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動詞2(時制 > 相、派生系)

時制/相


シャーリヴーンツ語の時制と相は深く相関している。

非過去は「現在」及びに「未来」を表す時制であり、無標では非完結的に「進行中」、「事実(状態動詞等)」、あるいは「習慣的な継続」を意味する。
副詞(句)等による条件付けを行うことにより、動詞は初めて完結性を獲得する。
条件付けを行ないつつも「進行相(非完結性の付与)」であることを表現する場合は、人称変化接尾辞の後に-Ixを動詞に接尾させる。

例 jeka. 彼は来ている/彼は(習慣的に)来る。
  jeka pexuz nuat. 彼は明日此処へ来る。
  jekaIx pexuz nuat. 彼は明日此処へ来ている。(道中にいることが確定的である)

過去は無標で「完了」かつ「完結」を意味する。それらを否定する為には未然相、起動相、進行相のいずれかの相にする。

例 jek nuat. 彼は此処へ来た。
  jekIx nuat. 私は此処へ来ていた。(道中にいた)

相表現


形式
未然相 動詞に接尾辞-izas
起動相 tahecz+動名詞
継続・反復相 sages+動名詞
進行相 無標or動詞に-Ix(-x)が接尾
終止相 danes+動名詞

未然相

動詞をまさに行おうとしている相。瞬間的に完結する行為動詞の場合はまだ動作が行われておらず、そうでない場合は動作が未だ完了していないことを表す。

起動相

動詞の開始を表す相。完結性を有する行為動詞の場合は反復の開始を意味する。

継続・反復相

動詞の継続を表す。完結性を有する行為動詞の場合は習慣によらない反復、そうでない非達成動詞(状態動詞等)は状態の継続を表す。

進行相

動詞が終了していないことを表す。完結性を有する瞬間的な行為動詞の場合は習慣的な「反復」を表す。進行相の接尾辞は未然相の接尾辞の後に置かれる。

派生系


動詞の使役形(~させる)、受身形(~される)、そして要求形(~させてください、~してください)は動詞活用により表現する。

|派生系|三文字語根|二文字語根Ⅰ形|二文字語根Ⅱ形
基本形 (1)a(2)e(3) (1)A(2) (1)e(2)
使役 (1)A(2)i(3) (1)ai(2) (1)i(2)
受身 (1)e(2)A(3) y(1)E(2) yi(1)e(2)
要求 (1)i(2)u(3) k(1)u(2) ki(1)a(2)

受身は、動作を受ける側(主格)にあわせて人称変化する。

要求形は一人称の場合は「許可要求(~させて下さい)」、二人称の場合は「依頼(~してください)」になる。
最終更新:2013年11月17日 15:03