疑問代名詞
疑問代名詞は疑問文の焦点を示す代名詞であり、形容詞的・副詞的にも用いられる。
不定を表す際には疑問ではなく、不定代名詞を用いる。
基本 |
人物 |
場所 |
時間 |
選択・様態 |
数量 |
nak |
nAze |
anfa |
naj |
naix |
gena |
nakは日本語の「何」に相当する。
例 letatma nekav? あなたは何をしているのですか?
nakal bAxma nelav? 何があなたを襲ったのですか?
例 nAzeghal kapekma yidAxalav jaghil? 誰が私のツボを割った?
paghal nAzelav? 彼は誰ですか?
anfaは日本語の「何処」に相当する。
例 faipaghal anfalav? 此処は何処ですか?
bAjatma nuanfa? あなたは何処へ行くのですか?
najは日本語の「何時」に相当する。
例 jekama zunaj nuat? 彼は何時此処へ来るの?
naixは日本語の「どの・どんな・どの様な」に相当する。
例 caqexutma naixav? どんな物・どれを食べたのですか?
caqetutma haijalav naixil? どの(どの様な)石を拾ったのですか?
bAjutma zunaix nuat? どうやって(どの様に)此処まで来ました?
genaは日本語の「いくら、いくつ」に相当する。
例 caqexma genalav? 彼はどれぐらい食べましたか?
不定代名詞
不特定の人、物、数、量を表す代名詞。形容詞的/副詞的に扱われることも多い。
不特定 |
別 |
全 |
無・否定 |
両方 |
gnas |
xak |
mAm |
neik |
vat |
日本語の「何か、幾つか、何れか」に相当。
例 capetus gnasav. 私は何か拾った
naghekus zulav gnasil. 私は幾つかの人(数人)殺した。
yabeg zugnas. 彼は幾らか歩いた。
bAj nugnas. 彼はどこかへいった
日本語の「別の」に相当。
例 qetes xakav. 別の(物)が欲しい。
rabAjes n`faipa xakil. 私は別の場所に行きたい。
日本語の「全ての」に相当。
例 qetes mAmav. 私は全て欲しい。
zulal mAmil jek numailus. すべての人が広場へ来た。
日本語の否定の「~も」に相当する。
例 caqex neikav. 彼は何も食べなかった。
zulal neikil bAj numailus. 誰も広場へ行かなかった。
二重否定は強い否定であり、肯定ではない。
日本語の「両方の」に相当。
例 caqex vatav. 彼は両方とも食べた。
最終更新:2013年10月28日 16:49