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**煌武院 悠陽
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演説
我が親愛なる日本国民の皆様。
長きにわたり多大な苦難を強いている事、誠に申し訳なく思います。
此度の事件は、若き命が国の過ち、延いては私の至らなさを正そうとしたが故の決起でありました。
彼の者達の所業は決して許されるものではありません。
されど、日本の目覚めを願い、已むに已まれず立ち上がったその志までを軽んずることはできません。
私達の心に刻みつけ、省みるべきは日本人として在るべき真の姿にあると思い至りました。
それが、延いては人類が一丸となり、強大な敵に立ち向かう為の力となるでしょう。
長きにわたる戦乱の終わりは未だ見えず、皆様の心には不安の大きなうねりとなって押し寄せていることでしょう。
だからこそ、私達は今という時代を、強靭な精神を持って歩まねばなりません。
敵を砕く為の牙を同胞に向けざるを得なかった彼らは身を持ってそれを示そうとしたのです。
私達の心に、今再び、誇りと力を呼び戻す為に。
座して得られるものはありません。
しかし、得るべきものが何かもわからず、悪戯に拳を振り回したところで、望むものを得ることは決して叶わないでしょう。
若者達の潔き志を礎に、私達は一丸となり、勝利と平和を勝ち取る為、共に苦難を乗り越えて参りましょう。
日本国民の皆様。
神と国の為、その身を捧げた者達、そして己の責務に殉じた者達の心を、どうか忘れないでください。
数多の英霊の遺志を背負い、私は歩み続けます。
どうか、皆様のお力を、今暫くお貸し下さい。
同じ過ちを繰り返さぬよう、各々が為すべきを為せるよう、共に未来を見据え、歩んで参りましょう
演説(任官式)
此度の働き、誠に大儀でありました。
私の迷いを正そうとする、若者達の強き意思を、この身を持って知る事ができ、嬉しく思います。
しかし、幾つもの命が散り、二度と帰らぬものとなったことは悲しく、わが身を裂かれるような想いです。
願わくは、天に召されし彼らの御霊が、安らかならん事を。
先人達はこの国と民を愛し慈しみ、それが永らえることを願ってきました。
その先人の想いは、この地に暮らす全ての人に託されているのです。
その思いを果たすことが、今の世において並々ならぬことではございましょう。
しかし一人一人がなすべきことをなし、相克を乗り越え、力を合わせるとき、
果たさざるものなどありはしないでしょう。
皆様が正しき道を歩まれんことを、切に願います
そしてわが心は、いかなる時もそなた達とともに有ります。
**パウル・ラダビノッド
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演説
先のBETA襲撃により、我が横浜基地は致命的とも言える大損害を被ってしまった
奮戦虚しく、多くの命と貴重な装備が失われ、正に精も根も尽き果てんばかりであった
だが・・・・・・見渡してみるがいい
この死せる大地に在っても尚、逞しく花咲かせし正門の桜のごとく、
甦りつつある我等が寄る辺を
傍らに立つ戦友を見るがいい。
この危局に際して尚、その眼に激しく燃え立つ気焔を
我等を突き動かすものは何か。
満身創痍の我等が何故再び立つのか――
それは、全身全霊を捧げ絶望に立ち向かう事こそが、生ある者に課せられた責務であり、
人類の勝利に殉じた輩への礼儀であると心得ているからに他ならない
大地に眠る者達の声を聞け
海に果てた者達の声を聞け
空に散った者達の声を聞け
彼らの悲願に報いる刻が来た
そして今、若者達が旅立つ
鬼籍に入った輩と、我等の悲願を一身に背負い、孤立無援の敵地に赴こうとしているのだ
歴史が彼等に脚光を浴びせる事が無くとも
我等は刻みつけよう
名を明かす事すら許される彼等の高潔を、我等の魂に刻み付けるのだ
旅立つ若者たちよ
諸君に戦う術しか教えられなかった我等を許すな
諸君を戦場に送り出す我等の無能を許すな
願わくば、諸君の挺身が、若者を戦場に送る事無き世の礎とならん事を