今日は裏庭の木の枝に座って昼食
そうめんのツユを変えてみた。たまにはいいかも
私のシンボルがバランスをとるのに苦戦していたので、ひざに乗っけてやる
由里は昼休みになったらどこかに行ってしまった。忙しいのかな
図書室で借りた本を読む。少しおもしろい。
しばらくの間私が本に熱中していると足の下で何か声が聞こえた
「え・・・っと」
見ると由里・・・と男子かな?
同じクラスでは無さそう。見覚えもない人
「本気なんだ!お願い!」
これは・・・まさか・・・
初めて見た。これがうわさに聞く告白ってヤツか
由里はなんだかんだでモテそうだし、不思議では無いけど・・・
「ん~そうだなぁ」
由里が少し考えてから不思議な事を言った
「1・3・4・5・7・12 この数列の次の番号は?」
相手の人はしばらく呆然とした後、すごく焦った顔に変わった
「これが答えられたら考えてあげる。それまで保留ってことで」
この質問に、何の意味があるのだろう
男子はいろいろ考えていたけど、とうとう降参して帰っていった
「・・・はぁ」
由里はフラフラと木に手をつくと、盛大にため息をついた
私のシンボルを頭の上に落としたら、一瞬にして百面相が見れた
「きゃあーーーーーー・・・ってカ、カオル!?」
いつも引っ掻き回されているから、たまにはからかってみよう
「なんなの?あの数式ってやつ」
由里の顔がみるみる赤くなる。そして青くなる
「み・・・見てたの!?」
由里が頭の上のシンボルを取って強く抱きしめる
あんまり強く締め付けないで欲しい
「アレ・・・さ、意味なんて無いの」
一通り表情が変わって、最終的に落ち着いた顔になった
「あたしが適当に言った数字を並べただけ、よく使う断り方なの」
よく使う・・・って言うところが気になったけど、触れないでおく
「全部・・・断ってるの?」
由里は少し驚きが混じった複雑な顔をしていた
私がいつもよりしゃべってるってのもあるのかも
「うん」
理由は聞かないでおこう。地雷みたいだし。
どんどん強く締め付けられている私のシンボルもそのままにしておけないので、木の下に降りる
「そろそろ、授業始まるよ?」
「そうだね、行こ!」
由里に急に元気が出てきた、何かが吹っ切れた感じ。
私のシンボルは抱えあげると嬉しそうな顔をした。かなり締め付けられていたみたい。
その日の放課後、私は由里にいつも以上に引っ張りまわされた
買い物、ゲームセンター、本屋。もう一ヶ月分ぐらい疲れた
もしかして、軽い仕返しかも
最終更新:2006年09月02日 23:06