&ltsequence&gt

<sequence>は、一連のノート配置をグループ化するためのグループタグです。
定義された<sequence>は<note><freezone>及び<bgm>でのみ参照することができます。

文法

<sequence index='1' trigger>
 (要素)
</sequence>

属性

(必須)index='自然数'
この定義のインデックスです。<sound>と共有されます
1つの<definitions>内に同一のindexを持つ複数の<sound>や<sequence>が存在した場合、最後に記述されたもののみが適用され、それ以前の記述は無視されます。

(省略可)trigger
この属性が有効な場合、一連のタイミングオブジェクトを連結して扱います。
先頭要素がノートオブジェクトであれば、それが処理されるなら残りの要素も全て同じ判定で処理されます。処理されないなら<bgm>も含めて残り全ての要素は無視されます。
先頭要素が<bgm>の場合は、残りの全ての要素が判定を伴わず音声だけ処理されます。
trigger属性は、先頭のみノートオブジェクト、残りを<bgm>にして、複数の<sound>を連結して再生する用途を想定しています。

要素

<sequence>は任意個数のノートオブジェクト<bgm>を含みます。要素のtime属性はこのシーケンスの開始時を0とした相対表記になります。
要素のindex属性にこの<sequence>や、この<sequence>を参照する要素を含む<sequence>のindex値を指定することはできません。

<loopmark>が要素にある場合、シーケンスを最後まで(最後のタイミングオブジェクトのlength時間経過まで)再生したあと、その位置に戻ってそれ以降の要素を再解釈します。時間は<loopmark>直後の要素のtimeに合わせられます。

親要素


<sequence>は単に繰り返し使われるタイミングオブジェクトの配列をグループ化しておくためのタグです。
<sequence>を処理する際は、<sequence>内の全てのタイミングオブジェクトのtime属性に<sequence>が呼び出された時刻を加算して展開されます。
<sequence>は繰り返し登場する譜面パターンを省略するために使うことができます。同じ形の<path>が複数回登場する場合などに有効です。
最終更新:2015年01月13日 17:29