風邪は三日目に入った
「鳥類の王 ケロたん」を読んでものすごく感動して涙を流したおかげか、翌日には熱が大分下がっていた
一般授業は普通に出たけど、さすがに組み手は見学した
由里は前に私がたこ殴りにしかけた男子と戦うみたい
ふと顔を上げると、崎山のクラスも組み手らしい
由里の組み手はすごいスピード戦になっている
ヒット&アウェイ同士のフェイント合戦が見る者を惑わせている
20分近くに及んだ熱戦は、「参りました」と唐突に出た由里のギブアップによって決着がついた
何があったのかは、後で本人に聞いてみよう
この前は見られなかった崎山の戦いが始まるらしい
組み手の相手の生徒はリボルブをすると壷みたいなものを持っていた
崎山がリボルブをすると、向こうのクラスでややざわめきが聞こえた
緑色の鎧、そして体の倍ぐらいの大きさの斧
何より崎山の周りの色が色づいている
相手の壷から火の玉が飛び出る
崎山はそれを避けようとせず斧でなぎ払う
相手は距離を詰められないように、動き回りながら火の玉を量産し、
崎山はそれを消しながら距離を縮める
ある程度距離が近くなると相手は壷を槍の形に変えた
崎山の軽い一薙ぎ。受け止めようとした槍は折れる、というより真ん中から吹き飛んだ
斧が触れたわけでもないのに相手は吹き飛ばされる
これは・・・戦いなの?
相手のリボルブが解け、組み手が終わった
崎山はこれ以上無い程手加減をして勝った。そんな感じがした
ちなみにその後、由里に降参した理由を聞いてみた
開始18分23秒2の時点で良い打撃を食らったらしい
ぜんぜんわからなかった
それと帰るついでに図書室で「鳥類の王 ケロたん」を返却した
一覧検索で見たところ、どうやら弐、参、四、外伝、続・外伝、零、とシリーズ化されているらしい。全部借りてきた
貸し出し履歴は、毎日必ず数学関係の本がある。まぁ、崎山だろうけど
寝るちょっと前にふと今日の崎山の戦いを思い出す
恐らく来年か再来年ぐらいには
オフィシャルに入れるだけの実力があるだろう
それまでには、一回戦ってみたいかも
最終更新:2006年09月07日 21:32