ゼダンにおける
フタバ王国とアージェスト
神聖帝国の戦乱が集結しかけていた頃…
魔界に不気味な軍勢がパンデモニウムに向けて迫っていた。
『ヘブンズスマイル』という、一つ目の集団は魔界の層々たる重鎮等を目の前に不気味な笑い声を
浮かべながらその目的や意図を悟らせずに屠られながらも進行してゆくのだった―
―そして世界の情勢の影で一人の男が密かに動いていた。
『闇の魔導師・シェゾ=ウィグィィ』
彼は名も無き朽ち果てた古代遺跡にてテレポート装置らしき謎の魔法陣を見つける。
あらゆる文献を読破してきた彼だったが、それでもどのような場所に辿り着くかは分からなかった。
しかし、自らの好奇心のままあらゆる闇の魔術を駆使し、ついにテレポートの起動に成功した。
そして辿り着いた場所―
そこは人が嘗て導きによって天に導かれし世界…『天界』であった。天界でシェゾを待ち受ける運命とは
一体何か?彼の新たなる日々が始まろうとしていた…
―一方、一つの戦争を終えた神聖帝国では、新たなる動きを見せていた。
カルマ遺跡調査に赴くデスサイズは、王国のスパイと思しき少女『
ヘリオン』を捕らえ、その身を
弄びつつも彼女の正体を暴こうとしていた。
が、その時、何者かがデスサイズの空間に侵入。『
魔人だいそうじょう』と名乗る侵入者は、
デスサイズ、隠密頑駄無と激しい闘争を繰り広げる。
この侵入者は天界が初めて帝国側に差し向けた使者…なのだろうか? 世界はまた新たな局面を迎える―
最終更新:2008年01月28日 02:04