唯澪@ ウィキ

無題(08)

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yuimio

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無題(08)


澪「今日は鬼ごっこをしよう!」
唯律紬「わーい!」
梓「……」

というわけで本日の軽音部の活動は鬼ごっこ。そして鬼になったのはじゃんけんで負けた唯!
あのどんくさい唯だ、楽勝だろ!と律が言っていたように私も思ってたんだけど、そうはいかないようで…

唯「つーかまえーた!」
律「ちくしょー!なんでそんなに簡単に捕まえられるんだよ!」
唯「ふ、りっちゃんならこの辺に逃げるだろうなぁって先回りしてただけだよ!」
梓「これであと捕まってないのは澪先輩だけですねぇ」
紬「逃げ切れるかしら?」

ふっ、こう見えても鬼ごっこは得意なんだ!小さな頃から律と一緒に遊んでるうちに勘が働くようになってるからな!

澪「残り時間はあと5分か…とりあえず物陰に隠れて、っと…」
唯「みーつけた!」ギュッ
澪「わっ!?」
唯「ふふ、やっぱり澪ちゃんはこういう暗いところに隠れるんだね。思ってた通りだよ!」
澪「うぅ…負けたよ、降参!まったく、唯にはかなわないな…さ、それじゃ皆のところに…」
唯「うふふ、まだ時間はあるよね?」
澪「え…?ゆ、唯?」

唯は私を後ろから抱きしめた。そう、誰もいない暗がりで密着してきたのだ…

澪「ゆゆ、ゆい!?」
唯「んー?なあに、どうかした?」
澪「い、いや、なんていうか…あ、当たってる…」
唯「そっかー。でもあったかくていいんじゃない?ここ日陰だし肌寒いから」
澪「そ、そういう問題じゃなくて…///」
唯「ふふー…そんなに気になる?澪ちゃんの背中に当たってるモノ♪」
澪「き、気になるっていうか、は、はしたないだろ!女の子が、そんな…」
唯「へぇー、はしたないんだー?」
澪「そりゃっ…」
唯「このぬいぐるみがねぇ?」
澪「な…」

みると、唯が持っていたのは小さなぬいぐるみだった。
確か、部室を大掃除してる時に出てきた…まさか、ずっと隠し持ってたのか!?

唯「ねぇねぇ澪ちゃん、このぬいぐるみのどこがはしたないの?すごくかわいいと思うんだけどなぁ」
澪「ち、ちが…ちょっと勘違いしただけだ!」
唯「ふーん?何と勘違いしたの?」
澪「そ、それは…」
唯「まさか、おっぱいとか?」
澪「!!…///」
唯「ふふ、澪ちゃんみたいなコもそういう勘違いするんだね?まぁしょうがないよね~、お年頃だもんね♪」
澪「う…うぅ///」
唯「澪ちゃんのえっちー♪」
澪「ひ、人をからかうのもいい加減に…わっ!」
唯「きゃ…?」

振り向いた瞬間、唯は体勢を崩して私に倒れこんできた。その体を支えようとして、私は唯を抱きしめていたわけで…

唯「…ごめん」
澪「あ、いや…私こそ、ごめん。すぐ離れ…」
唯「…ねぇ澪ちゃん、触ってみる?私の胸」
澪「なっ、な!?」
唯「ふふ、澪ちゃん顔真っ赤だよ?かわいいなぁ」
澪「だ、だから人をからかうのも…」
唯「澪ちゃん、ドキドキしてたんだよね。私の胸が当たってるって勘違いして」
澪「べ、別に変な意味じゃない!」
唯「いいよ?澪ちゃんなら特別に触っても…」
澪「だから…」

いい加減にしろ、と一喝しようとして、私は息を飲んだ。
なんだ、これ…なんていうか唯って、こんなに色っぽい顔してたっけ?ほっぺ赤くて、目もうるうるしてて…
む、胸も柔らかそうだな…少しくらい触っても平気だよな…私たち友達なんだし。そうだ、律がふざけて触ってくるみたいに軽く、何気なくすれば…

澪「り、律もな、たまに私の胸触ってくるんだ。だからその、どういう感覚でそういうことするのかを知りたいだけなんだからな」
唯「うん…」
澪「あ、あくまで実験みたいなもんなんだからな」
唯「うん…」
澪「……」

そして私は、唯の胸に手を伸ばした。

な、なんだろ…あまり大きくはないけど、やっぱりすごく柔らかい…服越しなのに弾力があるっていうか、ふにふにしてるっていうか…
自分の触ってもこんな感触しないよな。やっぱり他人のを触ってるのとは違うのかな…

唯「ふぁ…」
澪「…!!へ、変な声出すなよ」
唯「ごめん…それで、どんな感じ?」
澪「えっと…ま、まだわかんないかな」
唯「そっか…じゃあ、もっと触っていいよ?」
澪「お、おう」

…これってやっぱり、やばいよな…いくら友達だからって、こんなに胸触ってるなんて…ていうか揉んでるって言わないかな、これ…
唯「みっ、みお、ちゃん…?」

でも…別にこれくらい問題はないよな。世の中広いんだし、友達の胸を揉む人だって何人もいるはずだ!

唯「ちょ、も、もっ…や…だ、だめ…」

そうだよ、全然おかしくない!だいたいまだ服の上からだし、何も…

澪「…唯」
唯「ふぁ、ひ…な、なあに澪ちゃん…?」
澪「ちょ、直接はだめか?」
唯「へっ?い、いや、まださすがにそれは心の準備が…」
澪「いいよな…私たち友達なんだし…」
唯「澪ちゃん!?め、目が怖いよ!」
澪「うん、平気だよ!ってことで…」
唯「きゃあ!?」

律「なにやってんじゃおめーは!」バシッ

結局すんでのところで律たちに見つかった私たちは大目玉を喰らった…

澪「……モウオヨメイケナイ」
唯「それはこっちのセリフだよ!…んもう、澪ちゃんたら…あんなに激しくするんだもん、ドキドキしちゃったよ///」
澪「え…」
唯「続き…またしようね?」
澪「…萌え萌えキュン」

おわり

個人的に今週純や梓が妄想した澪ちゃんははっちゃけてて好きです

初出:1->>103->>107

  • 立場逆転っていいね -- (名無しさん) 2010-08-26 19:34:57
  • …惜しい。 -- (名無しさん) 2010-11-24 00:47:47
  • こいつらまぢMMQ! -- (名無しさん) 2011-08-03 22:18:57
  • 攻め澪・・・素敵です! -- (名無しさん) 2011-08-28 17:13:55
  • これはやばい破壊力 -- (名無しさん) 2012-06-05 02:19:39
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