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「え!?お前総隊長殿を直に見たの!?
スッゲー!マジうらやましい」
明が興奮を抑えられないといった調子で笹本と話している
「それで、どんな顔だった?
やっぱ歴戦の兵ってカンジ?」
笹本は少し困ったような顔をする
「いやそれが…よく覚えてないんだよなー」
「なんだよー、それぐらい覚えておけよー
いっつも寝てばかりいるからそーなるんだぞ?」
明がガッカリして言う
「いや、そうじゃなくてさ
なんてーかこう、体から溢れる威厳みたいなのに圧倒されてさ
顔をまじまじと見ることができなかったんだよ」
笹本が釈明する
「体から溢れ出る威厳!
うっはーマジカッケー!」
また明がハイになっている
明はオフィシャルに入ることをずっと目指している
そんな明にとってオフィシャル総隊長は
神にも等しい存在なのだ

「あー俺も街中でエネミーに襲われて
総隊長殿に助けてほしいなーw」
またワケのワカランことを…
「エネミー?俺が対峙したのはシンボルだけど?」
明の表情が変わる
「シンボルが…街で暴れていたってのか?
どんなのだ?」
「どんなのって言われてもなー
兎に角巨大だった
あんな巨大なシンボルを維持できるなんて
相当の手練に違いないよ
…それこそ総隊長と互角に渡り合えるくらいの」
明は少し押し黙ってしまった
明が黙っている時は寝ているか、食事中か
あるいは似合わないほど難しいことを考えているか、だ
「第一、リボルブした俺が全力で殴っても
全く聞いていなかったしな
な、夕凪?」
少し暗い表情で笹本のシンボルが答える
「…うん、あんなの初めてだった
単に強いってだけじゃなくて、なんていうのかな
凄く怖かった
マモルちゃんが一撃を与えた瞬間、凄く嫌な感情が伝わってきて
物凄く息苦しくなったんだ」
そう話す笹本のシンボルは、いささか
震えているようだった
「あ、悪い、嫌なこと思い出させたな」
笹本が頭を撫でながら謝る
笹本のシンボルの表情が少し明るくなった

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最終更新:2006年08月29日 02:04