11月11日 放課後 音楽準備室

唯「あずにゃん!!」

律・澪・紬「梓(ちゃん)!!」

四人「お誕生日おめでとう!!」(パァーン

梓「にゃあっ!!」(ビクッ

梓「もーびっくりさせないでください!何なんですか一体?」

律「そんなに怒るなよ?折角皆で梓の誕生日を祝ってやろうってんだから」

澪「梓、水臭いぞ。私達にも教えてくれれば良かったじゃないか」

紬「お昼休みに唯ちゃんが今日梓ちゃんのお誕生日だって教えてくれて、このサプライズも唯ちゃんが提案したの」

唯「そうだよっ!今日はあずにゃんの誕生日だから皆でお祝いしようって」

梓「そうだったんですか…ありがとうごさいます。自分でも今日が誕生日だったこと忘れてました」

紬「急だったからちゃんとしたものは用意していなかったけど今日のお菓子はレアチーズケーキよ」

澪「そういえば、この間片付けしていたときにロウソクがあったな」




誕生日!


11月11日 放課後 音楽準備室

唯「あずにゃん!!」

律・澪・紬「梓(ちゃん)!!」

四人「お誕生日おめでとう!!」(パァーン

梓「にゃあっ!!」(ビクッ

梓「もーびっくりさせないでください!何なんですか一体?」

律「そんなに怒るなよ?折角皆で梓の誕生日を祝ってやろうってんだから」

澪「梓、水臭いぞ。私達にも教えてくれれば良かったじゃないか」

紬「お昼休みに唯ちゃんが今日梓ちゃんのお誕生日だって教えてくれて、このサプライズも唯ちゃんが提案したの」

唯「そうだよっ!今日はあずにゃんの誕生日だから皆でお祝いしようって」

梓「そうだったんですか…ありがとうごさいます。自分でも今日が誕生日だったこと忘れてました」

紬「急だったからちゃんとしたものは用意していなかったけど今日のお菓子はレアチーズケーキよ」

澪「そういえば、この間片付けしていたときにロウソクがあったな」
四人「ハッピーバースデートゥーユー………ハッピーバースデーディアあずにゃ~ん(梓~)(梓ちゃ~ん)ハッピーバースデートゥーユー」

唯「あずにゃんロウソク消して」

梓「はい…ふぅ~」

四人「おめでと~」(パチパチ

梓「ありがとうごさいます。最初はびっくりしましたけど凄く嬉しいです」

唯「実は私からあずにゃんへプレゼントがあります!」(ふんすっ

梓「えっ?唯先輩から私に?何ですか?」

唯「はい、あずにゃん」

梓「何だろ?開けてみても良いですか?」(ワクワク

唯「うん。良いよ~」(ニコッ

梓「えっ!あっ!これって前に私が欲しいって言っていたエフェクター!!あ、ありがとうごさいます」(ペコッ

唯「えへへ~、あずにゃんに喜んでもらえて嬉しいよ」(ニッコリ

梓「でも、良いんですか?こんな高価なもの…」

唯「あずにゃんに誕生日教えてもらった月から今日のために毎月少しずつお金貯めてたんだぁ。ちょっと足りなくて今月のお小遣前借りしちゃったけど」

律「よっ!唯太っ腹~!お熱いねぇこのこの~」(ニヒヒ

唯「いやぁ~りっちゃん本当のことでも照れるよ~」(テレテレ

澪「良かったな、梓」

紬「本当に唯ちゃんは梓ちゃんのことが大好きなのねぇ~」(ニッコリ

唯「そりゃあもちろんだよムギちゃん!」(キリッ

梓「もぅ、唯先輩ったら…(///)」

律「そういや唯の誕生日も今月だよな?」

唯「うん、11月27日だよ」

紬「じゃあその時はもっとちゃんとしたお祝いをしなくちゃね」

律「唯があっと驚くようなパーティーにしてやるからな」(ビシッ

澪「本人の前でソレは無駄にハードルを上げるだけだぞ律」

律「ん?待てよ…梓の誕生日が今日で唯の誕生日が27日ってことは、二週間ちょっとの間唯と梓は同い年になるわけだ………あっ!そうだっ!!どうせなら唯の誕生日が来るまでの間梓が唯のこと呼び捨てってのはどうだ?」

澪「おい律、何馬鹿なこと言ってるんだよ」(ハァ~

紬「なんだか面白そうね」

澪「ムギまで!?」

梓「確かに一時的とはいえ同い年にはなりますけど急に先輩のこと呼び捨てなんて出来ませんよ…それに私が良くても唯先輩が何て言うか…」

唯「私なら全然平気だよ~。あずにゃんから呼び捨てにされるなんて新鮮だしそれに…なんだか恋人同士になったみたいで嬉しいし…(///)」

梓「な、何変なこと言っているんですかっ!」

律「ほれ~、唯もああ言っていることだし。なっ?」

梓「は、はい…わかりました!………ゆ、ゆぃ(///)」

唯「っ!?」(ドキッ

澪「唯?」

紬「唯ちゃん?」

律「お~い、唯~?」

唯「ハッ!?思っていた以上に破壊力抜群だったよ」(ドキドキ

梓「(///)こ、これで満足ですか!」

唯「えぇ~、もう一回言ってよあずにゃ~ん」

梓「嫌ですっ!!皆さんの前でなんて恥ずかし過ぎます………二人っきりの時なら…考えなくも…無い…ですけど…(ボソッ」

唯「ん?あずにゃん何て?」

梓「な、何でも無いですっ(///)」(フンッ

紬「もぅ、梓ちゃんたら~(ボソッ」(ニヤリ
律「そろそろ時間だし帰るか」

澪「そうだな…それにしても今日はやけに練習に力入ってたな」

律「今日は梓の誕生日だから流石にお小言言わせるわけにもいかないだろうと思ってな」

澪「普段からこれくらい力入れて練習してほしいものだな」

梓「本当その通りです」

律「相変わらず厳しいなぁお前ら」

唯「あずにゃん!あずにゃん!今日の私の演奏どうだった?昨日頑張って練習したんだよっ!」

梓「凄く良かったです!唯先輩の伸び率の凄さには毎回驚かされます!…でも、ちゃんとしたらこれだけ出来るんですから毎日家だけじゃなくて部活でも練習してください。何のための部活だと思っているんですか?」

唯「あはは…それを言われると何も言い返せないや」

梓「早く言い返せるようになってもっと色んな人に自慢出来る先輩になってください。もし来年後輩が出来たときに先輩達のこと聞かれたときに私が困るんですから」

紬「まぁまぁまぁまぁ、それくらいにしてもう帰りましょう」

梓「あ、すみません長々と…帰りましょうか」
紬「私こっちだから、また明日ね」

律・澪「じゃあな、ムギ」

唯「ムギちゃんまた明日~」

梓「ムギ先輩、お疲れ様です」
律「唯、梓、また明日な」

澪「じゃあ、また明日」

唯「りっちゃん、澪ちゃん、また明日~」

梓「澪先輩、律先輩、お疲れ様です」

澪「あぁ」

律「みお~、早くしないと置いてくぞぉ~」

澪「待てよ、りつぅ~」

唯「あずにゃん、私達も帰ろうか」

梓「はい、唯先輩」
梓「(家に帰ったら料理もケーキも用意してあるけど今日もお父さんとお母さん仕事で遅いって言っていたし唯先輩のこと誘ってみようかな…も、もちろん憂と純も誘って皆で誕生日会するんだけどねっ、折角の誕生日なんだから今日ぐらい突然のワガママ言っても大丈夫だよね…?)ゆ、唯せんp」

唯「あずにゃんっ!!」

梓「は、はいっ!!」

唯「実はもう一つあずにゃんにプレゼントがあるんだ~」

梓「あんな高価な物貰ったのに更に貰うなんて流石に出来ませんよ」(アセアセ

唯「大丈夫だよぉ、今度のはお金のかからないプレゼントだから」

梓「は、はぁ…(お金のかからないモノって…?)」

唯「今から準備するからちょっと後ろ向いてて~」

梓「は、はぃ」(クルッ

梓「………」(ドキドキ

唯「あずにゃん、こっち向いて」

梓「もぅ、一体何なんですか?唯せんp」

唯「う…ん(///)」(チュッ

梓「んっ!?」(ドキッ

唯「えへへ…私からのもう一つのプレゼント…お金なんかじゃ買えない…大切な大切なプレゼント…(///)」

梓「唯せんp」

唯「だぁめ!さっき部活で言ってくれたみたいに唯って呼んで…?」(梓の唇を人差し指で押さえながらウインク

梓「うっ………ひっく………うぅ………」(ポロポロ

唯「あ、あずにゃん!?もしかしてキス嫌だった?ご、ゴメンねあずにゃん、あずにゃんの気持ちも考えずに勝手なことして…やっぱり女の子同士なんておかしいよね…ゴメン」

梓「い、いえ……ひっく……ずびまぜん……とづぜん泣いたりなんかじで……でも嫌とかじゃなくで……ひっく……むしろ嬉しすぎてビックリじただけでずがら……」

唯「梓っ!!」(ぎゅう

梓「………」(きゅっ

唯「………」

梓「………」

唯「少しは落ち着いた?梓?」

梓「はい…とっても温かくて…良い匂いで…唯の優しさに全身が包まれて…すごく落ち着く…」

唯「えへへ、そんなこと言われるとちょっと恥ずかしいけど…すごく嬉しいよ梓…こんなダメダメな先輩のこと受け入れてくれて…ありがとう」

梓「こちらこそ…こんな口うるさい後輩のことを好きになってくれて…ありがとう」

唯「あっ!そうだっ!普通と順番逆になっちゃったけど………大好きだよぉ梓…愛してる(///)」

梓「私も唯のことが世界で一番大好きです、愛してます(///)………でも、あと一つだけ文句を言わせて下さい!」

唯「…へっ?」

梓「前からずっと思っていたんですけど唯はズルイです!本当にズル過ぎます!私がウダウダ悩んで悩み抜いた挙げ句やっと勇気を出して一歩進もうとしたらいつも唯は二歩三歩先に進んでいて突然私の手を引っ張って走り出して…そのお陰で先輩だらけの軽音部でうまくやっていけているのは事実だしそりゃあ感謝もしてますけど…それに今日だって本当は私の方から…とにかくっ!私が言いたいのはっ!」

唯「あ、梓…」

梓「これからは前から私を引っ張るだけじゃなくて…私と一緒に…私の隣に居てください…いつも先を進まれていると時々このまま置いて行かれるんじゃないかって不安になるんです…あの夏祭りの日みたいな気持ちになるのはもう…こりごりです」

唯「わかったよ梓…もう絶対に梓を独りにしないから…ずっと梓の隣にいるから」

梓「はいっ!絶対ですよっ!」


おわり


  • 誕生日ネタは原作でもやってほしいですね -- (名無しさん) 2010-07-08 17:32:18
  • ↑に激しく同意 -- (I LOVE Azunyan) 2010-07-13 00:43:46
  • ↑同じく同意 -- (名無しさん) 2010-07-28 10:17:19
  • 今月の誕生日SSにも期待 -- (名無しさん) 2010-11-09 20:53:04
  • フヒヒww -- (ワイトメア) 2010-12-06 00:43:58
  • ↑きめぇぇww -- (名無しさん) 2011-01-18 01:18:45
  • ウヒョww -- (名無しさん) 2011-01-21 01:58:34
  • ↑一番上に同意 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-17 22:25:08
  • 誕生日ネタ原作でやると5回になるからやれないんじゃない?特定人物を優遇するのはけいおん!の趣旨から外れてるし -- (名無しさん) 2013-07-29 20:06:42
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最終更新:2010年07月07日 23:08