響きライブラリー
アール・クルー
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アール・クルー
Earl KlughCOLLABORATION
George Benson, Earl Klugh
- 1987 Warner Bros.
- Produce: Tommy Lipuma
マーカスミラーとハービーメイソンを迎えた80年代フュージョン。ベンソンのメロウなスキャットもたっぷり。ギターっていいなあ。
2008.3.5
ジャズからポップスまでいけるジョージベンソンと、クリアなアコースティックギターが味のアールクルー。コラボレーションで何でも出来そうです。時は1987年、ベースにマーカスミラー、ドラムはハービーメイソンを迎えて正統派のフュージョンであります。ミドルテンポを主体にアップテンポのラテン味まで。
こういう構成の時にサックスが主役のアルバムだとバラードがちょこっと入るのがお約束ですが、ギターだともうちょっと元気で「メロウ」って感じになります。こういうの好きだなあ。
もう一方のお約束であるジョージベンソンの「ギター弾きながら同時にスキャットでユニゾン」はたっぷり堪能できます。特に唯一古びた感じがしない1曲目はマーカスミラーが提供していて、曲と言うよりは「ツーファイブで廻してソロ+テーマのキメでソロ交代」って言った方がいいのですが、伝統ある自由なフォーマットですから二人とも安心して羽を伸ばして思う存分ギターの魅力を聴かせてくれてます。流石マーカスミラー、職人ですな。プロデューサーとしての評価も高いだけあって泳がせるのが上手い。
ほぼ同時期のジョージベンソンなら「Weekend in L.A.」もお勧め。
- Geore Benson (electric guitar)
- Earl Kligh (classical guitar)
- Marcus Miller (b)
- Harvey Mason (ds)
- Greg Phillinganes (key)
- Paulinho Da Cosata (perc)
- Paul Jackson (rhythm guitar)
- Mt. AIRY ROAD (Marcus Miller)
- MIMOSA (George Benson)
- BRAZILIAN STOMP (Earl Klugh)
- DREAMIN' (Marcus Miller)
- SINCE YOU'RE GONE (Earl Kligh)
- COLLABORATION (Harvey Mason, Randy Goodrum)
- JAMAICA / Randy Goodrum)
- Love Theme from "ROMEO & JULIET" (composed by Nino Rota)
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ジョージ・ベンソン
アール・クルー
おまけ
ジャケットに写ってるギターはイバニーズのスペシャルモデル。たぶんこれ。