まずい・・・敵一体相手に最初は20人ぐらいで戦っていたのに、
いつのまにか一体を4,5人で相手をしなくちゃならなくなってきた
私や由里も自分の事が手一杯で、まだ数人残ってる実戦向きじゃない娘はいつ危険にさらされるかわからない
見ると黒い塊みたいなのが校舎の方からやってきた
他にも数人の生徒がちらほら見える。とりあえず彼女たちはあの人たちにまかせよう
由里は少しでも早く逃げられるように、できるだけエネミーの気をこっちに向ける
悲鳴が聞こえた
さっきまではいなかったエネミーがそこにいた。
「沖田さん!」
由里が近寄ろうとしたとたん、他のエネミーに弾き飛ばされた
校舎とは逆に方向に40m程
リボルブしてたから致命傷ではないだろうけど、由里は近くにエネミーがうじゃうじゃいるところに飛ばされてしまっていた
エネミーの攻撃を掻き分けて由里の方へと走る
少し近づくと、由里のリボルブが解けてしまっているのがわかった
由里のシンボルが唸っている
「由里!」
気絶こそしていないものの、由里は声も出ないような状況だった
「・・・かは・・・ぁっ!!」
横たわったまま由里の口から吐かれた液体の中に、赤いものが混じっていた
急がなきゃ・・・
いつしか焦りが出ていたのだろう
気がついたときには、私は宙を舞っていた
地面ってこんなに硬かったっけ・・・
本当にそう思った
リボルブはなんとか解けていなかったのは正直助かった
全身を強く打って、由里からも離れてしまって、普通どんなことを感じるのだろう
私は・・・なんか楽しかった
「・・・・・・ふふ・・・」
今まで何回か反省文書かされたけど、組み手の授業の時の反省文はあんまり覚えていなかった
そうか・・・こんな感じだったんだぁ・・・
全力で由里のところに走っていく
途中にいたエネミーは知らない、というより覚えていない
由里に取り付いているエネミーを切り崩し、由里を抱えて走り出した
由里のシンボルが後からついてきた。らしい
校舎に近づくと先輩がいたので由里をまかせる
さて・・・ちょっと遊んでこようかな
最終更新:2006年09月02日 23:08