家飲みワインその105
Robert Mondavi CABERNET SAUVIGNON Reserve 2009


購入先:K&L
値段:$75
飲んだ日:2013年10月

 「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるロバート・モンダヴィ氏の名を冠したワイナリーのフラッグシップワイン。

 ナパで何軒もワイナリーを巡ったが、Robert Mondavi Wineryを訪問しなかったのは今考えてみると惜しいことをした気もする。訪問するワイナリーとしては王道すぎる気がして、敢えて避けてしまったのだ。ワイナリーでワインをテイスティングさせることで、ナパをワインカントリーとして観光地化する、というのはまさにロバート・モンダヴィの取り組みによって結実したものだったらしい。
 ちなみに、このワイナリーは現在ではもうモンダヴィ家以外の人の手に渡ってしまっている。

 ロバート・モンダヴィは廉価なものから高級ラインまで多くのワインを手がけているが、ブランドは大きく分けて3種類存在するようだ。1つ目が、カリフォルニア州の比較的内陸部に位置するロウダイ地方のぶどうと、沿岸地方のぶどうを使ったデイリーワインである"WOODBRIDGE by ROBERT MONDAVI"シリーズ。2つ目が、沿岸地方のぶどうを使った"ROBERT MONDAVI PRIVATE SELECTION"シリーズ。そして3つ目が、ナパのぶどうを使った"ROBERT MONDAVI WINERY"シリーズ。

 今回飲んだ"Reserve Napa Valley Cabernet Sauvignon"は、3番目の最も高級なシリーズの中でも最上級品に当たる。噂に名高いト・カロンの畑で採れたぶどうが使われているらしい。

 残念ながらまだ飲むには早すぎたのか、けっこう苦かったという印象が強い。もっと寝かせたものに再チャレンジしてみたいものだ。




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最終更新:2018年09月23日 11:43