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魔王田中伝説の用語一覧

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魔王田中伝説の用語一覧

この項目では~魔王田中伝説~に登場する用語を取り扱う。

目次



魔王の紋章

魔王が宿している特殊な魔法紋章であり、魔王である証。
魔王の紋章の特性は、以下のものである。
  • 魔王の権力の象徴
    • 魔王の紋章の変化の度合いが、そのまま魔王の権力の強さを顕わしている。魔王の成長に合わせて紋章は姿を変え、新たな魔法を習得する
    • また、その紋章の変化の度合いを「紋章のレベル」と呼び、変化することを「紋章のレベルが上がる」と呼ぶ。
  • 魔王への魔力の供給
    • 紋章は、デスコンの地下深くにある祠から放出される「魔界の魔力」を常に魔王の肉体に供給し続けている。
    • 供給される魔力の量は紋章のレベルに比例する。逆に、何らかの妨害などを受けて魔力の供給が途絶えると、紋章のレベルは一時的に下がってしまう。
  • 魔王の防衛機能
    • 魔王が生命の危機に陥った際、供給される魔力の量を増やして強制的にレベルを上げさせる。その際、魔王が望んだ技を習得する場合が多い。
    • 成長によるレベルアップと、防衛機能によるレベルアップに差異はないと思われる。
「魔王のみが宿すことを許される紋章」というよりは、むしろ「この紋章を宿した者が魔王」。つまり「魔王=魔王の紋章の宿主」なのである。
そのため、極論すれば宿主は誰でも構わないし、宿した時点でその者が魔王となるのである。
その性質ゆえか、魔王を補佐する「秘書」の実態も「魔王の紋章を制御・管理する者」であり、優先順位は「紋章>魔王」となっている。


秘書

魔王軍の役職名で、その名の通り魔王の秘書。作中ではジャマーラがこの役職についている。
秘書の真の役割は「魔王の紋章の制御・管理」であり、秘書が紋章を制御し続けていなければ紋章の暴走事故にも繋がってしまう。
逆に言えば、秘書次第で魔王の紋章はどうにでもなってしまうので、秘書は魔王の力を裏で握っているとも言える。


レギオン

元・反王政テロリストグループ。戦闘で田中に敗れた後、田中を認め魔王親衛隊に姿を変える。
指導者は30歳にも満たない若大将で、部下からは「親分」と呼ばれている。ワイムルグを拠点としている。
…反王政のテロリストグループが魔王城に最も近い街に存在していた時点で、当時の魔王の統治力は終わっていたとも言える。


ビッグマフィア

ビッグマフィアは、世界中に傘下を持つ魔界最大規模のマフィアグループ。
ボスは若干26歳の男「マイト・ウォークン」。
死の山にアジトを構えていたが、アブドゥルの自爆により崩壊したため仮のアジトをドルト郊外に設置。しかしそこも紋章奪還戦で崩壊してしまった。
マフィア内は徹底された実力主義であり、年齢やキャリアに関係なくより実力のある者がより高い地位を得る。そのためか、マフィア幹部の構成と人選が少々異常である。
また、当時21歳だったマイトがボスになった際にはさすがに大反発があったようだが、現在では優秀かつ信頼できるボスとして部下からも認められている。


リトルマフィア

ビッグマフィアの傘下であるマフィアグループを総称してリトルマフィアと呼ぶ。世界中に無数に存在する。
ビッグマフィアとは違い、普通のマフィアグループもあれば、数人のチンピラまがいの集まりでしかないようなグループも存在する。
現時点では、リュバイオとドルトにリトルマフィアの存在が確認されている(ただしリュバイオのリトルマフィアは作中で空中分解している)

リュバイオのリトルマフィア

構成員が全部で4人しかいない、ただのチンピラの集まり。4人の仲もあまり良くなかった模様(ロイが一方的に嫌っていただけかもしれないが)
構成員は「リーダー(名前不明)」「ロイ・ゼ・ボーン」「モイロン・アルマ(諜報部員の雑魚)」「テイルキー・アフィーマ(ただの雑魚)」
田中達との戦闘でテイルキーは橋から転落し、ロイは田中光線・改を受けて魔王一行に加わった。
また、モイロンとリーダーも死の山でそれぞれロイとマイトに殺されたため、事実上リュバイオのリトルマフィアはもう存在していない。
なお、橋から転落して行方知れずだったテイルキーは、いつの間にかリュバイオに戻っている。弱いのがバレたのかリュバイオの町民(主にレストランの店長)に扱き使われている模様。

当時は力を以ってリュバイオを支配していたようだが、実際のところ戦闘での実力者はロイだけだったのではないだろうか。

ドルトのリトルマフィア

多くの構成員がおり、女性「ウィンツ・ベム」をボスとしてドルト一帯を支配している大規模なリトルマフィア。
ドルト町民への配慮・町民との連携を欠かしていないためか、マフィアというよりは自警団のような集団になっており、町民からも慕われている。
死の山のアジトを失ったビッグマフィアが、ドルトの郊外にある建物に仮アジトを設置している辺り、ビッグマフィアからも高評価を得ているリトルマフィアなのかもしれない。
また、ドルトを魔王の管轄下におくことも承認している。


能力

能力とは、効果は魔法と似ているが、発動の仕組みが全く異なる特殊な技のこと。
最大の違いは、魔法の発動には魔力が必要で、能力の発動には魔力が必要無いということ。能力の発動に消費するものは基本的に無いため使い放題である。
もう一つの違いとして、魔法は何でも出来るが、能力は決まった一つのことしか出来ず、応用が全く効かないというのもある。
例えばラウルは霧を操ることが出来るが、霧は水で出来ているにも関わらず水を操ることは出来ない。
これはラウルの能力が「霧を操る」能力なので、霧以外のモノはたとえ霧と同じ物質であっても操作出来ないというコトである。

一般的に能力は常人には使うことが出来ず、能力の発現やその効果は、特定の血統や種族に強く依存する。

一族固有の能力

特定の一族で血統により受け継がれており、生まれつき備えている能力。これを「能力」と呼び、後述する魔族の「異能力」と区別する場合が多い。
現時点ではラウルのみが能力を所持している。

異能力

魔族が先天的、或いは後天的に発現する能力。全ての魔族は異能力を発現する可能性を持っており、それは魔族が「戦闘民族」と呼ばれる所以でもある。
異能力の効果はその魔族の種に強く依存するが、生まれ育ちや周囲の環境など様々な要因も影響した上で決定される。
例として、トニーはパズル遊びが好きだったために、パズルのように物体を分解・再構築する異能力を手に入れた。
異能力発現の時期や方法も、後者の要因によりバラバラである。例として、ゼルブは村から飛び出した際に発現したらしい。
魚魔族ケルヴォ、鎧魔族ラス、蝙蝠魔族ゼルブ、(キメラ魔族)ゾウファ、?魔族マッキー・ジョーカー、人魔族クレイン・トニーが異能力を所持している。


眷属の魔力

極めて強力な属性の力を持った魔力の塊。しかしその実態や誕生の経緯は未だ不明。一属性につき一つだけ存在し、全部で九個が存在している。
具体的には、火・水・風・土・雷・光・闇の七属性と、その上位に存在する失・未の二属性で、合わせて九属性の九個である。
属性には相性があるようで、火と光、風と土、水と雷は引かれ合い、逆に失と未は相反する。闇は多分独りぼっち。
また、火と水、光と闇というような相反する関係もあるはずである。
ヒトが宿すと強大な力が得られるほか、自身の魔力と眷属の魔力を同時に使用することで複合魔法を使えるようにもなる。
血統により受け継いでいるが、実際には宿している者が死ぬと即座にその次世代へと受け継がれる仕組みになっており、基本的には人為的に付け外しを出来るモノではない。
ただし、超高等ではあるが力を以って無理矢理奪うような術はあるようである。その場合、元の宿主には激しい苦痛が伴い、大抵の場合は死んでしまうようだ。
もし他の一族が奪った場合、魔力はその一族で継承していく。要は、今現在の宿主の次世代へと継承される仕組みで、前の宿主の種族などは関係無い。
もし種族が滅んでしまったりして次世代に受け継ぐことが出来なくなった場合は、「安置所」と呼ばれる場所に魔力自ら移動し、そこに保管される。
安置所に置かれている状態だと、その一族の者ならその魔力を宿すことが出来るが、その一族ではない部外者の場合でも、魔力が認めてくれれば宿すことが出来る。
激しく宿主が入れ替わったりした場合にも、魔力は混乱して安置所に移動するようである。
また、魔力継承には「隠しルート」が存在することも分かっている。前述した引かれ合う属性の魔力同士は近くにいようとする性質があり、
宿主が死んだ際などに、次世代へ受け継がれず引かれ合う属性の傍にいる人物へ宿る場合もある。その場合、新たな宿主には魔力が宿っているという感覚がない。


火の魔力

堕天使化した天使ライゼンがどこかで入手したようだが、その後ウスラグが一旦所持。ウスラグが死んだ後は「隠しルート」でレヴィンに宿った。
レヴィンは元々火の属性に特性があった、というのも隠しルート経由で宿った要因の一つ。

水の魔力

ビッグマフィアの資料によると、ドルトに存在するらしい魔力。だが実際にはドルトに存在しなかった。現在の所在も不明。
なお天使ライゼンが持っていた水の魔力はイミテーション。

土の魔力

代々フォーマット家に継承されてきた魔力。数年前に眷属の魔力を集めている天使の集団に奪われ、フォーマット家はレンディルとエリザベートのみとなり没落することとなる。
その後の経緯は不明だが天使ライゼンが手に入れ、その後ウスラグが一旦所持。ウスラグが死んだ後、どういうわけかアバドンが宿している。
アバドンの素性が全て謎であり、フォーマット家かどうかも窺わしく(少なくともレンディルとエリザベートはアバドンのことを知らなかった)、
またウスラグが死んだ直後に安置所に行き土の魔力を宿したとなると、時間軸に(矛盾こそないものの)少し無理があるため、イミテーションの可能性もある。

光の魔力

ベルナデッタ家が代々宿してきた魔力。現在はルルドが宿している。
光と火は引かれ合う性質のため、光の魔力を宿したルルドの恋人(?)であるレヴィンに、火の魔力が宿った模様。

闇の魔力

かつてウェルダーが宿していた魔力で、約一億年もの間アカシックレコードに存在していたと思われる。
その後、ウェルダーの魂が堕天使ライゼンとして復活した際に、ウェルダーの魂とともに堕天使ライゼンに宿ったと考えられる。
ライゼン分離後は天使ライゼンが所持していたが、ウスラグが一旦所持。ウスラグが死んだ後の所在は不明。

未の魔力

未来予知などの力を持っているとされる上位魔力。かつてウェルダーが宿していた魔力で、現在に至るまでアカシックレコードを形成している。

失の魔力

過ぎた時や失われたモノを操るとされる上位魔力。
ロストによりアカシックレコードに封印された失の神が所持しているが、ロストはそこに干渉して間接的に使用することが出来る。
しかし宿しているわけではなく間接的に使用していることから、複合魔法は使えないかもしれない。
ロストはこの力を忌み嫌っており絶対に使おうとはしないが、使っていればロイを助けられたかもしれないという自責の念に囚われ、その後アンデッド封印のために使用した。

安置所


魔界の魔力



神々の聖戦


堕天使狩り

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