衝突パラメータと散乱角
【問題】
座標原点に固定された原子核
があり,座標の第一象限から質量
の陽子が初速
,衝突パラメータ
で原子核
方向へ
軸に平行に発射される。発射後,原子核
に近づくにつれて陽子は散乱されて進行方向を変えていく。陽子の軌道上で原子核
から
だけ離れた点Pにおいてはたらくクーロン斥力は
で表されるものとする。散乱後,原子核から十分離れたときの陽子の速度の,初速度に対する角度(散乱角)を
とする。
(1) 任意の点P(極座標で
)における速度の
成分を
とするとき,
方向の運動方程式を書け。
(2)
を
の関数として求めよ。
※Algodooの設定は,
である。
最終更新:2010年07月14日 09:58