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「夕凪は何を食うか?」
「じゃ、ラーメンでいいよっ」
「あいよっ」
カップラーメンは非常に便利である
まさに、俺の為に用意された食品に思える
具、粉末スープを入れ、お湯を入れる
この単純な作業で作れるのだからな
ピピッピピッ
タイマーが3分たった事を知らせる
蓋を開けると濃厚な香りと、水蒸気が飛び出してくる
香りを十分満喫した後、勢いよくラーメンを食べ始めた
「ごちそーさまっ!」
夕凪がラーメンを完食するまで2分14秒
記録更新だな、夕凪
相変わらず夕凪は食うのが早い
シンボルだからなのか?そうなのか?
そんな事を考えているうちに、俺も食べ終えていた
「そういえば、今日は休校らしいな」
「なんで?」
「昨日、学校にエネミーが襲撃したらしいぞ」
「へぇ・・・」
夕凪はあまり興味がないようだな
俺は自作のPCの電源を入れた
せっかく暇なのだから、積まれたエロゲでもやる事にした
ここは夕凪にバレないようにしたいところだが・・・
「マモルちゃん、何やってるの?」
「いや・・・あぁ・・・これはですね・・・」
「こんな動かない人と文字で会話して楽しいの?」
ここは開き直る事にした
「あぁ、そうだ!とても楽しいぞ!」
「マモルちゃんには、彼女がいるじゃん」
彼女?誰だ?そんな奴知らんぞ
「誰だ?」
「もういいよっ!」
何を怒っているのだろうか・・・
「俺は寝るからな」
日曜日の事で疲れていたので寝る事にした
と、いってもそれほど疲れておらず、眠気すらしない
夕凪、か・・・
過去の事が頭に浮かんでくる

夕凪が俺の前に姿を現したのは、俺が6歳の頃だ
友達もおらず、遊び相手になってくれるのは父親だった
父親と母親はオフィシャルに勤めており
どちらかと言うと、ひとりぼっちが多かった
でも十分楽しかった
だが、そんな幸せな日常もすぐに去ってしまった
父親がエネミーに殺された
俺も何があったか、わからなかった
ずっと布団の中で泣きべそをかいていた
今考えると情けない、俺
そんな時、朝目覚めると赤い長髪の少女がとなりに寝ていた
そう、夕凪である
夕凪は父親を失った俺の心を癒してくれた

こんな感じで今に至るのだ
昔の記憶を頭の引き出しから探りあてるのに疲れてしまった
俺は自然と眠りについていた

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最終更新:2006年09月16日 23:23