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沖ノ鳥総鎮守弁財天神社

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ouritetsuo

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沖ノ鳥弁財天神社(おきノとりべんざいてんじんじゃ)は、沖ノ鳥島・沖ノ鳥県温泉郡弁天町に鎮座する神社。名神大社意紀国一之宮旧官幣大社。島内全戸に護神符が配札されていたほどの広い信仰を持つことから、現在も『沖ノ鳥総鎮守』として島民から篤く崇敬されている。温泉郡弁天町一帯は当社の境内地であり、地名の由来にもなっている。 安芸の厳島神社湘南の江島神社と並んで日本三大弁財天の一つ。正式社号は沖ノ鳥総鎮守弁財天神社

沖ノ鳥弁財天神社
(沖ノ鳥総鎮守弁財天神社)
Wplace上における神社の様子
住所
沖ノ鳥県温泉郡弁天町
位置
2225, 585, Uruma#117
祭神
市杵島姫命
伊邪那美命
後醍醐天皇
蛭児命
大国主命
菅原道真公
応神天皇
賀茂別雷命
高龗命
社格等
正一位
式内社・名神大社
意紀国一之宮
旧官幣大社
別表神社
別名
沖ノ鳥弁天社
沖ノ鳥市杵島姫神社
勧請元
厳島神社
多賀大社
吉野神宮
西宮神社
出雲大社
太宰府天満宮
宇佐神宮
賀茂別雷神社
貴船神社

祭神

  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと): 弁財天 (べんざいてん)の本地神で、七福神の一柱。海の女神であり、弁財天神社の主祭神。沖ノ鳥島の開拓初期に、太政大臣 園田沖定 (そのだのおきさだ)厳島神社から勧請した。
  • 伊邪那美命(いざなみのみこと):国生み神生みの神。戦前の国史研究事業において、伊邪那美の逃避行神話が古代沖ノ鳥島に由来する説*1を沖ノ鳥県の研究者らが提唱し、氏子会の奉賛により多賀大社から合祀された。
  • 後醍醐天皇(ごだいごてんのう):第96代天皇。南朝の創始者であり、沖ノ鳥県内の後南朝復興運動の一環で、武澤市博打区にある後南朝 平鳥京 (へいちょうきょう)の造営を記念し、吉野神宮から合祀された。
  • 蛭児命(ひるこのみこと): 恵比寿 (えびす)とも呼ばれ、七福神の一柱。商売繁盛と大漁の福神であり、沖ノ鳥商工会議所有志の会の奉賛により、西宮神社から合祀された。
  • 大国主命(おおくにぬしのみこと): 大黒天 (だいこくてん)の本地神で、七福神の一柱。国土開発の神であり、沖ノ鳥開発関係者有志の会の奉賛により、出雲大社から合祀された。
  • 菅原道真公(すがわらのみちざねこう): 天満天神 (てんまんてんじん)とも呼ばれ、三大怨霊の一柱。学問の神であり、沖ノ鳥大学生有志の会の奉賛により、太宰府天満宮から合祀された。
  • 応神天皇(おうじんてんのう): 八幡菩薩 (はちまんぼさつ)とも呼ばれ、第15代天皇。軍神であり、沖ノ鳥島に駐屯する陸海空自衛隊有志の会の奉賛により、宇佐神宮から合祀された。
  • 賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと): 鴨神 (かもがみ)とも呼ばれ、京都の守護神。隣町の温泉郡鴨宮町住民の氏子会の奉賛により、 鴨宮 (かものみや)という地名の縁起から、賀茂別雷神社から合祀された。
  • 高龗命(たかおかみのみこと): 貴布禰明神 (きふねみょうじん)とも呼ばれ、河川の守護神。水龍神であり、弁財天神社の下流にある沖ノ鳥琵琶湖河川事務所有志の会の奉賛により、貴船神社から合祀された。

由緒

『沖ノ鳥総鎮守』

創祀

社伝「 沖鳥記 (ちゅうちょうき)」によると、大和朝廷による沖ノ鳥島の開拓が始まった初期に、太政大臣 園田沖定 (そのだのおきさだ)が安芸国(現・広島県西部)の厳島神社から厳島大明神を勧請し、意紀国の現在の温泉郡弁天町に祀ったのが神社の起源とされ、「尽きることなく人工島が拡大される様子を見て・・・海の神の怒りを鎮めんと」するために祀ったと社伝に記述がある。後代に厳島大明神は市杵島姫命となり、さらに弁財天と神仏習合されたことで、神社は弁財天神社と呼称されるようになった。当地に赴任した意紀国守からの崇敬は篤く、朝廷にまでその神威が伝わり「延喜式神名帳」では名神大社に列されている。意紀国一之宮であると言及された文献は中世からの初出で、本当に一之宮だったかどうか信憑性には議論がある。いずれにせよ、島内の他社と比べて最も早い時期に一之宮と認知されていたとされる。沖ノ鳥島の開発に従い神階が昇進していき、やがて正一位の極位に達した。

信仰の発展

沖ノ鳥自動車道沖ノ鳥国際空港に最も近い神社という好立地から、本土からの移民に崇敬を集め、「沖ノ鳥に来たらまず弁天社に参れ」と言われるほど隆盛した。その信仰は開拓による島土拡大と連動して広がっていき、ついには島内のほぼ全戸に弁財天の護神符が配札されるに至った。明治政府の神仏分離によって沖ノ鳥市杵島姫神社と改称されたが、戦後間もなく元の社号に復している。

その後の合祀の経緯

  • 伊邪那美命:戦前の国史研究事業において、イザナミの逃避行神話が古代沖ノ鳥島に由来する説を沖ノ鳥県の研究者らが提唱し、氏子会の奉賛により滋賀県の多賀大社から合祀された。
  • 後醍醐天皇:沖ノ鳥県内の後南朝復興運動の一環で、武澤市博打区にある後南朝平鳥京の造営を記念し、南朝の創始者として奈良県の吉野神宮から合祀された。
  • 蛭児命(恵比寿):沖ノ鳥商工会議所有志の会の奉賛により、島内経済の繁栄を願って兵庫県の西宮神社から合祀された。
  • 大国主命(大黒天):沖ノ鳥開発関係者有志の会の奉賛により、国土開発の神として島根県の出雲大社から合祀された。
  • 菅原道真公(天満天神):沖ノ鳥大学生有志の会の奉賛により、学問の神として福岡県の太宰府天満宮から合祀された。
  • 応神天皇(八幡菩薩):沖ノ鳥島に駐屯する陸海空自衛隊有志の会の奉賛により、軍神として大分県の宇佐神宮から合祀された。
  • 賀茂別雷命(鴨神):隣町の温泉郡鴨宮町住民の氏子会の奉賛により、鴨宮という地名の縁起から、京都府の賀茂別雷神社から合祀された。

アクセス

JR

  • 南北線 北区役所駅(東口から徒歩15分)
  • 太平洋縦断新幹線・南北線 沖ノ鳥北港駅(東口から徒歩30分)

沖ノ鳥トラム

  • 1・5・6・9号線 沖ノ鳥弁財天神社停留所(徒歩2分) なお、上記の北区役所駅からは1・5・6・9号線、沖ノ鳥北港駅からは5号線を用いたアクセスも可能である。

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注釈

*1 [[史料に見る沖ノ鳥島]]