪い方でバズる。」
- 「だけどそれをしっかり活かせれば結構花道は待ってると思うから今日はもう良いんじゃないですか?この方が手土産になるんじゃないですか?」
音武さんの思い
- 「折れは言わない、言う生き方はしんどいと思うんすよ。」
- 「そこから立ち上がれるやつが成功すると思う、やりたいならやれば良い。」
- 「あなたが決めた方が良いって言う、あのままでいいのかもう一度ラストステートメントもう1回自分で考えたものをしっかり伝えたいのか。」
- 考えてください。
最後のラストステートメント
- 「えーっと、まあ今ご指摘たくさんいただきましたありがとうございます。まあ良くないものっていうのももちろんシステムの中の1つであるってことも僕の中でわかりましたので、まあちょっと精神誠意この商材と向き合って今後2しっかり繋げていきたいと思います。ありがとうございます。」
最終評価
- 薄いという言葉が飛び交う。
- 結局どっち?という声。
- 「改善していきますっていう話です。」
- 未来が見えてて多分別売り続けると思う。
- そう言われた方が気持ち良い、まだ。
- 検討はしているどうしようかなって考えてる。
- 売ることも考えている、そうですね。
- ナッシングだろうとオールだろうとなんか売り続けるんですね。
- 改善を加えながら何かしら形を変えて売り続けて行きたい。
- 改善とは何ですか?
- 手動に変えるとかですかね?
- 「すいません、ちょっと僕ここにいられないっすわ。」
退席
- 「僕本当にメタと向き合ってi-stepずっとやってきてる中でこんな一緒に多分映れると僕も良くない気がします。」
- 「僕出ますね。」
- 「俺もいいや出よう。」
- 何かもう毎回退室するの何回目だよって話だよね。
- 「出てください。必要ある?」
- 「いないと思います。」
- なんかもうちょっと移ってなんか言って帰りたい?
- 「いやもう。」
- 「もう一緒に出ようよ。あっちで反省会しようでしょ。」
- 「ありがとうって。」
- 「行こうやもう、意味ないでしょ。人生相談するよ。」
- 「ありがとうございます。」
- 「行こうぜ。じゃあすいませんありがとうございました。」
- 本当に?
- やばいな。
会場を後にする
- 「やーすごいなんかどっちつかずだったね。なんかね、緊張した状態で出始めたじゃん。」
- 「その後なんか堂々としてたけどその後はさ、心境としては結構混乱してた。」
- 「メタにちゃんと公式で認められてないって言うのは知ってたんで、まあちょっと稲葉さんいた瞬間やべえって。」
- 「熱意で乗り切るしかないと。」
- 「その稲葉君いた瞬間そのもうパッションで乗り切るの?みたいな。」
- 「作戦が決まってたんだ。もうやりきろうみたいな戦おうみたいな。」
- 「規約違反だと知らなかったけど公式で認められてないって知ってて、そのふわっとした存在だから稲葉君がめっちゃ突っ込んでくるだろうって言うのでもう情熱で武装して行こうってなってああいう展開か。」
- 「だからもうじゃあこうなっちゃったからにはもうやりきるしかないかみたいな、情熱でやるしかないか。」
- 「それで何言われてもなんだったら動画伸びたら今後のチャンスになるし、もうあの切り返していくしかないって言う。」
- 「どうすればプラスになるかって言うのを考えた結果、ちょっと炎上商法してることになっちゃってる。」
- 「ラストステートメントあれで良かったんだ。だからラストステートメントでこのシステムをって言って、あれで良かったんだその意図でやってるんだったら。」
- 「で思うんですけど今回得る知名度とかもらった意見を今後ビジネスに活かして頑張ってほしい。」
- 「また会いたいな。」
ナレーション
波乱の展開を迎えた挑戦の結果、志願者の姿勢に対して怒りを露わにする虎が退席を表明。志願者を連れてスタジオを離れるという前代未聞な結末を迎え終幕。友ハッピーとの対話を経てここからいかなる未来へと向かうのか。その背中を見送り虎たちは次なる志願者を待つ。
令和の虎ファンクラブ
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総評
この要約では、令和の虎における袴田啓斗氏のプレゼンテーション、及びその後の詳細な質疑応答と、議論の白熱、虎たちのリアクション、また急展開までを網羅的に記載しました。