「人を見るのは好きよ。だって変化に富んでいるから。それに教えを請われるのも嫌いじゃないしね」
基本情報
氏名 |
ツィルニトラ(Zirnitra) |
カテゴリー |
固有識別名個体 |
種別 |
偽史伝承型 |
性別 |
竜人型時の外見上は女性 |
年齢 |
概念はない |
体格 |
約163cm/体重は不明 |
●略歴
フルネームではツィルニトラ/ジルニトラ(Zirnitra)と呼ばれるが、
本人はツィルと自称している。
元々はドイツ東方部に伝わる「伝説に登場するとされていた黒いドラゴン」であり、魔法の神とも「言われていた」。
過去には軍旗として使われていたとの文献もあったが、すべてが捏造であると過去に断定されている。
だが、ツィルが顕現できているのはその偽史による伝承のためであり、そのために
人間には非常に友好的である。
粗雑分身体が人間にいくら倒されようとも気にも留めず、むしろ厄介ごとを押し付けてしまっているという悩みさえ持っている。
当然
ファフナー同様にかなり昔から顕現していた。
ファフナーと同じく外見上は女性だが、これはファフナーとは違い、人間と接したときに「温和に対応できる」という慮った理由から。
また、偽史における「魔法の神」という力は持ち合わせている。
森の奥深くに住んでおりツィルを見つけることは非常に困難ではあるが、彼女(?)に魔術の教えを請いに来る人間が稀に来訪するそうである。
また、竜人型として生活しているが、ドラゴン型になるのは本当に稀。
黒髪と黒い瞳を持ち、前述のとおり隠遁している賢者のような生活を送っている。
欧州教会はツィルのことはごく最近になってから認知したため、かなり遅い発見となった。
使者ではなく、主要な人物によって面会しに行っており、以降互いに平和的な関係を築いている。
ただし、
ユーリの遺伝子の一部はツィルのものとは配列が異なるため、彼女のドラゴンの血はまた別の存在のものであると認定されたが、彼女の助力によりその辺りの調査や魔術的な技術の向上がさらに行われることになった。
最終更新:2023年08月10日 01:25