ばね振子に励振される振子
ばねによって振動するおもりに連結された振子の励振とモード間のうなり。

【問題】
ばね定数kのばねの一端に質量Mのおもりがついて,水平に摩擦なく振動できるようになっている。おもりには長さlの軽い棒が回転できるように連結され,棒の下端に質量mの小球がついている。ばねが自然長にあるときのおもりの位置を原点とし,図のように座標軸をとるとき,おもりの位置を(X,0),小球の位置を(x,y)で表す。重力加速度の大きさをgとして,下の各問に答えよ。



(1) おもりの位置Xと,棒の鉛直下方からの角度\thetaを座標として,運動方程式をたてよ。ただし,棒の角変位\thetaおよび角速度\dot\thetaは,十分小さいとして,線形な微分方程式になるよう近似すること。
(2) M \gg mの極限において,二つの規準振動(モード)の角振動数を求めよ。
(3) M \gg mの下で,初期条件X(0)=2A,\dot X(0)=0,\theta(0)=0,\dot\theta(0)=0によって起こる,\theta(t)における二つのモード間のうなりの周期を求めよ。

※ Algodooの設定は,
{\omega_k}^2= k/M = 4.0{\rm [1/s^2]}\,,\,{\omega_g}^2 = g/l = 4.9{\rm [1/s^2]}\,,\,l=2.0{\rm [m]}\,,\,\alpha=M/m=10^5
である。



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最終更新:2010年03月29日 23:41