やる夫は逸見エリカと同級生のようです@世界観

※ 基本、この世界は佐藤大輔氏のレッドサンブラッククロスを基本としている。
※ その後に戦場のヴァルキュリア、皇国の守護者、旭日の鉄騎兵など複数の架空戦記・ゲームがクロスオーバーしています。
※ 現段階では世界観は編集者の独断によるものです


1.レッドサンブラッククロス

逸見エリカと同級世界のベーシック。最初に大洗にもたらされた架空戦車、十式中戦車などはこの世界観によるもの。
基本的には日露戦争の陸戦の敗北から日本が海洋国家、通商国家に完全に転向。
大陸や半島への領土野心を放り出し、日英同盟を維持の上で合衆国の粗鋼生産量の4割近くを生み出す海洋国家及び工業国に発展していく。

短期間に終わった第二次世界大戦で英国が本土を失い、1940年代末から1950年代初めの第三次世界大戦でナチスドイツ及び欧州連合と全面軍事衝突。
合衆国はカナダを策源地としたドイツの攻撃を受け東西に分裂。
第三次世界大戦は日英同盟、西側合衆国の勝利に終わるがドイツを始めとする欧州大陸そのものは健在。

1990年台初頭に発生、分断された北米大陸を主戦場とした第四次世界大戦を経てようやく日本、英国、ドイツはナチス崩壊や英本土奪還を経て和解。
後にこの三国は世界のスーパーパワーとして機能することになる。本世界で大洗を支援するヴィッカーズ、ラインメタルなどは戦車道においてその実力背景を見せている。


2.皇国の守護者

この世界線では日本列島の東側に皇国の守護者の舞台となった海洋国家である島国。
「皇国」が存在している。歴史としてみた場合に「帝国」に相当するのは極東ロシアと考えられる。
戦乱に際しては日本も巻き込まれる形で参戦した可能性が高い。大洗に留学している新城直衛を始めとする剣虎兵はこの国の出身者である。

原作では小さいながらも産業革命を、それも高度な形で早々に達成。
また「導術」というエスパーに近い技術を索敵と長距離通信両方に用い、軍事及び商業双方で発達させる原動力としている。推測であるがロシア/帝国という共通の仮想敵。
似通った文化は日本、皇国双方の工業化及び通商国家化を史実以上に加速したと考えられる。

また本作品作者により皇国は第三次世界大戦に参戦できる程度の軍事力、経済力、技術力を持つことが語られている。
仮に大日本帝国/日本国と深い同盟関係で有り続け場合、日英同盟は三カ国同盟となった可能性が高い。
またその程度の国力がなければ、後述の満州国進出も難しかったであろう。


3.旭日の鉄騎兵

陰山琢磨氏の戦車戦を主体とした架空戦記である「旭日の鉄騎兵」もこの世界線に深くクロスオーバーしている。
三式/十式(旭日)やティーガー2(R)などはこの世界線より呼び寄せられた、時代を数年先取りした主力戦闘戦車である。
本作品では日本が満州に進出、英米資本を呼び込んで発展させるという流れである。

レッドサンブラッククロス及び皇国世界線の関係から、恐らくだがこの世界の満州国の成り立ちは日本、皇国、英国の三カ国の後押しで成立した可能性が高い。
その上で独立を軍備を含め維持しているのは保護国運営に長けている英国のノウハウ。
欧州崩壊に伴い大量亡命したユダヤ人など被差別民族の技能者の恩恵であろう。
市場から閉め出された合衆国との外交関係が面倒くさい形で拗れたことの反証にもなる。

三式、十式、七試TDを生み出した軍需産業に関しては、恐らく三カ国同盟が独立承認引き換えに、連結決算による税収確保のために作り出した合弁合資軍需産業によるものと考えられる。
そこには本国でははみ出しもの技術者、軍事顧問団などが流れ込み、あのように高度な戦車を開発。量産したと推察される。
英本土崩壊以降は元英軍出身者の傭兵も、装備を一新した「満州軍」に相当数参加したと考えられる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年03月24日 00:25