野口祥順

野口 祥順(のぐち よしゆき、1981年5月16日 - )は、東京ヤクルトスワローズ所属のプロ野球選手。ポジションは内野手。背番号は55。

主に二塁・遊撃を守る。一軍では守備固めや代走で起用されることが多い。

==来歴・人物 ==

1999年 - ヤクルトにドラフト1巡目で指名を受け、入団。
2004年 - 11月に右肩を手術。
入団当初は「長打力を秘めた走攻守3拍子揃った選手」として、「ポスト池山」が球団からの期待だったが、選手生命も危ぶまれた頭部死球などの事故や、体の線の細さから打撃があまり伸びず、入団後しばらくはファームでも打率1割台~2割台前半という成績が続いた。
しかし、2002年のシーズン終盤、故障の宮本に代わって初の1軍登録を受けると、登録翌日の対横浜戦、途中出場からの打席でプロ初打席初本塁打という華々しいデビューを飾った。
1軍デビュー当初は、ひ弱な打撃を解消するために185cmの長身ながらバットを極端に短く持って打席に立っていた。それだけに前述のプロ初打席初本塁打は衝撃的なものだった。しかし2004年シーズンからは天性の長打力を活かすためにバットを長く持つスタイルに戻している。
プロ入り後のトレーニングによって脚力が向上したらしく、チーム一の韋駄天に成長。秋季西都キャンプ名物の階段上り、春季キャンプでの塁間走では常にトップに名を連ねる。
長打力、俊足、鉄砲肩とあらゆる面で素晴らしい身体能力を秘め、試合での出場機会を増やすためにスイッチヒッター転向や外野コンバートという案もあったほど、首脳陣からの期待も高い。
右肩の手術後、1年のリハビリを経て復帰した2006年は、ファームでも指名打者など、肩に負担のかからない形での起用が続いた。反面持ち前の長打力は健在で、本塁打率は非常に高いだけに、守備面での復帰が待ち望まれる。2007年のファームの対外試合では、外野で起用されている。


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最終更新:2007年05月22日 15:21