FAパーツ設定妄想 - (2009/02/23 (月) 18:03:46) の編集履歴(バックアップ)
【レッドラム】アーマードコア【ケツドラム】
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【俺、ジャック・O】アーマードコア【興<アオオーッ!!】
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【リリアナ】アーマードコア【尻穴】
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【ヤンデレ】アーマードコア【リリウム】
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【ロイには冷たい】アーマードコア【ウィン・D】
URL:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1235005093/
03-AALIYAH
本機はレイレナード社の開発した次世代アーマードコア、ネクストの標準機のひとつである
ネクストとしては比較的初期に開発されたものであるが、その先鋭化されたコンセプトは未だ色あせることなく
パーツ単位で組み込む者から、フレーム一式をそのまま運用するものも多い
近距離、至近距離での戦闘を主眼に置かれ、それに対応するため高出力ブースタを筆頭とした運動性に特化している
反面、他社製中量級ネクストに比べると装甲では大きく劣るが、高出力のプライマルアーマーでそれを補っている
色々な意味で特化型と評価されることが多いようである
尚、レイレナード社の崩壊により、一時は運用に於けるパーツが激減したが
オーメル社がレイレナード社の技術者を取り入れたことにより、少数ながら増産が行われている
未確認情報ではあるが、ラインアークのホワイトグリントは本機をベースにしたとの見方も広まっている
03-AALIYAH/H
旧世代AC、また後世に於いても例を見ない複眼型のカメラアイを採用
使用されていないカメラを予備カメラとすることで、システム復帰を格段に早めているが、
本来の目的は全カメラを使用した全周囲の常時把握にある
しかし、この機能は対応できるリンクスが存在しないこと、いたとしてもカメレオンのごとく
めまぐるしく移り変わる視覚で高速戦闘を行うことはまず不可能と判断されたため、封印されている
標準スタビライザーとして前方に伸びるアンテナ状のものが用意されているが
使用するリンクスは少なかった様だ
03-AALIYAH/C
前後に長い、同世代としては珍しいデザインのコアである
ダクトや内部パーツがむき出しになっている部分もあるが、被弾を想定していないため問題とはされなかった
背部に伸びるエアロパーツ状のウィングは、オートで稼動し空気抵抗の最適化に一役買っている
当然AMSを介したマニュアル稼動も可能であるが、その分リンクスへの負荷は大きくなる
標準スタビライザーとして、背部に伸びる羽状のものと、コア上部にとりつけるものが存在する
内部構造状、重心が前に寄りがちなコアユニットのため、前者は標準装備が検討される程であった
また、デザイン的に他社製コアユニットに取り付ける者も多く、需要は高かった
03-AALIYAH/A
高速戦闘に対応するため、運動性は極限にまで高められ、反動制御もトップクラスをマーク
射撃時の精度こそ高くないものの、近距離戦においては問題とされなかったようだ
肘の大きく張り出したユニットには副腕が収納されており、オートでカートリッジ交換等を行える
これに加え、射撃時の反動緩和にも利用される予定であったが
先述の通り、対応できるリンクスが存在しなかったため、この機構も封印されている
外見上の大きな特徴である大きく張り出した肩部ユニットにはサブジェネレータ、大型整波装置が内蔵されている
これにより、安定した稼働率を実現し、余剰出力によってEN兵器の運用にも高い適正を示した
AALIYAHを象徴するとも評され、極めて高性能なパーツのため、需要は最も高かった
03-AALIYAH/L
中量2脚パーツにカテゴライズされるが、特徴は極めて軽量2脚に近い
旋回性、安定性、PA性能を強化された典型的な特化パーツである
機動面においては同世代の中量級ネクストを大きく引き離しており、問題とされた装甲の脆弱性は
装甲の分軽くなった重量とPAにより、むしろ被弾は大きく抑えられたようである
余談ではあるが、同社製パーツ04-ALICIA/Lと共用部品も多く、部品単位での生産数はかなり多い
標準スタビライザーとしては尻部へ装着するものが容易されている
バランス等の問題は特に存在しないため、装着は任意であったが利用率は高かった
03-AALIYAH/M
03-AALIYAH/B
03-AALIYAH/S
03-AALIYAH/O
AARIYAHの機動性を大きく支えるブースタである
変換効率に難を残すものの、それを補って余りある高出力を実現
特にクィックブースト時の出力は群を抜いており、GA社製SUNSHINEですら軽がると飛ばして見せた
しかし、やはり高出力ゆえの高消費は免れず、同社製パーツの中でも特にピーキーなものとして認識されている
後に03-AALIYAH/Mをより特化させたS04-VIRTUEが開発され、極一部のリンクスに使用された
また、03-AALIYAH/Sを外部向けに改良されたS02-ORTEGAも開発された
主にインテリオルグループ向けに調整され、変換効率の向上が図られている
INBLUE
同盟企業であるアクアビット製のFCS
アクアビットらしく、近接戦闘に於ける処理速度にのみ特化され、AALIYAHとの親和性は抜群である
03-AALIYAH/G
完全にAALIYAH搭載を前提として開発されたジェネレータ
アクアビットの技術者も開発に協力しており、EN出力、KP出力共に高水準を達成している
開発当初は現在の1.5倍程の重量だったが、不要とされたコンデンサを削減することで軽量化
削減される前のモデルは更に調整が進められ、S08-MAXWELLとしてリリースされた
インテリオルグループ向けのパーツではあるが、AALIYAHに搭載する者も多かったようだ
01-HITMAN
標準的なマシンガン
速射製に優れるが、メイン武装としては火力不足であり、専ら牽制に用いられる
特化型のAALIYAHに採用された火器としては、やや不釣合いな印象すら受けるが
レイレナード社は一瞬で距離をつめ、大火力を叩き込む、マシンガンはその際の補助
といった運用を想定していたため、問題とはされなかった
そのことは多くのリンクスが右利きにも拘らず、左腕部にこの兵装を配置することを
標準としていたことからも伺える
02-DRAGONSLAYER
高密度のエネルギー塊を発生させるレーザーブレード
レーザーブレードと銘打っているものの、本質は大きく異なり
プラズマキャノンの技術を応用したものを刀身として発振している
エネルギーを失ったプラズマは即座に霧散してしまうため、刀身が極端に短い
そのことはAALIYAHのコンセプトである近距離戦に於いて問題になるかと思われたが、
既存のどのブレードよりもはるかに高出力な刀身により、
敵機がリーチに勝るブレードを使用した場合においてもそれごと相手を叩ききることすら可能、とされた
しかし、それを差し置いても運用難度は高く、多くのリンクスは専ら施設破壊用として運用したようである
SULTAN
アクアビット社製のプラズマキャノン
高圧縮のプラズマに指向性を与え発射する
主にブレードの有効射程外に於いて使用される
単純に高威力な兵装として運用される他にも、大きくPAを減衰させる、
着弾時に指向性を失ったプラズマが霧散し、ECM効果を与える等の副次効果も期待できる
03-MOTORCOBRA
02-HITMANの改良型、純粋にスペックアップが行われ、ほぼ完全な上位互換となっている
改良点は多岐にわたり、弾薬からフレームまでもが一段階上を目指して設計されたが、その分重量も増加している
しかしそれを補って余りある高バランスで評価は高く、メイン兵装としても運用が可能になった
2丁装備し、弾幕、火力の更なる強化
これすらも牽制用として装備するリンクスも存在し、幅広い運用がされたようである
04-MARVE
瞬間火力に特化したアサルトライフル
初の対ネクストを主眼に置かれた武装であり、今尚その効果は高い
弾頭にはBFFの技術も取り入れられており、PAを易々と貫き、装甲に致命傷を与える
設計段階ではAALIYAHの副腕を使用し、反動を緩和させる予定であったが
副腕のマニュアル稼動封印に伴い廃案、大型のカウンターウェイトを搭載することで問題を解決させた
このカウンターウェイトは銃身の保護も兼ねており、消耗率を大きく引き下げることとなった
また、これによる刺突、投擲を行われるケースも少なくなかったようだ
07-MOONLIGHT
個人が武装に改造を加えることは良くあることであるが、パーツ自体を新造するのは非常に稀である
07-MOONLIGHTはその代表的なもので、旧レイレナード社のリンクス、アンジェ専用のパーツとなっている
02-DRAGONSLAYERをベースに更なる高出力、広範囲の刀身を形成させることが可能になっている
ベース機の問題であったプラズマの霧散については特殊なレアメタルを使用し、安定化に成功している
ブレードとしては最高の存在であるが、レアメタルの精製が資源的に不可能であるため
僅か2振りが製造されたに留まっている
尚、EN供給の調整によって、更に刀身を拡大することも可能とされている
TYPE-HOGIRE
本機はローゼンタール社の開発したネクストACの基本フレームである
開発時期は国家解体戦争直前となっており、1世代ネクストとしては再後発にあたる
一般的な評価は最後発にして基礎、とも呼ばれており完成度、汎用性は高水準をマークしている
また、ネクストACといえばこの機体を連想する市民も多く、その意味でも優れた機体である
第3世代ネクストとしてTYPE-LANCELがリリースされた現在においても一線で使われ続けている
HD-HOGIRE
オーギルのヘッドユニット
ネクストとしては標準的なカメラユニット、防護機構を備えている
試作段階では対閃光用に展開式のカメラカバーも用意されていたようだが
展開が間に合わないケースが多発したため殆ど使われず、初期ロットのみの搭載となっている
外見的な特徴である大型のホーンアンテナはOB時等には折りたたまれ、空力効果を向上させることが可能
今となっては性能的に特筆すべき点は少ないが、ヒーロー的な外見に惹かれ、ユーザーは多い
標準スタビライザーは側頭部に増設されるアンテナ状のパーツ
簡単な改造で補助アンテナとしての機構を実装することが出来、ビジュアル的な面から装着者は多い
CR-HOGIRE
HOGIREの開発が遅れた理由のひとつがコアユニットにある
重量を抑え、実弾、EN兵器防御の両方を高い水準でまとめている
その開発段階においてPAの脆弱性が指摘されたが、大型の整波装置を取り付けることでやや強引に対処している
オーメル社の基本フレームであるTYPE-JUDITHにも本ユニットが採用されており、性能の高さが伺える
また、コア上部のカバーを展開、内蔵の整波装置を露出させることでPA強度を向上させることも可能
この機構は初期ロット以降は使用頻度の低さから長らくオミットされていたが
第3世代以降の機体に採用されたアサルトアーマー機構に対応するために再び搭載させたモデルも生産されたようだ
AM-HOGIRE
ネクストACの腕部ユニットは重量別に3つに大分されるが、更にその中で2つに分けられることがある
肩部にサブジェネレータを搭載するか否かがその分類なのだが設計者はこれについて大いに頭を悩ませることになる
サブジェネレータを搭載すれば腕部の稼働率を大きく高めることが可能になり
単純に高出力化させることで運動性の向上を望むことが出来る、更にEN兵器の出力を高めることも可能になる
しかし、それに伴う本体及びラジエータ搭載スペースの拡大、それによる重量増加、内部機構の複雑化から
更に高出力化、大型化の悪循環を招く結果となり、開発難度を大きく高める要因となる
オーギル用の腕部ユニットにはサブジェネレータの中でも小型のものが配置されている
このジェネレータは、EN兵器への供給にのみ採用されるため、腕部へのEN供給元とは完全に独立している
これにより比較的簡易な構造となり、攻撃適正、耐弾性を維持することに成功している
その代償として、腕部ユニットへのEN供給率は増大してしまったが、それを補って余りある性能だといえよう
LG-HOGIRE
TYPE-HOGIREは性能を尖らせることよりも、汎用性に重きを置いて設計されている
それを象徴するのがローゼンタール所属のリンクス、レオハルトの駆るノブリス・オブリージュである
ノブリスには羽を連想させる大型の3連装レーザーキャノンが2基搭載されている
この兵装は威力こそ絶大なものの、消費EN、重量もかなりのものであり、負荷は相当に高い
しかし、オーギルは大幅なパーツ変更を行わずこれを搭載している
本ユニットの汎用性、設計の余裕を伺うことができる好例はノブリス、更にはその戦果からも伺うことが出来る
FS-HOGIRE
汎用性を追及されたオーギルだが、その火器管制システムは他社からの評価も高い
これはこのパーツが他社製の兵装を難なく扱えることに起因しているのだが
このパーツから派生したFCSの多さからも伺うことができる
近年、特化型ネクストの使用傾向が増えている現在となっては無難、ともいわれがちではあるが
1時代を築いたパーツとして多大に評価したい
GN-HOGIRE
中庸的なパーツが多い中量級のジェネレータの中でも特に中庸的な調整が為されている
コンデンサ容量を大きくとっており、重量は控えられている
出力はやや抑え目となっており、地味な印象すら受ける
オーギルに一味加えるための過不足ない性能、とするためのジェネレータである
MB-HOGIRE
LB-HOGIRE
AB-HOGIRE
ブースタ類はどれも機動に負荷をかけない低消費に纏められている
しかしその出力は、低消費ながらも、の評価を抜け出せないものであり、用途に応じて換装が求められる
あえてこのブースタが選ばれることは少ないようで、あくまでオーギルの基本ユニット、という位置づけである
KB-JUDITH
オーメル社製のオーバードブースタユニット
最軽量かつ低消費から長距離巡航用、又はOBを使わないリンクスからとりあえず、的な使用が主だったが
オーギルは基本パッケージとして採用、これも必要に応じて換装されることを前提としている
第3世代のリリース後はオーギルの基本構成にはKB-PALLASが用いられることになった
RF-R100
標準的な実弾ライフル
同じく標準ライフルとしては047ANNRが挙げられるが、047より速射製に優れる
ノーマル相手の主兵装としては十分な火力を持っているが、ネクスト相手には不足しがちである
このライフルでネクストに慣れた後はサブウェポンとして用いられることが多いようだ
EB-O305
刀身の長さに定評のあるオーメル製ロングレーザーブレード
ブレードでもトップクラスの刀身により、ビギナーからベテランまで幅広いユーザー層を持つ
当然レーザーブレードとしての破壊力も保たれており、様々な用途で運用された
AALIYAHに採用された02-DRAGONSLAYERとは違い、こちらは純粋なレーザーによるブレードであるため
PAに対しては減衰こそ期待できないものの、干渉による威力低減を防ぐことができる
RDF-O200
オーメル製レーダーユニット
高い総合性能を持つオーギルのFCSであったが、唯一の泣き所ともいえるレーダー性能をフォローするために採用
探索距離は専用レーダーに及ばないが、スキャン間隔は十分すぎる性能をもっている
また、オーメル製レーダーの特徴として、ハードポイントのアームを可動させることで
探査範囲に指向性をもたせることができることが挙げられる
戦闘機動での使用は破損の恐れがあるため行われないが、非戦闘時には頻繁に用いられる機構である
MP-O200I
オーメル製マイクロミサイルポッド
32発もの小型ミサイルを散布するかのように発射する
個々の火力や誘導性は低いが、32発直撃した際の火力は絶大なものがありキャノンのように用いられることも多い
勿論、牽制としてバラ巻かれることもある他、ロックオンのかく乱などにも用いられる
MR-R100R
RF-R100の改良モデル
装弾数はそのままに、火力の底上げを行いメインウェポンとして不足ない性能を持つ
重量こそ増加しているが全体のカテゴリでみれば軽量な方であり、機体に負荷をかけない
ベテランも愛用するロングセラーである
MR-R102
RF-R100の改良モデル
こちらはアサルトライフルとして調整が行われた
他社製のアサルトライフルと比較すると装弾数が多く、持久戦に向く
リンクス戦争の際にジョシュア・オブライエンのホワイトグリントに搭載され、実戦テストが行われた
第3世代ネクストがリリースされる頃には既に通常モデルとされ、同社製ライフルのラインナップを賑わせていた
2代目ノブリス・オブリージュはこれをメイン武装に採用している
式典時には剣を模したカバーが取り付けられていたことも記憶に新しい
ER-R500
ローゼンタール初のレーザーライフル
開発にはオーメル社が大きく関わり、実質ライセンス生産といっても過言ではない
ローゼンタール社が担当したのはほぼ外装面に留まり、独特の形状もそのためである
長い砲身は剣をイメージしており、切り離すことも可能、その際の性能低下は殆ど無い
それでもなお取り付けられたのはローゼン社首脳陣の強い意向によるものと思われる
唯一、PAを砲身で貫き、射撃を行ったケースも存在するが実用に至るには程遠い様だ
EB-R500
ローゼンタール初のレーザーブレード
EB-O305の改良モデルともいえるものであり、性能はややマイルドに調整されている
やはり開発にはオーメル社が大きく関わり、当初はレーザーシールドとして開発が進められた
シールドとしての機構はPAの存在、膨大なEN消費、対衝撃の面から技術試験程度に終わったが
基礎の機構はそのままブレードとして採用された
ランセルへの搭載を前提としており、ビギナーにも扱いやすい様、消費が抑えられている
勿論、EN兵器と親和性の高いオーギルにおいても十分にパフォーマンスを発揮できる
CG-R500
ネクスト用の火器としては初となるチェインガン
腕部用のマシンガンと比較すると取り回しにこそ劣るものの、大きく上回る火力を発揮する
展開型バレルによる高い直進性により、中距離からでも機能し得る弾速も実現している
この兵装もランセルへは標準搭載とされており、扱いやすさからリンクスの評判は上々のようだ
EC-O307AB
ノブリス・オブリージュ専用の3連装レーザーキャノン
EC-O300を3基連結させた様な性能を持つが、出力のリミットが大きく引き上げられており
最大出力時には圧倒的な威力を発揮、ランドクラブ程度のAFならば一撃で沈黙させることすら可能である
また、連射モードへの切替も可能であり、3連装を生かした面制圧にも対応している
開発時期はオーギルとほぼ同時期であるが、オーギルのリリースが遅れた原因の一端でもある
レーザーキャノンとしての完成は早期に完成していたが、デザインに関してローゼン首脳陣が難色を示したためである
当時の試作モデルはキャノンを単純に3基連結させただけで板のようにしか見えず、優美さに欠けるというのだ
それにより急遽待機時には翼のように変形させることで解決をみたのだが
変形による重量バランスの変化、エネルギー配分の見直し等、単純だが時間のかかる調整が長々と行われた
それに伴って搭載するオーギルの調整も行われたのだが、それが最もリリースの遅れに影響したという
余談ではあるが、インテリオル製のレーザー火線が青白い色をしているのに対し、オーメル製のものは橙色に近い
前者はインテリオル独自の性質によるものだが、後者はあえて色を付加したものであり、本来は白色に近い
可視性の点ではあまり差は無いが、あえて色を加えたのは戦場に於ける宣伝的な意味合いが強い
GAN01-SUNSHINE
国家解体戦争に於いて投入されたネクストACには革新的な技術が多く含まれていた
励起させたコジマ粒子による装甲、プライマルアーマー、搭乗者の脳をシステムの一部とし、相互リンクさせるAMS
だが投入時点では懐疑的な面があることも確かで、所謂"枯れた"技術を投入される面もあった
このサンシャインはその枯れた技術で作られたネクストとノーマルの中間地点にある機体といえる
GAN01-SS-H
一概に枯れた技術とは言っても、信頼性、堅牢性に於いて優れた技術の証拠でもあり
サンシャインの頭部を構成するパーツもそれを示す性能をもつ
単眼のカメラアイながら、故障率は極端に低く、装甲も分厚い
AMSにより、柔軟な可動が可能になったネクストだが、仮に頭突きのような動作を行ったとしても動作に支障はないだろう
GAN01-SS-C
古来より、対弾性に関しては様々な努力開発がなされてきた
次々と開発される砲弾に対抗するため、主力戦車にはそれに耐えうる最高の技術を投入した装甲が採用された
本機もまた、例に漏れず、特にコアに於ける装甲はそれを体現しているものといえよう
複合装甲により貫通は困難でありまた、装甲表面がダンパーを兼ねた内部機構により動的に可動
それにより跳弾を誘発させる最新型の防御システムが搭載されている
また、コクピット内部も余裕をもって設計されており、リンクスのストレスを最低限に止めている
GAN01-SS-A
ネクストACの肩部にサブジェネレータを内蔵するものは極めてポピュラーなものである
本機も張り出した肩の形状からそう思われがちであるが、実はサブジェネレータは搭載されず
腕部駆動のための機構、それを保護する装甲のみで構成されている
これにより、最重量級の腕部には軽快な動作が保障され、大型の火器をも軽々と扱うことが出来る
また安定性にも優れ、大火力の反動も最低限に押し止める優れた機構が内蔵されている
格闘戦に陥った場合、パンチのような動作を行ったとしても、数回程度ならば動作は保障されるだろう
GAN01-SS-L
重量級ACの脚部に求められるものは重装甲、そして何より大火力の搭載を可能とする積載力
また、大火力の反動をものともしない優れた安定性である
その点で言えば本機の脚部ユニットは殆どベストとも呼べる性能を誇る
中でも特筆すべき機構は衝撃を受けた際には瞬時に最適なアクチュエータへ切り替えるシステムであろう
正にGA社の技術の塊である
有澤重工社長も旧式となったとはいえ、本ユニットには大きな関心を寄せており、開発の糸口としているようだ
YELLOWSTONE03
汎用装備を幅広く扱えるACに付きまとう問題として、火器管制システムが挙げられる
MSACインターナショナル社の開発した当モデルはYELLOWSTONE01の改良型である
01はややミサイルのロックオンに特化されたモデルであるが
03はそれを継承した形で更に他の火器管制にも優れた適正を示す
反面、負荷も無視できるものではないが、オーギルが全てに無難なのに対し
03は全てに優れる、といった趣の性能を持つ
GAN01-SS-G
当機のジェネレータは正に枯れた技術の結晶とも呼べるものである
レイレナード社の高出力ジェネレータをも上回る出力に加え、他社製パーツを圧倒する大容量コンデンサを搭載
しかし、コジマ粒子の出力に関しては最低クラスであるが、堅牢な装甲により問題とされなかったようだ
また、トップクラスの重量ではあるが、多分に魅力的なスペックを持っているため
中量級ネクストに無理やり搭載するケースも見受けられた
GA社らしい分かりやすいコンセプトのパーツである
GAN01-SS-M.CG,GAN01-SS-B.CG
GAN01-SS-S.CG,GAN01-SS-O.CG
ブースタユニットはどれもクーガー社が製造している
現在となっては、やはり時代遅れの感は拭えないが、クィックブースト関連を除いたブースト性能は今尚魅力
GAグループに吸収されたBFFの狙撃機などにも使用されており、用途を限定するならば十分に現役である
リンクス戦争以降、企業改革が行われたクーガー社はこれをベースに新技術を投入、NSSシリーズとしてリリースされた
こちらは既にBFF社の063フレームに採用されており、047フレームにも適宜換装されることとなっている
GAN02-NSS-WR
GA社製としては初の標準型ライフル
開発はNSSに先行して行われ、サンシャインに、SS-Lによってテストが行われている
中量級となったNSSの積載量減少による総火力不足が懸念されたため、とにかく装弾数を重視している
そのため、射撃精度や弾速については他社製のものに大きく劣ることとなった
NSSロールアウト後には懸念されていた積載量も解消されたため、現在での評価は低い
SS-Lへの採用も見送られ、早急に改良が求められている
GAN01-SS-WG
武装のカテゴリとしては特異なガトリングガン
性質としては連射可能ライフルであるが、実際は大口径マシンガンとでもいうべき操作性である
構造はともかくとして、弾をひたすらにバラ撒ける単純な火器としてGA社リンクス陣のウケはいいようだ
基本的に弾薬は内蔵のものを使用するが、外部からの供給も可能になっている
施設からの供給を受ける場合や、背部に大型の弾倉を装備するケースも見受けられた
GAN01-SS-WGP
好評を受けて改良された大型ガトリングガン
砲身の材質をよりグレードの高いものにすることで数を3本に抑え、構造の単純化を図っている
更に大口径化、大容量化が進められており、総火力は圧倒的なものとなっている
当然ながら重量増加も著しく、重量機以外での搭載は難しい
GAN01-SS-WH.E
旧GAE社によるハンドガン
格納可能な火器として開発が進められ、他社製ネクストでも扱えるようにコンパクトに変形させることができる
また、非常時の火器として信頼性を重視されたため、リボルバー式の弾倉が採用されている
回転弾装に不備があった場合にはマニュピレータによる直接操作も考慮されているが、故障は殆ど起きなかったようだ
アルゼブラ社よりLAREがリリースされるまでは圧倒的なシェアを誇っており今尚使用者は多い
GAEN01-SL-WH
火力増強型ハンドガン
口径を大きくすることで単発の威力を高めている
火力の増強に伴い反動も増しているが、重量の増加は抑えられており
何より格納機構の完全維持には高い技術力の証明でもある
GAN01-SS-WB
重量型ネクストへの搭載を前提とした大型バズーカ砲
バズーカとされるがそれも見かけ上のものであり、実際にはロケット弾ではなく、大口径の徹甲弾を発射する
弾速や取り回しの悪さからネクストへの効果は薄いと思われたが
PAを易々と貫く大質量の弾頭は正に当たれば致命的である
武器腕のGAN01-SS-AWはこちらをベースとした一体化が行われている
GAN01-SS-WBP
持久戦を考慮され、装弾数を大きく増加させたバズーカ砲
若干ながら火力の増強も見られ、積載に余裕のある場合はほぼこちらを搭載したようだ
有澤重工のリンクスも好んで使用したようで、本社のリンクスとあわせて多大な戦果を残した
GAN02-NSS-WBS
近年になって開発された新型の拡散型バズーカ
大質量の弾頭を広範囲にばら撒くため、牽制としての使用や
全段直撃による大ダメージなど幅広い運用を目的とされており、古参リンクスの評価も上々である
NSSへの搭載を前提としているため、重量の増加を最低限に抑えられているがその反面、やや装弾数に関しては不安が残る
GAN01-SS-WD
施設破壊用のドーザーブレード
ブレードと銘打っているものの、完全な鉄塊にすぎず、解体作業以外での運用は難しい
そもそもネクストで解体作業を行うことが稀なため、大概の部隊に支給されているが殆ど使用されなかったようだ
構造的には使用するネクストの腕部に負担をかけないため、大型のダンパーが内蔵されており、
その大部分は旧式となったSS-Lの廃棄パーツが流用されている
PLATTE01
MSAC製の標準型ミサイルポッド
ロックオンした対象を自動追尾するミサイルを発射する
このモデルは同時発射数が少ない代わりに継続的に発射することが出来る
標準型とは銘打っているもののやや癖が強く、標準機には別のモデルを採用されがちである
MUSSELSHELL
こちらは同時発射数を大きく増やしたミサイルポッド
ネクストならではの高速演算によって実現された兵装である
単一の目標への攻撃は勿論、多数の目標を同時に攻撃することも可能
肩部にも同名のパーツが用意されており、同時に発射した際の火力は圧倒的である
WHEELING01
NSSシリーズへの搭載を前提とした最新型のミサイルポッド
低空ながら一度上昇してから目標へ向かう特殊な軌道であり
撃ち落しによる迎撃に多少なりとも効果を発揮したようだ
このパーツはミサイルポッド自体が細かくユニット化されており、目的に応じて調整が可能である
VERMILLION01
対象へ高速飛来するミサイル
速度は一般的なネクストすら遥かに越え、補足は困難を極める
反面、追尾性能が犠牲になっているため、弾道の微調整が可能な砲撃としての運用が主である
POPLAR01
追尾性能に特化させたミサイル
弾頭の全長を短くし、高機能の推進装置により旋回性が高く回避が難しい
その反面弾速では標準型にすら劣るため長距離での使用は困難である
さらに弾単価もやや高額なものとなってしまっている
OSAGE03
垂直打ち上げ式のミサイル
一度高高度まで上昇してから目標を攻撃する特殊なミサイル
戦車やノーマルへの効果は勿論、ネクストでさえ真上の装甲は薄くなっているため、効果は高い
また、他の武装と組み合わせることで更に回避難度を高めることも想定されている
その特殊性とは裏腹に効果は高く、使用するリンクスも多いようだ
WHEELING03
WHEELING01を垂直打ち上げ式に再調整したミサイル
元の標準型弾頭を調整したため、打ち上げ後の追尾性能はOSAGE03に劣るが
発射数が多いので上空からシャワーの如くミサイルを降らせることができる
重量や負荷が高いこともあって、主に支援型ネクストに搭載される
また、このミサイルもWHEELING01のようにユニット分割できるため
重量を調整し前衛機に搭載するパターンも見受けられた
CHEYENE01
特殊な分裂型ミサイル
発射後、目標前方で4基のミサイルに分裂する
他の武装と組み合わせることを前提としており、高い拘束性を持つ
CHEYENE02
分裂数を増やした強化型分裂ミサイル
分裂数は倍の8基となっており拘束性の向上に加え、メイン火器としての攻撃力も備えている
SALINE05
ラインアーク所属ネクスト、ホワイト・グリント専用にMSAC社が委託開発した最新型分裂ミサイル
ホワイト・グリントの背部OBユニットが大きく突き出ているため、空力効果を妨げない形状をしている
装弾数を増加させ、さらに分裂後の追尾性能を向上させることで牽制に大きな効果を発揮する
VOBまたはOBを使用した高速機動時の使用も想定されており、同機との親和性は高い
ホワイト・グリント用に数基が生産された後、開発データは抹消されているため、増産は不可能である
DEARBORN02
近接信管を採用したミサイル
通常型ミサイルにも近接信管機能は搭載されているのだが、
ネクストに使用した場合はPAに阻まれて効果を発揮できなかっため、開発された
PAに反応するモードと通常の近接信管モードを発射前に選択することができ
前者はPA到達前に炸裂することでPAを減衰させる
後者は榴弾ミサイル的な運用を行うことが出来る
DEARBORN03
火力増強型の近接信管ミサイル
同時発射数を増加させることで、多数の目標への攻撃も可能になっている
勿論単一目標に対しても高い効果を発揮する
BIGSIOUX
GA社専属ネクスト、プリミティブライト用に開発された超大型ミサイル
グレネードミサイルともいうべき火力を持ち、ネクストが搭載できる最大級のミサイルである
確実な命中を実現するため、POPLAR01で培われた追尾性能を更に強化している
希少資源を使用した炸薬を採用しているため、弾頭の単価は非常に高額である
Y01-TELLUS
AC用の火器は広範囲に渡り、ほぼ人間が扱うものをサイズアップさせたものだといえる
ネクストが開発され、AMS、ACSにより人間に近い動作が可能になるにつれ、その傾向は顕著になった
しかし当然、人間に扱えてACに扱えない武器が存在するように、逆もまた存在する
そのひとつがEN兵器である
AC本体からエネルギーを供給しレーザー等に変換し打ち出す火器
銃器本体にジェネレータを組み込むことより効率的でより高い出力を期待することもできる
本機は国家解体戦争以前に開発された第一世代ネクストACで、EN兵器の使用を前提とした、革新的なACである
H01-TELLUS
テルスに限らず、ごく一部の例外を除き、ある程度の被弾を前提としている
問題はどの兵器による被害を被るか、という点なのだがテルスはEN兵器の防御を優先させている
これは旧レオーニメカニカ社がコジマ技術への理解を示したことに起因している
実弾はPAで弾き、EN火器は機体で防ぐ、というコンセプトのもと、本機は開発された
頭部ユニットはACとして最低限度の機能をコンパクトかつ低負荷にまとめている
ある程度の無理はリンクス側で対応するため、キャパシティを残すというある意味ネクストらしい思想である
C01-TELLUS
コアユニットにはインテリオルグループ全ての開発陣が携わっている
EN兵器を受け流し、四肢にENを過不足なく供給、更にリンクスの安全を確保
全ての要求を高次元で纏めた、優秀なユニットであり、ほぼ調整なしでアルドラ社のネクストにも採用された
他のネクストに見られない特徴として背部に露出された吸気ファンがある
稼動せずとも冷却に問題は無いのだが、最大稼働時の限界性能を高めるため採用された
また、当ユニットは双発型のOB機構を備える
とはいえ、これで性能が大きく変わるわけではなく、単純にレイアウトの仕様である
A01-TELLUS
ネクスト開発に於いて、各社が最も注力する箇所といえば腕部ユニットであろう
特に火器開発も同時に行うメーカーはその火器を完全に扱えうるユニットを開発する
テルスも例外ではなく、インテリオルのEN火器を扱うため、様々な機構を内蔵している
その際たるものは肩部に内蔵されたサブジェネレータである
サブジェネレータとはいえ、出力自体はノーマルACを十分に動かしえるものであり
肩部に収めるため、出来うる限りコンパクトに設計されている
高出力、小型化の弊害として発生する熱量も大きなものとなってしまったが
肩に新開発の冷却機構を内蔵することで解決した
空冷をメインとしたものであるが、外気の状態による影響を受けない画期的なものである
そして問題をクリアした腕部からは大出力のエネルギーが安定的に供給され
EN火器の威力を飛躍的に高めている
L01-TELLUS
EN火器の防御を重視されている当機であるが、そのためにいくつかの機構を採用している
まず装甲段階でEN兵器の熱量を止めるための外装形状であり、複雑かつなだらかな曲面となっている
次に受け止めた熱量を効率的に排出するための冷却機構である
テルスは機体各部に吸気用のダクトを持ち、これにより冷却を行う
また、受け止め切れなかった場合には被害を最小限度に止めるため、装甲表面の剥離が行われる
剥離される量は被害によって異なるが、40%まで装甲が現象したとしてもEN防御を維持できるものとなっている
LAURA
FCSにはアクアビット社製のものを採用
ミサイルのロック処理性能、レーダー機能には劣るが
背部用の低負荷レーダー、ASミサイルの開発成功により問題とされなかった
MB107-POLARIS
BB103-SCHEAT
SB128-SCHEDAR
ブースタ類はやや通常推力を重視されている
QB性能に関しては消費も出力も押さえ気味であるため、EN火器運用への影響を与えにくい
高出力に傾倒しがちなサイドブースタではあるが、低消費、最低限度の出力から
突撃戦を重視したリンクスがSB128-SCHEDARを選択することもあったようだ
また、MB107-POLARISは空中戦にこそ向かないが、安定した性能から独立傭兵が選択することも多い
専属リンクスもレイレナードから提供されたブースタを選択状況によって選択したようだ
S01-V3
S08-MAXWELL
OB、ジェネレータはレイレナード社のものを採用
OBが生かされる機会は少なかったが、こちらはアルドラ社のヒルベルトで最大限活用された
ジェネレータのマクスウェルはアリーヤ用のものに調整を加えたものである
高機動機のアリーヤに積むにはやや重かった様だがテルスには打ってつけのパーツであり
高いKP出力も十分とはいえなかったPAを埋めることになった
RG01-PITONE
レオーネメカニカが専用に開発したレールガン
長大なバレルを兼ねた弾頭加速用のレールを2対持ち、圧倒的な弾速を誇る
発射する際の負荷も膨大ではあるが、レーザーの届かない距離からの射撃を想定している
リンクス戦争時に実戦テストが行われ、後に取り回しを良くした改良型がリリースされている
LR01-ANTARES
旧メリエス社が開発したレーザーライフル
EN火器としては最もスタンダードであり、癖の無い武装である
他社への供給も前提としており、レイレナード社のリンクスも積極的に使用したようだ
インテリオル製レーザーの特徴として青いレーザー光がある
これは特秘とされている技術の副次的効果によるもので、識別効果等を目的としてものではない
LR02-ALTAIR
火力増強型レーザーライフル
テルスへの搭載を前提とされたレーザーライフル
テルスの十分な出力的余裕を活かし、高出力化が図られている
実際にはテルスの出力には十分に余裕があったのだが、ブースタの換装も考慮し調整された
アルドラ社のリンクスが使用することもあり、ヒルベルトとの相性も良好である
PG02-DENEB
格納型のパルスガン
低出力のレーザーを連射し、瞬間火力には目を見張るものがある
収束用のバレルを長くとれなかったための苦肉の策ではあるが、緊急用として多用された
BM03-MEDUSA
新開発のASミサイルポッド
射出された後に目標を自動識別し攻撃を行う
その性質上、命中精度にやや劣るため、爆発規模を大きくすることで対応された
勿論発射前に信管をある程度調整することもできる
BM05-LAMIA
連装型のASミサイルポッド
単純に発射数を増加させている
重量の増加は抑えられているため、手軽な火力向上、視界の悪い戦闘などで用いられる
また、自動誘導を活かし、高高度からの爆撃に使用されることもあり、専用の武器腕パーツも開発された
HLC02-SIRIUS
ACが搭載できるEN火器としては最大級のハイレーザーキャノン
正にインテリオルグループでの搭載を前提としており、負荷は非常に高くテルスですら連続発射は難しい
その分威力、弾速ともに圧倒的であり、インテリオルの切り札として長く使用された
RD01-SERENA
インテリオル開発の標準レーダー
他社製のものに比べ、機能こそ劣るが負荷はかなり低減されている
オーメル製のものとシェアを二分するレーダーであり、地味ながらも競争は激しい
RD03-PANDORA
RD01-SERENAの再設計型
負荷を抑えつつ高機能化を実現、レールガンの運用をも視野に入れており汎用性は高い
アクアビット製FCS導入はこのレーダーが開発されたため、とも呼ばれる傑作である
047AN
戦闘における被害を最小限に止めるにはいくつかの手法がある
古来より培われてきた戦術であり、今尚色あせることなく活用されている
BFF社のネクストはその中でもアウトレンジからの砲撃による戦術を前提としている
ACが登場する以前の砲撃戦は艦船によるものや自走砲、列車砲、専用のMTによるものだった
また、これらの使用する長距離砲は観測機との協働を前提としたもので運用は限られていた
しかし、ACの登場でそのセオリーは覆される
ACの優れた機動性に加え、何より複数の火器を扱える高い射撃管制能力は言ってしまえば
長距離射撃に於ける観測班すらもパッケージング化されたものである
ネクストの開発により、その技術は一体どのような進化を遂げるのだろうか
047AN02
各社が開発したネクストの頭部ユニットは構造に違いこそあれど、他に部位に比べ性能はやや似通っていた
特に重量カテゴリ別に大別した場合はそれが顕著であり、ほぼ横並びだったといえる
047も例に漏れず、装甲や整波性能等は中量級かつ中庸といったものである
しかし、047の頭部ユニットには全頭部から頭一つ抜けているものがあり、それがカメラ性能である
4基のカメラアイを備え、それが全て並列に稼動することで長距離に於いても鮮明に捕らえることができる
また、赤外線による熱源探知に於いても高い性能を示し砲撃、狙撃を行う環境を選ばない
ただし、それぞれのカメラをサブカメラとすることは想定されていないようである
047AN01
コアユニットは当時同盟企業であったローゼンタールの技術が反映されている
性能的にはPA整波性能を下げ、実弾防御を向上させたといったものであり、構造も共通している
BFF独自の設計としてはジェネレータのシールド機構が他社製よりも強固で配置も独特である
また、排気ダクトの配置も殆どが後方に向けられており、精密射撃の影響を極力抑えられている
047AN03
ACが狙撃を行ううえで最も重要な部位が腕部である
超射程かつ単発の威力に優れたスナイパーライフルはそれゆえ反動も大きく、重量もある
その反動を吸収しつつ、リンクスの感覚をダイレクトに伝えるため、047の腕部には高い精度が要求された
ネクスト用の精査基準としても特に厳格な部品選別が行われ、構造も単純にして複雑
EN兵器の運用は想定されていないことと、センサーへの干渉を避けるためサブジェネレータは搭載されず
正に狙撃に特化した腕部となった
047AN04
射撃の反動は腕部だけで抑えるものではなく、当然全身を使って抑えられるものである
それを支える脚部は特に強固なものが要求された
他社製のACにも見られる傾向だが、人間型のACとはいえ、あえて非人間型としているものがある
特徴的なものがオーメル社のライールやアスピナ機関のソブレロであり空力特性を重視したものとなっている
047の脚部ユニットも股関節を幅広く取り、設置部分を拡大することで安定性を高めている
また、GA社のNSSシリーズの開発にも大きな影響を与えており、そのノウハウは各部で生かされている
047AN05
様々な火器を運用することが可能とされているACだがそれを尖らせることも勿論可能である
特にFCSの調整で戦闘距離は大きく左右され、使用火器も限定される
047AN05は狙撃に特化させたFCSで047の頭部と組み合わせることで射撃管制を最大限に高めることができる
CB-HOGIRE
LB-HOGIRE
AB-HOGIRE
KB-PALLAS
ブースタは当時同盟企業であったローゼンタール製のものを採用している
アウトレンジ砲撃を主眼としているため、機動性は最低限度のものしか必要とされなかったためである
OBも低負荷かつ巡航性能に優れるものを採用し、必要に応じて狙撃地点の移動を行った
NSSがリリースされた現在に於いてはブースタの換装が決定している
その場合のOBに関しては万一接近された場合のAA搭載型とするか影響の少ない従来型とするか選択式になる予定である
GN-HECTOR
ジェネレータもローゼンタール製であるがこちらは047向けに調整を依頼したものである
過度な出力は要求されなかったため、静粛性を高める改良が為されている
やはりこちらのジェネレータもNSSと換装が検討されている
047ANNR
標準型のライフル
BFFらしく高い信頼性と精度が特徴である
同時期の標準型ライフルとしてはRF-R100があり、瞬間火力、取り回しの面で劣る
独立傭兵の入門火器としてはやや選ばれにくい傾向にあるが、ベテランも扱う優秀な火器である
051ANNR
改良型ライフル
047ANNRではなく、047ANSRを改修したものである
ややスナイパーライフル寄りの特性を示すが、中距離での運用に対応すべく調整が行われている
特徴としては換装式の外付けセンサがあり、音響センサ、光学カメラなど状況に応じて換装される
結果的に047ANNRの強化型といった性能になったためか、開発終了と同時に標準機に採用された
有名なリンクスであるベルリオーズやホワイトグリントがメインウェポンに採用し、高い戦果を上げた
047ANSR
ネクスト用としては初のスナイパーライフル
ボルトアクション式の装弾方法を採用しており、高性能の弾頭を精密に発射する
尚、ボルトアクションはあくまでその装弾方法であるため、ライフルの機構自体が行い、ネクストが直接操作する必要はない
この汎用ライフルとしても機能し得る操作性を持つため、047の標準装備に採用された
050ANSR
改良型のスナイパーライフル
リンクス戦争時はメアリー・シェリー専用として開発されたが、それ以後は通常ラインナップに加えられた
取り回しが悪く、狙撃用途以外での運用は難しいが、狙撃においては047ANSRを大きく上回る
リンクスのセンスが問われる銃であり、癖が強い
061ABSR
最新型スナイパーライフル
完全新規の設計であり、ここまで来るともはやハンドスナイパーキャノンである
当然狙撃というよりは砲撃に近い性能であり、それ相応の運用が必要である
049ANSC
ネクスト用に調整されたスナイパーキャノン、原型機は044ACに搭載されたものである
大質量の弾頭を高速で発射し、高い貫通性を誇るため、PAに対しても有効なダメージを与えられる
その反面重量、反動は凄まじく、搭載する機体を選ぶ武装である
BFF社がGAグループに吸収され際に榴弾の使用も可能になるよう検討されたが廃案となっている
050ANSC
更に有効射程、威力を強化したスナイパーキャノン
大口径化、弾頭の長大化も行われており、それに比例して反動も増している
2脚型での扱いは難しく、4脚やタンク型での運用が求められる
061ANSC
最新型の重スナイパーキャノン
威力の強化と共に最早4脚ですら扱いの難しい反動、重量であり重4脚での使用が想定されている
狙撃砲としては異例の中折れ式バレルを採用している
GA社の技術陣営も加わることで、接合部分にはGAグループ全ての技術が集結されている
展開時のバレル全長は軽くACの背丈を越え、最大級のものとなっている
WHITE-GLINT
元々ACには高い汎用性が求められていたため、ネクストに於いてもそれは継承されている
優れた基本性能によるものもあるが、大部分はコア構想に依存しているといっても良い
コア構想とは、ACの中心部であるコアユニットをベースとし、四肢、武装を交換することで
汎用性を高め、また整備性の向上を目的としたものである
ネクスト開発においてもコア構造の継承は各企業間で厳粛に取り決められた規格を導入している
これによってACをより自分の理想とする機体にカスタマイズでき、
感覚的なものに頼る部分が大きいリンクスの間では特に喜ばれたようである
しかし、本機、ホワイトグリントはそのセオリーにまるで逆行している機体である
あるリンクスのために作られたフレームはコア構想の基本こそ守ってはいるものの
フレーム一式で扱うことを前提としており、そのための機構がちりばめられている
機体を大きく変形させることで高速巡航形態への変形、アサルトアーマー時の整波装置露出
その機構に加え、所属などから来る立場上からネクストの中でも特殊な機体として分類される
WHITE-GLINT/HEAD
本機には原型機が存在し、リンクス戦争の英雄とも呼ばれたリンクスの機体を大幅に改修したものとなっている
とはいっても、全パーツの70%が新規パーツとなっており、元の機体の面影は無いに等しい
原型機についても当時は珍しいフレーム構成を頻繁に変えるリンクスであったため、再現は不可能である
頭部ユニットはその傾向が顕著であり、形状は元より、新機軸の機構を採用したことにより特定は困難である
複数のカメラを採用したことで補足性能、リカバリ性能をバランス良くまとめオート連動のカメラ保護機構により故障率は低い
また、専用のスタビライザーが容易され、象徴性を高めるのに一役買っているようだ
WHITE-GLINT/CORE
コア規格が共通化されているといっても新規で作る必要がない、との判断から残されたに過ぎない
本機開発に関わった元アスピナ機関所属のアーキテクト、アブ・マーシュによれば
コア構想を取り入れない、ある意味でプロトタイプネクストに近いものとする案もあったようだ
ホワイトグリントのコアユニットは特にそれが顕著である
大きく張り出した展開式のOBユニットは巡航性能、機動性を大きく高めるが
背部兵装の種類によっては大きくバランスを崩してしまい、汎用性は低い
また、巡航形態への変形ありきで設計されているため、他社製パーツでは真価を発揮できないことから
本機のコア構想に対するスタンスの象徴ともいえる
余談ではあるが、OBユニットは切り離しが可能であり、その姿を確認した企業陣の間で
一時は背部兵装と思われていた時期があった
WHITE-GLINT/LEGS
腕部ユニットはリンクスの意向により、ライフル、マシンガン等の比較的軽火器の運用に優れている
しかしフレーム換装を想定していないため、他の重火器、EN火器に対しても無難に対応することができる
更にPA整波性能を含めた防御性能も高レベルでまとめられており、技術の高さが伺える
また、巡航形態時には肩が前に倒れ、空力効果を高めることができる
その際にはサイドブースタは前方に向けられ、急減速などに使用されたようだ
前腕部には展開式のPA整波装置が備えられ、AA時にはある程度の指向性を与えることができたようだ
WHITE-GLINT/LEGS
比較的変形による影響が少ない脚部ユニットではあるが、こちらも原型はとどめていない
背部ユニットに大火器を搭載されることが想定されていないながらも、安定性は高い
また、リンクスの意向により空中、地上においても独自のバランサを動作させることで滑るような挙動を示す
空中戦を行うことが多いホワイトグリントのためロールアウト後も頻繁に調整が行われた
FS-JUDITH
内装系に於いては標準ネクストと同じものが採用されている
FCSはやや接近戦寄りで大概の武装にマッチするものを使用している
ある意味でFCSがネクスト、リンクスの特性を示すといえるだろう
03-AALIYAH/G
ブースタの消費が抑えられているため、コンデンサ容量は抑えられ
かつOB巡航を視野にいれたEN、KP共に高出力のものが採用された
やや負荷の高いホワイトグリントのフレームであったが機能不全を起こすことなくENを供給した
EKHAZAR-LEGB,CB-JUDITH
AB-HOLOFERNES,KRB-PALLAS
空中戦を意識され、それに特化したブースタが選択されている
サイドブースタはオーメル製の特殊なものが採用され、運用の幅は広い
OBはAA搭載型のため、推力、消費共に劣るがコアユニットの補助ブースタによって補われている
051ANNR
063ANAR
SALINE05
リンクス戦争時代から愛用されていた銃をメインウェポンとし
サブウェポンにも最新鋭のBFF製アサルトライフルを採用
取り回しに優れた武装ではあるが、変形時にも問題なく射撃を行うことが出来
特殊な任務でなければ専らこの兵装で出撃したようだ
背部には半ば専用に近い形で新型ミサイルポッドを発注している
先述の通り、コアユニットに装備できる火器が限られたため、それに適合する形で設計された
ラインアーク所属とはいえ、独立傭兵に近い立場ながらも最新鋭、専用の兵装が安定して供給された背景には
リンクス戦争時代のスポンサーが関係しているともいわれている
URL:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1233796082/
【俺、ジャック・O】アーマードコア【興<アオオーッ!!】
URL:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1234325824/
【リリアナ】アーマードコア【尻穴】
URL:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1234666549/
【ヤンデレ】アーマードコア【リリウム】
URL:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1234837528/
【ロイには冷たい】アーマードコア【ウィン・D】
URL:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1235005093/
03-AALIYAH
本機はレイレナード社の開発した次世代アーマードコア、ネクストの標準機のひとつである
ネクストとしては比較的初期に開発されたものであるが、その先鋭化されたコンセプトは未だ色あせることなく
パーツ単位で組み込む者から、フレーム一式をそのまま運用するものも多い
近距離、至近距離での戦闘を主眼に置かれ、それに対応するため高出力ブースタを筆頭とした運動性に特化している
反面、他社製中量級ネクストに比べると装甲では大きく劣るが、高出力のプライマルアーマーでそれを補っている
色々な意味で特化型と評価されることが多いようである
尚、レイレナード社の崩壊により、一時は運用に於けるパーツが激減したが
オーメル社がレイレナード社の技術者を取り入れたことにより、少数ながら増産が行われている
未確認情報ではあるが、ラインアークのホワイトグリントは本機をベースにしたとの見方も広まっている
03-AALIYAH/H
旧世代AC、また後世に於いても例を見ない複眼型のカメラアイを採用
使用されていないカメラを予備カメラとすることで、システム復帰を格段に早めているが、
本来の目的は全カメラを使用した全周囲の常時把握にある
しかし、この機能は対応できるリンクスが存在しないこと、いたとしてもカメレオンのごとく
めまぐるしく移り変わる視覚で高速戦闘を行うことはまず不可能と判断されたため、封印されている
標準スタビライザーとして前方に伸びるアンテナ状のものが用意されているが
使用するリンクスは少なかった様だ
03-AALIYAH/C
前後に長い、同世代としては珍しいデザインのコアである
ダクトや内部パーツがむき出しになっている部分もあるが、被弾を想定していないため問題とはされなかった
背部に伸びるエアロパーツ状のウィングは、オートで稼動し空気抵抗の最適化に一役買っている
当然AMSを介したマニュアル稼動も可能であるが、その分リンクスへの負荷は大きくなる
標準スタビライザーとして、背部に伸びる羽状のものと、コア上部にとりつけるものが存在する
内部構造状、重心が前に寄りがちなコアユニットのため、前者は標準装備が検討される程であった
また、デザイン的に他社製コアユニットに取り付ける者も多く、需要は高かった
03-AALIYAH/A
高速戦闘に対応するため、運動性は極限にまで高められ、反動制御もトップクラスをマーク
射撃時の精度こそ高くないものの、近距離戦においては問題とされなかったようだ
肘の大きく張り出したユニットには副腕が収納されており、オートでカートリッジ交換等を行える
これに加え、射撃時の反動緩和にも利用される予定であったが
先述の通り、対応できるリンクスが存在しなかったため、この機構も封印されている
外見上の大きな特徴である大きく張り出した肩部ユニットにはサブジェネレータ、大型整波装置が内蔵されている
これにより、安定した稼働率を実現し、余剰出力によってEN兵器の運用にも高い適正を示した
AALIYAHを象徴するとも評され、極めて高性能なパーツのため、需要は最も高かった
03-AALIYAH/L
中量2脚パーツにカテゴライズされるが、特徴は極めて軽量2脚に近い
旋回性、安定性、PA性能を強化された典型的な特化パーツである
機動面においては同世代の中量級ネクストを大きく引き離しており、問題とされた装甲の脆弱性は
装甲の分軽くなった重量とPAにより、むしろ被弾は大きく抑えられたようである
余談ではあるが、同社製パーツ04-ALICIA/Lと共用部品も多く、部品単位での生産数はかなり多い
標準スタビライザーとしては尻部へ装着するものが容易されている
バランス等の問題は特に存在しないため、装着は任意であったが利用率は高かった
03-AALIYAH/M
03-AALIYAH/B
03-AALIYAH/S
03-AALIYAH/O
AARIYAHの機動性を大きく支えるブースタである
変換効率に難を残すものの、それを補って余りある高出力を実現
特にクィックブースト時の出力は群を抜いており、GA社製SUNSHINEですら軽がると飛ばして見せた
しかし、やはり高出力ゆえの高消費は免れず、同社製パーツの中でも特にピーキーなものとして認識されている
後に03-AALIYAH/Mをより特化させたS04-VIRTUEが開発され、極一部のリンクスに使用された
また、03-AALIYAH/Sを外部向けに改良されたS02-ORTEGAも開発された
主にインテリオルグループ向けに調整され、変換効率の向上が図られている
INBLUE
同盟企業であるアクアビット製のFCS
アクアビットらしく、近接戦闘に於ける処理速度にのみ特化され、AALIYAHとの親和性は抜群である
03-AALIYAH/G
完全にAALIYAH搭載を前提として開発されたジェネレータ
アクアビットの技術者も開発に協力しており、EN出力、KP出力共に高水準を達成している
開発当初は現在の1.5倍程の重量だったが、不要とされたコンデンサを削減することで軽量化
削減される前のモデルは更に調整が進められ、S08-MAXWELLとしてリリースされた
インテリオルグループ向けのパーツではあるが、AALIYAHに搭載する者も多かったようだ
01-HITMAN
標準的なマシンガン
速射製に優れるが、メイン武装としては火力不足であり、専ら牽制に用いられる
特化型のAALIYAHに採用された火器としては、やや不釣合いな印象すら受けるが
レイレナード社は一瞬で距離をつめ、大火力を叩き込む、マシンガンはその際の補助
といった運用を想定していたため、問題とはされなかった
そのことは多くのリンクスが右利きにも拘らず、左腕部にこの兵装を配置することを
標準としていたことからも伺える
02-DRAGONSLAYER
高密度のエネルギー塊を発生させるレーザーブレード
レーザーブレードと銘打っているものの、本質は大きく異なり
プラズマキャノンの技術を応用したものを刀身として発振している
エネルギーを失ったプラズマは即座に霧散してしまうため、刀身が極端に短い
そのことはAALIYAHのコンセプトである近距離戦に於いて問題になるかと思われたが、
既存のどのブレードよりもはるかに高出力な刀身により、
敵機がリーチに勝るブレードを使用した場合においてもそれごと相手を叩ききることすら可能、とされた
しかし、それを差し置いても運用難度は高く、多くのリンクスは専ら施設破壊用として運用したようである
SULTAN
アクアビット社製のプラズマキャノン
高圧縮のプラズマに指向性を与え発射する
主にブレードの有効射程外に於いて使用される
単純に高威力な兵装として運用される他にも、大きくPAを減衰させる、
着弾時に指向性を失ったプラズマが霧散し、ECM効果を与える等の副次効果も期待できる
03-MOTORCOBRA
02-HITMANの改良型、純粋にスペックアップが行われ、ほぼ完全な上位互換となっている
改良点は多岐にわたり、弾薬からフレームまでもが一段階上を目指して設計されたが、その分重量も増加している
しかしそれを補って余りある高バランスで評価は高く、メイン兵装としても運用が可能になった
2丁装備し、弾幕、火力の更なる強化
これすらも牽制用として装備するリンクスも存在し、幅広い運用がされたようである
04-MARVE
瞬間火力に特化したアサルトライフル
初の対ネクストを主眼に置かれた武装であり、今尚その効果は高い
弾頭にはBFFの技術も取り入れられており、PAを易々と貫き、装甲に致命傷を与える
設計段階ではAALIYAHの副腕を使用し、反動を緩和させる予定であったが
副腕のマニュアル稼動封印に伴い廃案、大型のカウンターウェイトを搭載することで問題を解決させた
このカウンターウェイトは銃身の保護も兼ねており、消耗率を大きく引き下げることとなった
また、これによる刺突、投擲を行われるケースも少なくなかったようだ
07-MOONLIGHT
個人が武装に改造を加えることは良くあることであるが、パーツ自体を新造するのは非常に稀である
07-MOONLIGHTはその代表的なもので、旧レイレナード社のリンクス、アンジェ専用のパーツとなっている
02-DRAGONSLAYERをベースに更なる高出力、広範囲の刀身を形成させることが可能になっている
ベース機の問題であったプラズマの霧散については特殊なレアメタルを使用し、安定化に成功している
ブレードとしては最高の存在であるが、レアメタルの精製が資源的に不可能であるため
僅か2振りが製造されたに留まっている
尚、EN供給の調整によって、更に刀身を拡大することも可能とされている
TYPE-HOGIRE
本機はローゼンタール社の開発したネクストACの基本フレームである
開発時期は国家解体戦争直前となっており、1世代ネクストとしては再後発にあたる
一般的な評価は最後発にして基礎、とも呼ばれており完成度、汎用性は高水準をマークしている
また、ネクストACといえばこの機体を連想する市民も多く、その意味でも優れた機体である
第3世代ネクストとしてTYPE-LANCELがリリースされた現在においても一線で使われ続けている
HD-HOGIRE
オーギルのヘッドユニット
ネクストとしては標準的なカメラユニット、防護機構を備えている
試作段階では対閃光用に展開式のカメラカバーも用意されていたようだが
展開が間に合わないケースが多発したため殆ど使われず、初期ロットのみの搭載となっている
外見的な特徴である大型のホーンアンテナはOB時等には折りたたまれ、空力効果を向上させることが可能
今となっては性能的に特筆すべき点は少ないが、ヒーロー的な外見に惹かれ、ユーザーは多い
標準スタビライザーは側頭部に増設されるアンテナ状のパーツ
簡単な改造で補助アンテナとしての機構を実装することが出来、ビジュアル的な面から装着者は多い
CR-HOGIRE
HOGIREの開発が遅れた理由のひとつがコアユニットにある
重量を抑え、実弾、EN兵器防御の両方を高い水準でまとめている
その開発段階においてPAの脆弱性が指摘されたが、大型の整波装置を取り付けることでやや強引に対処している
オーメル社の基本フレームであるTYPE-JUDITHにも本ユニットが採用されており、性能の高さが伺える
また、コア上部のカバーを展開、内蔵の整波装置を露出させることでPA強度を向上させることも可能
この機構は初期ロット以降は使用頻度の低さから長らくオミットされていたが
第3世代以降の機体に採用されたアサルトアーマー機構に対応するために再び搭載させたモデルも生産されたようだ
AM-HOGIRE
ネクストACの腕部ユニットは重量別に3つに大分されるが、更にその中で2つに分けられることがある
肩部にサブジェネレータを搭載するか否かがその分類なのだが設計者はこれについて大いに頭を悩ませることになる
サブジェネレータを搭載すれば腕部の稼働率を大きく高めることが可能になり
単純に高出力化させることで運動性の向上を望むことが出来る、更にEN兵器の出力を高めることも可能になる
しかし、それに伴う本体及びラジエータ搭載スペースの拡大、それによる重量増加、内部機構の複雑化から
更に高出力化、大型化の悪循環を招く結果となり、開発難度を大きく高める要因となる
オーギル用の腕部ユニットにはサブジェネレータの中でも小型のものが配置されている
このジェネレータは、EN兵器への供給にのみ採用されるため、腕部へのEN供給元とは完全に独立している
これにより比較的簡易な構造となり、攻撃適正、耐弾性を維持することに成功している
その代償として、腕部ユニットへのEN供給率は増大してしまったが、それを補って余りある性能だといえよう
LG-HOGIRE
TYPE-HOGIREは性能を尖らせることよりも、汎用性に重きを置いて設計されている
それを象徴するのがローゼンタール所属のリンクス、レオハルトの駆るノブリス・オブリージュである
ノブリスには羽を連想させる大型の3連装レーザーキャノンが2基搭載されている
この兵装は威力こそ絶大なものの、消費EN、重量もかなりのものであり、負荷は相当に高い
しかし、オーギルは大幅なパーツ変更を行わずこれを搭載している
本ユニットの汎用性、設計の余裕を伺うことができる好例はノブリス、更にはその戦果からも伺うことが出来る
FS-HOGIRE
汎用性を追及されたオーギルだが、その火器管制システムは他社からの評価も高い
これはこのパーツが他社製の兵装を難なく扱えることに起因しているのだが
このパーツから派生したFCSの多さからも伺うことができる
近年、特化型ネクストの使用傾向が増えている現在となっては無難、ともいわれがちではあるが
1時代を築いたパーツとして多大に評価したい
GN-HOGIRE
中庸的なパーツが多い中量級のジェネレータの中でも特に中庸的な調整が為されている
コンデンサ容量を大きくとっており、重量は控えられている
出力はやや抑え目となっており、地味な印象すら受ける
オーギルに一味加えるための過不足ない性能、とするためのジェネレータである
MB-HOGIRE
LB-HOGIRE
AB-HOGIRE
ブースタ類はどれも機動に負荷をかけない低消費に纏められている
しかしその出力は、低消費ながらも、の評価を抜け出せないものであり、用途に応じて換装が求められる
あえてこのブースタが選ばれることは少ないようで、あくまでオーギルの基本ユニット、という位置づけである
KB-JUDITH
オーメル社製のオーバードブースタユニット
最軽量かつ低消費から長距離巡航用、又はOBを使わないリンクスからとりあえず、的な使用が主だったが
オーギルは基本パッケージとして採用、これも必要に応じて換装されることを前提としている
第3世代のリリース後はオーギルの基本構成にはKB-PALLASが用いられることになった
RF-R100
標準的な実弾ライフル
同じく標準ライフルとしては047ANNRが挙げられるが、047より速射製に優れる
ノーマル相手の主兵装としては十分な火力を持っているが、ネクスト相手には不足しがちである
このライフルでネクストに慣れた後はサブウェポンとして用いられることが多いようだ
EB-O305
刀身の長さに定評のあるオーメル製ロングレーザーブレード
ブレードでもトップクラスの刀身により、ビギナーからベテランまで幅広いユーザー層を持つ
当然レーザーブレードとしての破壊力も保たれており、様々な用途で運用された
AALIYAHに採用された02-DRAGONSLAYERとは違い、こちらは純粋なレーザーによるブレードであるため
PAに対しては減衰こそ期待できないものの、干渉による威力低減を防ぐことができる
RDF-O200
オーメル製レーダーユニット
高い総合性能を持つオーギルのFCSであったが、唯一の泣き所ともいえるレーダー性能をフォローするために採用
探索距離は専用レーダーに及ばないが、スキャン間隔は十分すぎる性能をもっている
また、オーメル製レーダーの特徴として、ハードポイントのアームを可動させることで
探査範囲に指向性をもたせることができることが挙げられる
戦闘機動での使用は破損の恐れがあるため行われないが、非戦闘時には頻繁に用いられる機構である
MP-O200I
オーメル製マイクロミサイルポッド
32発もの小型ミサイルを散布するかのように発射する
個々の火力や誘導性は低いが、32発直撃した際の火力は絶大なものがありキャノンのように用いられることも多い
勿論、牽制としてバラ巻かれることもある他、ロックオンのかく乱などにも用いられる
MR-R100R
RF-R100の改良モデル
装弾数はそのままに、火力の底上げを行いメインウェポンとして不足ない性能を持つ
重量こそ増加しているが全体のカテゴリでみれば軽量な方であり、機体に負荷をかけない
ベテランも愛用するロングセラーである
MR-R102
RF-R100の改良モデル
こちらはアサルトライフルとして調整が行われた
他社製のアサルトライフルと比較すると装弾数が多く、持久戦に向く
リンクス戦争の際にジョシュア・オブライエンのホワイトグリントに搭載され、実戦テストが行われた
第3世代ネクストがリリースされる頃には既に通常モデルとされ、同社製ライフルのラインナップを賑わせていた
2代目ノブリス・オブリージュはこれをメイン武装に採用している
式典時には剣を模したカバーが取り付けられていたことも記憶に新しい
ER-R500
ローゼンタール初のレーザーライフル
開発にはオーメル社が大きく関わり、実質ライセンス生産といっても過言ではない
ローゼンタール社が担当したのはほぼ外装面に留まり、独特の形状もそのためである
長い砲身は剣をイメージしており、切り離すことも可能、その際の性能低下は殆ど無い
それでもなお取り付けられたのはローゼン社首脳陣の強い意向によるものと思われる
唯一、PAを砲身で貫き、射撃を行ったケースも存在するが実用に至るには程遠い様だ
EB-R500
ローゼンタール初のレーザーブレード
EB-O305の改良モデルともいえるものであり、性能はややマイルドに調整されている
やはり開発にはオーメル社が大きく関わり、当初はレーザーシールドとして開発が進められた
シールドとしての機構はPAの存在、膨大なEN消費、対衝撃の面から技術試験程度に終わったが
基礎の機構はそのままブレードとして採用された
ランセルへの搭載を前提としており、ビギナーにも扱いやすい様、消費が抑えられている
勿論、EN兵器と親和性の高いオーギルにおいても十分にパフォーマンスを発揮できる
CG-R500
ネクスト用の火器としては初となるチェインガン
腕部用のマシンガンと比較すると取り回しにこそ劣るものの、大きく上回る火力を発揮する
展開型バレルによる高い直進性により、中距離からでも機能し得る弾速も実現している
この兵装もランセルへは標準搭載とされており、扱いやすさからリンクスの評判は上々のようだ
EC-O307AB
ノブリス・オブリージュ専用の3連装レーザーキャノン
EC-O300を3基連結させた様な性能を持つが、出力のリミットが大きく引き上げられており
最大出力時には圧倒的な威力を発揮、ランドクラブ程度のAFならば一撃で沈黙させることすら可能である
また、連射モードへの切替も可能であり、3連装を生かした面制圧にも対応している
開発時期はオーギルとほぼ同時期であるが、オーギルのリリースが遅れた原因の一端でもある
レーザーキャノンとしての完成は早期に完成していたが、デザインに関してローゼン首脳陣が難色を示したためである
当時の試作モデルはキャノンを単純に3基連結させただけで板のようにしか見えず、優美さに欠けるというのだ
それにより急遽待機時には翼のように変形させることで解決をみたのだが
変形による重量バランスの変化、エネルギー配分の見直し等、単純だが時間のかかる調整が長々と行われた
それに伴って搭載するオーギルの調整も行われたのだが、それが最もリリースの遅れに影響したという
余談ではあるが、インテリオル製のレーザー火線が青白い色をしているのに対し、オーメル製のものは橙色に近い
前者はインテリオル独自の性質によるものだが、後者はあえて色を付加したものであり、本来は白色に近い
可視性の点ではあまり差は無いが、あえて色を加えたのは戦場に於ける宣伝的な意味合いが強い
GAN01-SUNSHINE
国家解体戦争に於いて投入されたネクストACには革新的な技術が多く含まれていた
励起させたコジマ粒子による装甲、プライマルアーマー、搭乗者の脳をシステムの一部とし、相互リンクさせるAMS
だが投入時点では懐疑的な面があることも確かで、所謂"枯れた"技術を投入される面もあった
このサンシャインはその枯れた技術で作られたネクストとノーマルの中間地点にある機体といえる
GAN01-SS-H
一概に枯れた技術とは言っても、信頼性、堅牢性に於いて優れた技術の証拠でもあり
サンシャインの頭部を構成するパーツもそれを示す性能をもつ
単眼のカメラアイながら、故障率は極端に低く、装甲も分厚い
AMSにより、柔軟な可動が可能になったネクストだが、仮に頭突きのような動作を行ったとしても動作に支障はないだろう
GAN01-SS-C
古来より、対弾性に関しては様々な努力開発がなされてきた
次々と開発される砲弾に対抗するため、主力戦車にはそれに耐えうる最高の技術を投入した装甲が採用された
本機もまた、例に漏れず、特にコアに於ける装甲はそれを体現しているものといえよう
複合装甲により貫通は困難でありまた、装甲表面がダンパーを兼ねた内部機構により動的に可動
それにより跳弾を誘発させる最新型の防御システムが搭載されている
また、コクピット内部も余裕をもって設計されており、リンクスのストレスを最低限に止めている
GAN01-SS-A
ネクストACの肩部にサブジェネレータを内蔵するものは極めてポピュラーなものである
本機も張り出した肩の形状からそう思われがちであるが、実はサブジェネレータは搭載されず
腕部駆動のための機構、それを保護する装甲のみで構成されている
これにより、最重量級の腕部には軽快な動作が保障され、大型の火器をも軽々と扱うことが出来る
また安定性にも優れ、大火力の反動も最低限に押し止める優れた機構が内蔵されている
格闘戦に陥った場合、パンチのような動作を行ったとしても、数回程度ならば動作は保障されるだろう
GAN01-SS-L
重量級ACの脚部に求められるものは重装甲、そして何より大火力の搭載を可能とする積載力
また、大火力の反動をものともしない優れた安定性である
その点で言えば本機の脚部ユニットは殆どベストとも呼べる性能を誇る
中でも特筆すべき機構は衝撃を受けた際には瞬時に最適なアクチュエータへ切り替えるシステムであろう
正にGA社の技術の塊である
有澤重工社長も旧式となったとはいえ、本ユニットには大きな関心を寄せており、開発の糸口としているようだ
YELLOWSTONE03
汎用装備を幅広く扱えるACに付きまとう問題として、火器管制システムが挙げられる
MSACインターナショナル社の開発した当モデルはYELLOWSTONE01の改良型である
01はややミサイルのロックオンに特化されたモデルであるが
03はそれを継承した形で更に他の火器管制にも優れた適正を示す
反面、負荷も無視できるものではないが、オーギルが全てに無難なのに対し
03は全てに優れる、といった趣の性能を持つ
GAN01-SS-G
当機のジェネレータは正に枯れた技術の結晶とも呼べるものである
レイレナード社の高出力ジェネレータをも上回る出力に加え、他社製パーツを圧倒する大容量コンデンサを搭載
しかし、コジマ粒子の出力に関しては最低クラスであるが、堅牢な装甲により問題とされなかったようだ
また、トップクラスの重量ではあるが、多分に魅力的なスペックを持っているため
中量級ネクストに無理やり搭載するケースも見受けられた
GA社らしい分かりやすいコンセプトのパーツである
GAN01-SS-M.CG,GAN01-SS-B.CG
GAN01-SS-S.CG,GAN01-SS-O.CG
ブースタユニットはどれもクーガー社が製造している
現在となっては、やはり時代遅れの感は拭えないが、クィックブースト関連を除いたブースト性能は今尚魅力
GAグループに吸収されたBFFの狙撃機などにも使用されており、用途を限定するならば十分に現役である
リンクス戦争以降、企業改革が行われたクーガー社はこれをベースに新技術を投入、NSSシリーズとしてリリースされた
こちらは既にBFF社の063フレームに採用されており、047フレームにも適宜換装されることとなっている
GAN02-NSS-WR
GA社製としては初の標準型ライフル
開発はNSSに先行して行われ、サンシャインに、SS-Lによってテストが行われている
中量級となったNSSの積載量減少による総火力不足が懸念されたため、とにかく装弾数を重視している
そのため、射撃精度や弾速については他社製のものに大きく劣ることとなった
NSSロールアウト後には懸念されていた積載量も解消されたため、現在での評価は低い
SS-Lへの採用も見送られ、早急に改良が求められている
GAN01-SS-WG
武装のカテゴリとしては特異なガトリングガン
性質としては連射可能ライフルであるが、実際は大口径マシンガンとでもいうべき操作性である
構造はともかくとして、弾をひたすらにバラ撒ける単純な火器としてGA社リンクス陣のウケはいいようだ
基本的に弾薬は内蔵のものを使用するが、外部からの供給も可能になっている
施設からの供給を受ける場合や、背部に大型の弾倉を装備するケースも見受けられた
GAN01-SS-WGP
好評を受けて改良された大型ガトリングガン
砲身の材質をよりグレードの高いものにすることで数を3本に抑え、構造の単純化を図っている
更に大口径化、大容量化が進められており、総火力は圧倒的なものとなっている
当然ながら重量増加も著しく、重量機以外での搭載は難しい
GAN01-SS-WH.E
旧GAE社によるハンドガン
格納可能な火器として開発が進められ、他社製ネクストでも扱えるようにコンパクトに変形させることができる
また、非常時の火器として信頼性を重視されたため、リボルバー式の弾倉が採用されている
回転弾装に不備があった場合にはマニュピレータによる直接操作も考慮されているが、故障は殆ど起きなかったようだ
アルゼブラ社よりLAREがリリースされるまでは圧倒的なシェアを誇っており今尚使用者は多い
GAEN01-SL-WH
火力増強型ハンドガン
口径を大きくすることで単発の威力を高めている
火力の増強に伴い反動も増しているが、重量の増加は抑えられており
何より格納機構の完全維持には高い技術力の証明でもある
GAN01-SS-WB
重量型ネクストへの搭載を前提とした大型バズーカ砲
バズーカとされるがそれも見かけ上のものであり、実際にはロケット弾ではなく、大口径の徹甲弾を発射する
弾速や取り回しの悪さからネクストへの効果は薄いと思われたが
PAを易々と貫く大質量の弾頭は正に当たれば致命的である
武器腕のGAN01-SS-AWはこちらをベースとした一体化が行われている
GAN01-SS-WBP
持久戦を考慮され、装弾数を大きく増加させたバズーカ砲
若干ながら火力の増強も見られ、積載に余裕のある場合はほぼこちらを搭載したようだ
有澤重工のリンクスも好んで使用したようで、本社のリンクスとあわせて多大な戦果を残した
GAN02-NSS-WBS
近年になって開発された新型の拡散型バズーカ
大質量の弾頭を広範囲にばら撒くため、牽制としての使用や
全段直撃による大ダメージなど幅広い運用を目的とされており、古参リンクスの評価も上々である
NSSへの搭載を前提としているため、重量の増加を最低限に抑えられているがその反面、やや装弾数に関しては不安が残る
GAN01-SS-WD
施設破壊用のドーザーブレード
ブレードと銘打っているものの、完全な鉄塊にすぎず、解体作業以外での運用は難しい
そもそもネクストで解体作業を行うことが稀なため、大概の部隊に支給されているが殆ど使用されなかったようだ
構造的には使用するネクストの腕部に負担をかけないため、大型のダンパーが内蔵されており、
その大部分は旧式となったSS-Lの廃棄パーツが流用されている
PLATTE01
MSAC製の標準型ミサイルポッド
ロックオンした対象を自動追尾するミサイルを発射する
このモデルは同時発射数が少ない代わりに継続的に発射することが出来る
標準型とは銘打っているもののやや癖が強く、標準機には別のモデルを採用されがちである
MUSSELSHELL
こちらは同時発射数を大きく増やしたミサイルポッド
ネクストならではの高速演算によって実現された兵装である
単一の目標への攻撃は勿論、多数の目標を同時に攻撃することも可能
肩部にも同名のパーツが用意されており、同時に発射した際の火力は圧倒的である
WHEELING01
NSSシリーズへの搭載を前提とした最新型のミサイルポッド
低空ながら一度上昇してから目標へ向かう特殊な軌道であり
撃ち落しによる迎撃に多少なりとも効果を発揮したようだ
このパーツはミサイルポッド自体が細かくユニット化されており、目的に応じて調整が可能である
VERMILLION01
対象へ高速飛来するミサイル
速度は一般的なネクストすら遥かに越え、補足は困難を極める
反面、追尾性能が犠牲になっているため、弾道の微調整が可能な砲撃としての運用が主である
POPLAR01
追尾性能に特化させたミサイル
弾頭の全長を短くし、高機能の推進装置により旋回性が高く回避が難しい
その反面弾速では標準型にすら劣るため長距離での使用は困難である
さらに弾単価もやや高額なものとなってしまっている
OSAGE03
垂直打ち上げ式のミサイル
一度高高度まで上昇してから目標を攻撃する特殊なミサイル
戦車やノーマルへの効果は勿論、ネクストでさえ真上の装甲は薄くなっているため、効果は高い
また、他の武装と組み合わせることで更に回避難度を高めることも想定されている
その特殊性とは裏腹に効果は高く、使用するリンクスも多いようだ
WHEELING03
WHEELING01を垂直打ち上げ式に再調整したミサイル
元の標準型弾頭を調整したため、打ち上げ後の追尾性能はOSAGE03に劣るが
発射数が多いので上空からシャワーの如くミサイルを降らせることができる
重量や負荷が高いこともあって、主に支援型ネクストに搭載される
また、このミサイルもWHEELING01のようにユニット分割できるため
重量を調整し前衛機に搭載するパターンも見受けられた
CHEYENE01
特殊な分裂型ミサイル
発射後、目標前方で4基のミサイルに分裂する
他の武装と組み合わせることを前提としており、高い拘束性を持つ
CHEYENE02
分裂数を増やした強化型分裂ミサイル
分裂数は倍の8基となっており拘束性の向上に加え、メイン火器としての攻撃力も備えている
SALINE05
ラインアーク所属ネクスト、ホワイト・グリント専用にMSAC社が委託開発した最新型分裂ミサイル
ホワイト・グリントの背部OBユニットが大きく突き出ているため、空力効果を妨げない形状をしている
装弾数を増加させ、さらに分裂後の追尾性能を向上させることで牽制に大きな効果を発揮する
VOBまたはOBを使用した高速機動時の使用も想定されており、同機との親和性は高い
ホワイト・グリント用に数基が生産された後、開発データは抹消されているため、増産は不可能である
DEARBORN02
近接信管を採用したミサイル
通常型ミサイルにも近接信管機能は搭載されているのだが、
ネクストに使用した場合はPAに阻まれて効果を発揮できなかっため、開発された
PAに反応するモードと通常の近接信管モードを発射前に選択することができ
前者はPA到達前に炸裂することでPAを減衰させる
後者は榴弾ミサイル的な運用を行うことが出来る
DEARBORN03
火力増強型の近接信管ミサイル
同時発射数を増加させることで、多数の目標への攻撃も可能になっている
勿論単一目標に対しても高い効果を発揮する
BIGSIOUX
GA社専属ネクスト、プリミティブライト用に開発された超大型ミサイル
グレネードミサイルともいうべき火力を持ち、ネクストが搭載できる最大級のミサイルである
確実な命中を実現するため、POPLAR01で培われた追尾性能を更に強化している
希少資源を使用した炸薬を採用しているため、弾頭の単価は非常に高額である
Y01-TELLUS
AC用の火器は広範囲に渡り、ほぼ人間が扱うものをサイズアップさせたものだといえる
ネクストが開発され、AMS、ACSにより人間に近い動作が可能になるにつれ、その傾向は顕著になった
しかし当然、人間に扱えてACに扱えない武器が存在するように、逆もまた存在する
そのひとつがEN兵器である
AC本体からエネルギーを供給しレーザー等に変換し打ち出す火器
銃器本体にジェネレータを組み込むことより効率的でより高い出力を期待することもできる
本機は国家解体戦争以前に開発された第一世代ネクストACで、EN兵器の使用を前提とした、革新的なACである
H01-TELLUS
テルスに限らず、ごく一部の例外を除き、ある程度の被弾を前提としている
問題はどの兵器による被害を被るか、という点なのだがテルスはEN兵器の防御を優先させている
これは旧レオーニメカニカ社がコジマ技術への理解を示したことに起因している
実弾はPAで弾き、EN火器は機体で防ぐ、というコンセプトのもと、本機は開発された
頭部ユニットはACとして最低限度の機能をコンパクトかつ低負荷にまとめている
ある程度の無理はリンクス側で対応するため、キャパシティを残すというある意味ネクストらしい思想である
C01-TELLUS
コアユニットにはインテリオルグループ全ての開発陣が携わっている
EN兵器を受け流し、四肢にENを過不足なく供給、更にリンクスの安全を確保
全ての要求を高次元で纏めた、優秀なユニットであり、ほぼ調整なしでアルドラ社のネクストにも採用された
他のネクストに見られない特徴として背部に露出された吸気ファンがある
稼動せずとも冷却に問題は無いのだが、最大稼働時の限界性能を高めるため採用された
また、当ユニットは双発型のOB機構を備える
とはいえ、これで性能が大きく変わるわけではなく、単純にレイアウトの仕様である
A01-TELLUS
ネクスト開発に於いて、各社が最も注力する箇所といえば腕部ユニットであろう
特に火器開発も同時に行うメーカーはその火器を完全に扱えうるユニットを開発する
テルスも例外ではなく、インテリオルのEN火器を扱うため、様々な機構を内蔵している
その際たるものは肩部に内蔵されたサブジェネレータである
サブジェネレータとはいえ、出力自体はノーマルACを十分に動かしえるものであり
肩部に収めるため、出来うる限りコンパクトに設計されている
高出力、小型化の弊害として発生する熱量も大きなものとなってしまったが
肩に新開発の冷却機構を内蔵することで解決した
空冷をメインとしたものであるが、外気の状態による影響を受けない画期的なものである
そして問題をクリアした腕部からは大出力のエネルギーが安定的に供給され
EN火器の威力を飛躍的に高めている
L01-TELLUS
EN火器の防御を重視されている当機であるが、そのためにいくつかの機構を採用している
まず装甲段階でEN兵器の熱量を止めるための外装形状であり、複雑かつなだらかな曲面となっている
次に受け止めた熱量を効率的に排出するための冷却機構である
テルスは機体各部に吸気用のダクトを持ち、これにより冷却を行う
また、受け止め切れなかった場合には被害を最小限度に止めるため、装甲表面の剥離が行われる
剥離される量は被害によって異なるが、40%まで装甲が現象したとしてもEN防御を維持できるものとなっている
LAURA
FCSにはアクアビット社製のものを採用
ミサイルのロック処理性能、レーダー機能には劣るが
背部用の低負荷レーダー、ASミサイルの開発成功により問題とされなかった
MB107-POLARIS
BB103-SCHEAT
SB128-SCHEDAR
ブースタ類はやや通常推力を重視されている
QB性能に関しては消費も出力も押さえ気味であるため、EN火器運用への影響を与えにくい
高出力に傾倒しがちなサイドブースタではあるが、低消費、最低限度の出力から
突撃戦を重視したリンクスがSB128-SCHEDARを選択することもあったようだ
また、MB107-POLARISは空中戦にこそ向かないが、安定した性能から独立傭兵が選択することも多い
専属リンクスもレイレナードから提供されたブースタを選択状況によって選択したようだ
S01-V3
S08-MAXWELL
OB、ジェネレータはレイレナード社のものを採用
OBが生かされる機会は少なかったが、こちらはアルドラ社のヒルベルトで最大限活用された
ジェネレータのマクスウェルはアリーヤ用のものに調整を加えたものである
高機動機のアリーヤに積むにはやや重かった様だがテルスには打ってつけのパーツであり
高いKP出力も十分とはいえなかったPAを埋めることになった
RG01-PITONE
レオーネメカニカが専用に開発したレールガン
長大なバレルを兼ねた弾頭加速用のレールを2対持ち、圧倒的な弾速を誇る
発射する際の負荷も膨大ではあるが、レーザーの届かない距離からの射撃を想定している
リンクス戦争時に実戦テストが行われ、後に取り回しを良くした改良型がリリースされている
LR01-ANTARES
旧メリエス社が開発したレーザーライフル
EN火器としては最もスタンダードであり、癖の無い武装である
他社への供給も前提としており、レイレナード社のリンクスも積極的に使用したようだ
インテリオル製レーザーの特徴として青いレーザー光がある
これは特秘とされている技術の副次的効果によるもので、識別効果等を目的としてものではない
LR02-ALTAIR
火力増強型レーザーライフル
テルスへの搭載を前提とされたレーザーライフル
テルスの十分な出力的余裕を活かし、高出力化が図られている
実際にはテルスの出力には十分に余裕があったのだが、ブースタの換装も考慮し調整された
アルドラ社のリンクスが使用することもあり、ヒルベルトとの相性も良好である
PG02-DENEB
格納型のパルスガン
低出力のレーザーを連射し、瞬間火力には目を見張るものがある
収束用のバレルを長くとれなかったための苦肉の策ではあるが、緊急用として多用された
BM03-MEDUSA
新開発のASミサイルポッド
射出された後に目標を自動識別し攻撃を行う
その性質上、命中精度にやや劣るため、爆発規模を大きくすることで対応された
勿論発射前に信管をある程度調整することもできる
BM05-LAMIA
連装型のASミサイルポッド
単純に発射数を増加させている
重量の増加は抑えられているため、手軽な火力向上、視界の悪い戦闘などで用いられる
また、自動誘導を活かし、高高度からの爆撃に使用されることもあり、専用の武器腕パーツも開発された
HLC02-SIRIUS
ACが搭載できるEN火器としては最大級のハイレーザーキャノン
正にインテリオルグループでの搭載を前提としており、負荷は非常に高くテルスですら連続発射は難しい
その分威力、弾速ともに圧倒的であり、インテリオルの切り札として長く使用された
RD01-SERENA
インテリオル開発の標準レーダー
他社製のものに比べ、機能こそ劣るが負荷はかなり低減されている
オーメル製のものとシェアを二分するレーダーであり、地味ながらも競争は激しい
RD03-PANDORA
RD01-SERENAの再設計型
負荷を抑えつつ高機能化を実現、レールガンの運用をも視野に入れており汎用性は高い
アクアビット製FCS導入はこのレーダーが開発されたため、とも呼ばれる傑作である
047AN
戦闘における被害を最小限に止めるにはいくつかの手法がある
古来より培われてきた戦術であり、今尚色あせることなく活用されている
BFF社のネクストはその中でもアウトレンジからの砲撃による戦術を前提としている
ACが登場する以前の砲撃戦は艦船によるものや自走砲、列車砲、専用のMTによるものだった
また、これらの使用する長距離砲は観測機との協働を前提としたもので運用は限られていた
しかし、ACの登場でそのセオリーは覆される
ACの優れた機動性に加え、何より複数の火器を扱える高い射撃管制能力は言ってしまえば
長距離射撃に於ける観測班すらもパッケージング化されたものである
ネクストの開発により、その技術は一体どのような進化を遂げるのだろうか
047AN02
各社が開発したネクストの頭部ユニットは構造に違いこそあれど、他に部位に比べ性能はやや似通っていた
特に重量カテゴリ別に大別した場合はそれが顕著であり、ほぼ横並びだったといえる
047も例に漏れず、装甲や整波性能等は中量級かつ中庸といったものである
しかし、047の頭部ユニットには全頭部から頭一つ抜けているものがあり、それがカメラ性能である
4基のカメラアイを備え、それが全て並列に稼動することで長距離に於いても鮮明に捕らえることができる
また、赤外線による熱源探知に於いても高い性能を示し砲撃、狙撃を行う環境を選ばない
ただし、それぞれのカメラをサブカメラとすることは想定されていないようである
047AN01
コアユニットは当時同盟企業であったローゼンタールの技術が反映されている
性能的にはPA整波性能を下げ、実弾防御を向上させたといったものであり、構造も共通している
BFF独自の設計としてはジェネレータのシールド機構が他社製よりも強固で配置も独特である
また、排気ダクトの配置も殆どが後方に向けられており、精密射撃の影響を極力抑えられている
047AN03
ACが狙撃を行ううえで最も重要な部位が腕部である
超射程かつ単発の威力に優れたスナイパーライフルはそれゆえ反動も大きく、重量もある
その反動を吸収しつつ、リンクスの感覚をダイレクトに伝えるため、047の腕部には高い精度が要求された
ネクスト用の精査基準としても特に厳格な部品選別が行われ、構造も単純にして複雑
EN兵器の運用は想定されていないことと、センサーへの干渉を避けるためサブジェネレータは搭載されず
正に狙撃に特化した腕部となった
047AN04
射撃の反動は腕部だけで抑えるものではなく、当然全身を使って抑えられるものである
それを支える脚部は特に強固なものが要求された
他社製のACにも見られる傾向だが、人間型のACとはいえ、あえて非人間型としているものがある
特徴的なものがオーメル社のライールやアスピナ機関のソブレロであり空力特性を重視したものとなっている
047の脚部ユニットも股関節を幅広く取り、設置部分を拡大することで安定性を高めている
また、GA社のNSSシリーズの開発にも大きな影響を与えており、そのノウハウは各部で生かされている
047AN05
様々な火器を運用することが可能とされているACだがそれを尖らせることも勿論可能である
特にFCSの調整で戦闘距離は大きく左右され、使用火器も限定される
047AN05は狙撃に特化させたFCSで047の頭部と組み合わせることで射撃管制を最大限に高めることができる
CB-HOGIRE
LB-HOGIRE
AB-HOGIRE
KB-PALLAS
ブースタは当時同盟企業であったローゼンタール製のものを採用している
アウトレンジ砲撃を主眼としているため、機動性は最低限度のものしか必要とされなかったためである
OBも低負荷かつ巡航性能に優れるものを採用し、必要に応じて狙撃地点の移動を行った
NSSがリリースされた現在に於いてはブースタの換装が決定している
その場合のOBに関しては万一接近された場合のAA搭載型とするか影響の少ない従来型とするか選択式になる予定である
GN-HECTOR
ジェネレータもローゼンタール製であるがこちらは047向けに調整を依頼したものである
過度な出力は要求されなかったため、静粛性を高める改良が為されている
やはりこちらのジェネレータもNSSと換装が検討されている
047ANNR
標準型のライフル
BFFらしく高い信頼性と精度が特徴である
同時期の標準型ライフルとしてはRF-R100があり、瞬間火力、取り回しの面で劣る
独立傭兵の入門火器としてはやや選ばれにくい傾向にあるが、ベテランも扱う優秀な火器である
051ANNR
改良型ライフル
047ANNRではなく、047ANSRを改修したものである
ややスナイパーライフル寄りの特性を示すが、中距離での運用に対応すべく調整が行われている
特徴としては換装式の外付けセンサがあり、音響センサ、光学カメラなど状況に応じて換装される
結果的に047ANNRの強化型といった性能になったためか、開発終了と同時に標準機に採用された
有名なリンクスであるベルリオーズやホワイトグリントがメインウェポンに採用し、高い戦果を上げた
047ANSR
ネクスト用としては初のスナイパーライフル
ボルトアクション式の装弾方法を採用しており、高性能の弾頭を精密に発射する
尚、ボルトアクションはあくまでその装弾方法であるため、ライフルの機構自体が行い、ネクストが直接操作する必要はない
この汎用ライフルとしても機能し得る操作性を持つため、047の標準装備に採用された
050ANSR
改良型のスナイパーライフル
リンクス戦争時はメアリー・シェリー専用として開発されたが、それ以後は通常ラインナップに加えられた
取り回しが悪く、狙撃用途以外での運用は難しいが、狙撃においては047ANSRを大きく上回る
リンクスのセンスが問われる銃であり、癖が強い
061ABSR
最新型スナイパーライフル
完全新規の設計であり、ここまで来るともはやハンドスナイパーキャノンである
当然狙撃というよりは砲撃に近い性能であり、それ相応の運用が必要である
049ANSC
ネクスト用に調整されたスナイパーキャノン、原型機は044ACに搭載されたものである
大質量の弾頭を高速で発射し、高い貫通性を誇るため、PAに対しても有効なダメージを与えられる
その反面重量、反動は凄まじく、搭載する機体を選ぶ武装である
BFF社がGAグループに吸収され際に榴弾の使用も可能になるよう検討されたが廃案となっている
050ANSC
更に有効射程、威力を強化したスナイパーキャノン
大口径化、弾頭の長大化も行われており、それに比例して反動も増している
2脚型での扱いは難しく、4脚やタンク型での運用が求められる
061ANSC
最新型の重スナイパーキャノン
威力の強化と共に最早4脚ですら扱いの難しい反動、重量であり重4脚での使用が想定されている
狙撃砲としては異例の中折れ式バレルを採用している
GA社の技術陣営も加わることで、接合部分にはGAグループ全ての技術が集結されている
展開時のバレル全長は軽くACの背丈を越え、最大級のものとなっている
WHITE-GLINT
元々ACには高い汎用性が求められていたため、ネクストに於いてもそれは継承されている
優れた基本性能によるものもあるが、大部分はコア構想に依存しているといっても良い
コア構想とは、ACの中心部であるコアユニットをベースとし、四肢、武装を交換することで
汎用性を高め、また整備性の向上を目的としたものである
ネクスト開発においてもコア構造の継承は各企業間で厳粛に取り決められた規格を導入している
これによってACをより自分の理想とする機体にカスタマイズでき、
感覚的なものに頼る部分が大きいリンクスの間では特に喜ばれたようである
しかし、本機、ホワイトグリントはそのセオリーにまるで逆行している機体である
あるリンクスのために作られたフレームはコア構想の基本こそ守ってはいるものの
フレーム一式で扱うことを前提としており、そのための機構がちりばめられている
機体を大きく変形させることで高速巡航形態への変形、アサルトアーマー時の整波装置露出
その機構に加え、所属などから来る立場上からネクストの中でも特殊な機体として分類される
WHITE-GLINT/HEAD
本機には原型機が存在し、リンクス戦争の英雄とも呼ばれたリンクスの機体を大幅に改修したものとなっている
とはいっても、全パーツの70%が新規パーツとなっており、元の機体の面影は無いに等しい
原型機についても当時は珍しいフレーム構成を頻繁に変えるリンクスであったため、再現は不可能である
頭部ユニットはその傾向が顕著であり、形状は元より、新機軸の機構を採用したことにより特定は困難である
複数のカメラを採用したことで補足性能、リカバリ性能をバランス良くまとめオート連動のカメラ保護機構により故障率は低い
また、専用のスタビライザーが容易され、象徴性を高めるのに一役買っているようだ
WHITE-GLINT/CORE
コア規格が共通化されているといっても新規で作る必要がない、との判断から残されたに過ぎない
本機開発に関わった元アスピナ機関所属のアーキテクト、アブ・マーシュによれば
コア構想を取り入れない、ある意味でプロトタイプネクストに近いものとする案もあったようだ
ホワイトグリントのコアユニットは特にそれが顕著である
大きく張り出した展開式のOBユニットは巡航性能、機動性を大きく高めるが
背部兵装の種類によっては大きくバランスを崩してしまい、汎用性は低い
また、巡航形態への変形ありきで設計されているため、他社製パーツでは真価を発揮できないことから
本機のコア構想に対するスタンスの象徴ともいえる
余談ではあるが、OBユニットは切り離しが可能であり、その姿を確認した企業陣の間で
一時は背部兵装と思われていた時期があった
WHITE-GLINT/LEGS
腕部ユニットはリンクスの意向により、ライフル、マシンガン等の比較的軽火器の運用に優れている
しかしフレーム換装を想定していないため、他の重火器、EN火器に対しても無難に対応することができる
更にPA整波性能を含めた防御性能も高レベルでまとめられており、技術の高さが伺える
また、巡航形態時には肩が前に倒れ、空力効果を高めることができる
その際にはサイドブースタは前方に向けられ、急減速などに使用されたようだ
前腕部には展開式のPA整波装置が備えられ、AA時にはある程度の指向性を与えることができたようだ
WHITE-GLINT/LEGS
比較的変形による影響が少ない脚部ユニットではあるが、こちらも原型はとどめていない
背部ユニットに大火器を搭載されることが想定されていないながらも、安定性は高い
また、リンクスの意向により空中、地上においても独自のバランサを動作させることで滑るような挙動を示す
空中戦を行うことが多いホワイトグリントのためロールアウト後も頻繁に調整が行われた
FS-JUDITH
内装系に於いては標準ネクストと同じものが採用されている
FCSはやや接近戦寄りで大概の武装にマッチするものを使用している
ある意味でFCSがネクスト、リンクスの特性を示すといえるだろう
03-AALIYAH/G
ブースタの消費が抑えられているため、コンデンサ容量は抑えられ
かつOB巡航を視野にいれたEN、KP共に高出力のものが採用された
やや負荷の高いホワイトグリントのフレームであったが機能不全を起こすことなくENを供給した
EKHAZAR-LEGB,CB-JUDITH
AB-HOLOFERNES,KRB-PALLAS
空中戦を意識され、それに特化したブースタが選択されている
サイドブースタはオーメル製の特殊なものが採用され、運用の幅は広い
OBはAA搭載型のため、推力、消費共に劣るがコアユニットの補助ブースタによって補われている
051ANNR
063ANAR
SALINE05
リンクス戦争時代から愛用されていた銃をメインウェポンとし
サブウェポンにも最新鋭のBFF製アサルトライフルを採用
取り回しに優れた武装ではあるが、変形時にも問題なく射撃を行うことが出来
特殊な任務でなければ専らこの兵装で出撃したようだ
背部には半ば専用に近い形で新型ミサイルポッドを発注している
先述の通り、コアユニットに装備できる火器が限られたため、それに適合する形で設計された
ラインアーク所属とはいえ、独立傭兵に近い立場ながらも最新鋭、専用の兵装が安定して供給された背景には
リンクス戦争時代のスポンサーが関係しているともいわれている