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「あ、起きた!」
「夕凪か・・・」
「早くしないと始まるよ?」
辺りを見回すと教室には誰もいない。
生徒は武道場に移動しており、俺と夕凪だけが取り残されていた
数分間、放心状態で夕凪を見つめていた
正常な判断能力を取戻したころには、すでに遅かった
「アレ・・・?これってヤバいんじゃないですか・・・?」
キンコンカンコーン
これは呼び出しの合図だ、間違いない・・・
「笹本!笹本!至急武道場に来なさい!」
「この声は五十嵐・・・やべぇぞ・・・」
五十嵐とは俺の担任教師'五十嵐 悟史'
外見は優しそうだが、中身はそんな甘ったれたモンじゃねぇ!
俺がその事を一番知っているはずだ。
何故なら遅刻、ズル休み、授業中の居眠りなどを頻繁に行っているからだ!
アイツが怒るととんでもねぇ・・・
「アハハハ・・・また怒られちゃうね・・・・」
「さて、武道場に着いたのだがどうするか・・・?」
「んー・・・入りずらいねぇ・・・」
「まぁ、授業のズル休みで五十嵐に罰を受けるよりは、マシだろう・・・」
俺がドアを開けようとすると、先に五十嵐が開けた。
「笹本・・・」
「ハハハ・・・・サーセン・・・」
「わかっているだろうな?放課後に職員室だ」
「ハイ・・・・」
クラスメイトがこっちを見ている
あぁ、そうか俺はそんなに惨めか・・・・
「笹本、お前またやっちまったのかよ!w」
「頼むから笑わないでくれ岡田、俺の欝ゲージが貯まる・・・」
「悪リィ悪リィw」
どうやら俺は幸い間に合ったようだ。
「次!笹本と柊!早く来い!」
ちっ・・・だりぃな・・・
「宜しくお願いします」
何だか堅い奴だな
「始め!」
俺は夕凪の手を握り回帰した
フッ
いつもとは違う感覚がした
右手の手袋に嵌められた赤い宝石が光り
両足にに炎が纏っていた
「これは・・・なんだ・・・!?」
「動かないなら殺っちゃいますよw」
柊が鞭を振って襲い掛かってくる
俺は咄嗟に両腕でガードしようとするが、間に合わない・・・
Weapon
宝石が光り、文字が浮かび出る
キンッ!
柊の鞭が何かに当たり、弾き飛ばされる
「クッ!なんだ!」
両手には2M程の槍
槍の先端部分から、炎の刃が形成された
「いけるよ!マモルちゃん!」
槍で突き、鞭を粉砕すると
柊はその場で倒れ、戦闘不能になった
「そこまで!」
組み手が終了し、俺の回帰も解ける

ここで一つ気になる事がある
アレは何だったのだろうか
しばらくすると、五十嵐に呼ばれた
「笹本、こっちへ来い」
「あ、はい・・・」
その後、回帰の事について詳しく話された
疲れててあまり話は聞いていなかったのだがな
ただ一つ覚えている事は「回帰の覚醒」の事についてだ

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最終更新:2006年09月17日 20:47