【解答】質量が減少する主星まわりの惑星の運動
a.
主星の質量減少前の質点の公転速度を

とすると,円運動の方程式は
となる。ここに,
である。求める条件はエネルギー保存により
2式より
を得る。
b
すなわち,角運動量保存より
ゆっくり変化する

に対する軌道半径および軌道速度を

とすると,円運動の方程式より
2式より,
の関係を保ちながら軌道運動が変化する。
Algodooでは,実行しながら主星の密度設定を少しずつ減少させてみた。密度が半分になったとき,軌道半径が2倍,軌道速度が半分になることが確認できた。
最終更新:2011年08月22日 11:33