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全身に浴びるエネミーの体液が心地良いわけじゃない
エネミーを切る感覚が楽しいわけでもない
ただ全身でビリビリ感じる殺気
『死』と隣り合わせにいることが何故か気持ちいい
ふと校庭の隅に人影があるのに気づいた
見たこともない男。まぁクラスメイトの中にも見たことない人いるけど
あんなところにいては危ない。助けなきゃ
足が何故か疲れを感じない
まぁ・・・いいか
男は何故か薄く笑っていた
私は・・・いつのまにか男に剣を振り上げていた

剣は男には当たらなかった
男との距離の目測を誤った?そんな
男は薄気味悪い笑みを浮かべていた
「フフフ・・・お嬢さんがこんなものを人に向けちゃダメだよ」
剣を持つ手が強まる
「貴方・・・誰?」
すごい・・・嫌な感じがする
「Fouと名乗っておきましょう。貴女とはまた会いそうだ」
「・・・っ!」
目の前が真っ白になる
体が重くなる、異常に重くなる
剣を地面に刺して立つぐらいがやっと
10秒ぐらい経ってから開放された
男がいなくなっていた

男がいなくなったら、急に戦う気も無くなっていた
校舎まで戻ろう
そう思ったら目がクラクラした
気がついたら地面が頬に付いていた
視界が薄くなる
目の前に私のシンボルがエネミーを睨んでいる
そうか、リボルブも解けたのか
エネミーが近づいてくるのが見える
でも指すら動かない
エネミーが爪を振り上げる
意識が飛んだ
最後の一瞬に聞こえたのは、真っ二つになったエネミーの断末魔だった

まず見えたのは天井の鉄骨だった
暗いけど真っ暗じゃなかった
体が色々痛い。頭から足までジンジンガンガン
喉が乾いた、水が飲みたい。できれば冷たいの
体を起こした。体育館?
由里が隣で寝ていた。右手を握られていた
由里のシンボルがその隣で寝ているのを見て、私のシンボルを思い出した
ちょうど頭のところにいた。枕になってたらしい
近くの水道に行くまでに色々わかった
まず何で体育館なのかと思ったら、寮と保健室にあるベットでは足りず、マットを使っていたからみたい
エネミーは外にはもういなかった。
見回りの先生に聞いたら、オフィシャルが来てくれたらしい
水を飲んで、自分の寝ていたところに戻ると由里が「おかえり」と言った。起きたのかと思ったら寝言だった
由里に「ただいま」と囁いて寝た。私のシンボルがいい枕になった

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最終更新:2006年09月02日 23:10