無題(r007)その1
律「第1回、そこが知りたい!秋山夫妻に50の質問大会~!」ドンドンパフパフー♪
紬「わーい♪」パチパチパチ
梓「わー(棒」パチパチパチ
律「さあ早速主役のお二人に登場していただきましょう、どうぞ~!」
唯「どうもどうも~♪」
澪「はあ…」
紬「きゃー♪」パチパチパチ
梓「わー(棒」パチパチパチ
唯「楽しみ楽しみ♪」
澪「ていうか律、秋山夫妻ってなんなんだ…? 普通にカップルに50の質問でいいだろ」
律「いや、語呂がいいかなって」
澪「そこかよ」
唯「私がツマだったんだねぇ、アナタ♪」
澪「唯も乗るな」コツン
唯「やん♪」
律「さぁて、仲睦まじいやり取りも見られた所で、早速質問に行ってみましょー!!」
唯・紬「オォー♪」
澪・梓「お、おぉー…」
律「では張り切って第1問! あなたの名前を教えてください!」
唯「平沢唯と申します!」
澪「秋山澪です」
律「第2問、年齢は?」
唯「17才だよ~。もう大人だね!」
澪「私も同じ」
律「第3問、性別は?」
梓「あの、先輩? そんな分かりきったことわざわざ聞かなくても…?」
律「みなまで言うなっ! 質問テンプレ利用のお約束とか色々あんだ!」
梓「はあ、そういうものなんですか…」
唯「えっと、私達二人とも女の子だよ」
澪「うん」
律「さあ序盤はサクサク消化すんぞ! 第4問、貴方の性格は?」
澪「ん? 貴方ってどっちだ? 唯? 私?」
唯「決まってるじゃない、アナタのことよ、アナタぁん♪」
澪「それはもういいよ」
唯「うぅ、澪ちゃんのいけずぅ…」
律「次の質問が相手の性格は?っていう質問だから、別にどっちでもいいんだけどな。んじゃまあ、とりあえず唯からで」
唯「私の性格? えーっと……あれ? 私ってどんな性格なんだろ? 考えたことなかったや」
澪「唯らしいな」
紬「ふふ、唯ちゃんはそのままよね」
律「だな」
唯「え? なにそれ、どういう意味?」
律「まあ一言で言うなら……単純?」
唯「りっちゃんひどいっ!」ガーン
澪「確かに唯は純粋だよな」
梓(純粋…?)
律「他に言うなら、天然? よくもまあ、毎度毎度あれだけ体張ったボケかませるよなぁ」
澪「はは、ほんとにな。おかげで一緒に居て飽きないよ」
唯「りっちゃんだってバカなことばっかり言ってるくせにー」
律「アホ、あたしの計算された高度なボケを天然と一緒にすんな」
唯「ぶー」
梓「あの、後輩の私が言うのもなんなんですけど、唯先輩ってちょっと抜けてるというか、どん臭いところがありますよね?」
澪「ああ、そういうところには私も困ってるよ。ほんとのんびり屋さんというか、とことんマイペースなんだよな、唯って」
梓「……」
澪「唯って、そのまんまっていうかさ、いつでも自然体なんだよな。でも、そういう唯だから、私も緊張しないで付き合えてるのかもしれない」
唯「ほんと!? じゃあ私このままでいいかなぁ?」ゴロゴロ
澪「うん。そのままでいいんだよ、唯は」ナデナデ
梓「澪先輩はほんとブレませんよね…」
澪「ん? 何が?」
梓「いえ、なんでもないです」
紬「梓ちゃん、恋は盲目なのよ~」
律(なにげにムギが一番ひどいこといってないか…?)
律「じゃあ続いて第5問! 相手の性格は? 次は澪の性格についてだな」
唯「澪ちゃんは可愛いです!」
律「いや、それ質問の答えになってねーし……性格について答えてくれよ」
唯「え? じゃあ、澪ちゃんは可愛い性格です!」
律「やっぱただのバカだろお前…」
紬「澪ちゃんも唯ちゃんと同じでとっても純粋よね」
律「澪の場合、純情って言った方が合ってないか? つーかすっかり唯バカだよな~」
澪「梓バカの律には言われたくない」
梓「でも澪先輩って真面目で硬派なイメージがあったのに、唯先輩にベッタリっていうの知った時はちょっとショックでした…」
唯「いやいやあずにゃん、最初の頃はすっごいスキンシップ拒否されてたんだよー? 学校じゃ手も繋がせてもらえなかったんだから。ひどいよねー」
梓「それじゃあ、どうして今はこんなことに…」
澪「梓だって最初は唯に抱きつかれるの嫌がってたのに、いつの間にか馴染んでるだろ? それと一緒だよ。要するに、私も唯に負けたんだ…」
梓「ああ……なるほど…」
唯「愛の勝利だよ!」フンス!
律「そろそろ次の質問行くぞ。では第6問! おっ、こっからやっと本題だな。第6問、二人の出会いはいつ?どこで?」
澪「高校に入ってすぐ、軽音部の部室でだよな」
唯「違うよ、最初の最初に会ったのは職員室だよ」
澪「え? ああ、そうなんだっけ。正直、私はその時のことはあんまり覚えてないんだけど…」
唯「私ははっきり覚えてるよ~。ふふ、初めて出会った時の澪ちゃんはねぇ、」
律「ちょ、唯、待て待て! そういうのはこれから質問があるから順番に答えてくれ!」
唯「あ、ごめんごめん」
澪「先走っちゃダメだぞ、唯」
唯「はぁーい」
律「じゃあ唯が語りだす前に第7問、相手の第一印象は?」
唯「絶世美人!」
律「って、顔かよ」
唯「だって初対面の時は一言もしゃべらなかったんだもん。ちょっとだけ目が合ったけど、すぐに逸らされちゃったし」
律「ちなみにその時あたしも澪と一緒に居たけど、あたしの印象は?」
唯「なんか怖そうなおデコの人」
律「デスヨネー。澪は唯と会った時どう思った?」
澪「唯が初めて部室に来た時は……ごめん、よく覚えてないや。初対面の人と話すのに緊張してたからかな?」
唯「私は澪ちゃんと初めて話した時は大人っぽい人だなーって思ったよー」
澪「というか、唯の印象と言えばやっぱり告白された時の…」
律「ストップ、ストーップ!! そこからはまたこの先の質問でな!」
澪「あ、ごめん…」
唯「先走ったらダメだぞ、澪ちゃん♪」
澪「うぅ…」
律「じゃあ次、第8問、相手のどんなところが好き?」
唯「全部大好き!」
紬「ふふ、唯ちゃんはそう言うと思ったわ」
澪「な、なんか恥ずかしいな、これ…///」
梓(今さらですか…?)
律「全部じゃ答えにならないから、何か一個だけ挙げてくれよ」
唯「えー? 選べないよそんなのー…」
律「もうこの際なんでもいいから」
唯「じゃあ、澪ちゃんの澪ちゃんなところが好き!」
律「ダメだこりゃ。澪ー、お前も一個なんか言えー。さっさと進ませろ…」
澪「えっと……一つだけ挙げるなら、自分の感情に正直なところかな…」
律(単純バカってことか)
梓(直情バカってことですね)
澪「唯の素直でまっすぐなところが私は好き、かな……ははは///」
梓(ものは言い様ですね)
律(だな)
律「よし、さっさと次行くぞ。第9問、相手のどんなところが嫌い?」
唯「嫌いなところなんて一つもないよ!」
律・梓「「言うと思った」」
唯「おお……ステレオでツッコまれた…」
律「けど、二年も付き合ってりゃなんか一個ぐらいあるだろ?」
唯「ううん、ないよ」
律「遠慮すんなって」
唯「だって本当にないんだよ~…」
律「例えばそうだな、泣き虫で情けないとか」
唯「泣いてるの見てもぎゅってしてあげたくなるだけで、情けないだなんて思わないよ」
梓「怖がりで頼りないとか」
唯「怖いものぐらい誰にだってあるよ?」
梓「書く歌詞がメルヘン過ぎるとか」
唯「そうかな? すごく好きだよ、澪ちゃんの書く歌詞」
梓「胸が大きいのがずるいとか」
唯「え? 胸の大きさはあんまり気にしたことないけど…」
澪(私、梓に嫌われてるのかな…?)
紬「恥ずかしがって進展させてくれないとか!」フンスッ!
唯「!?///」ボンッ
澪「進展?」
律「だああもう、次行こうか、次っ!」
澪「え、何? ……唯、どしたの?」
唯「な、なんでもないよ澪ちゃん…///」プシュー
紬「電気消したがるとか!!!」フンスフンスッ!
澪「ん? むしろ豆球消したがるのは唯の方だぞ?」
紬「そうなのっ!?」フフフンス!
澪「うん、どっちかっていうと私は点けたままの方が…」
唯「み、澪ちゃん、ちょっと今は何も言わないで…///」
澪「え? え?」
律「ああもう、次行くぞっ! ムギはもう自重しろっっ! さあ次っ、 第10問! 貴方と相手の相性はいいと思う?」
唯「う、うん。相性はいいと思うけど…///」
澪「うん。じゃなきゃ付き合ったりしないよな」
梓(なんかムギ先輩のせいでやらしい意味に聞こえる…///)
紬「うふふふふ♪」
律「よぉし次っ! 第11問、相手のことを何で呼んでる?」
唯「澪ちゃん、って呼んでるよ」
澪「私は唯、って呼んでる」
紬「二人は普段の呼び方とベッ…律「では次ィ!! 第12問、相手に何て呼ばれたい?」
唯「私は今のままでいいかなぁ」
澪「私も別に今のままで不満はないよ」
律「ふーん……でもさ、唯って基本誰にでもちゃん付けだよな?」
唯「うん。私、呼び捨てってなんとなく苦手なんだぁ。あだ名とかならまだ大丈夫なんだけど…」
梓「澪先輩は、恋人同士なんだから呼び捨てで呼んで欲しいとか思わないんですか?」
澪「え? うーん……いや、やっぱり今のままがいいかな」
梓「自分だけ特別な呼び方で呼んで欲しい、とかも?」
澪「まあ、そういうのも全くないとは言わないけど……なんていうか、私達の場合さ、純粋な友達同士だった期間がほとんどないから、最初から恋人同士として今の呼び方で呼び合ってたっていうか。だから今さら呼び方変えても変な感じがすると思うんだ」
唯「だよねー。澪ちゃんは澪ちゃんだよ」
澪「うん。唯は唯だ」
唯「えへへ~」
澪「ふふっ」
紬「うふふ、なんだか妬けちゃうわね♪」
梓(なんか羨ましいなぁ…///)
律「では二人の美しい愛の絆を見せてもらったところで次の質問。第13問、相手を動物に例えたら何?」
澪「ホーランドロップイヤー(即答」
唯・律・紬・梓「え」
澪「あ、でも時々寝癖でライオンロップになってるけどな。ふふ、あれはあれで可愛いんだけど、でもやっぱり唯はホーランドだな」
律「え……澪、ごめん、何? ライオン? ホー…?」
澪「ああ、だからホーランドロップイヤー。知らない? ほら、たれ耳のウサギさんだよ。毛色は色々あるんだけど、茶色いやつが有名かな」
紬「あ、私分かった!」
律「んー……ああ! 昔お前の部屋にあったウサギのぬいぐるみのやつ?」
澪「ああそうそう、あんな感じ」
梓「私よく分からないです…」
唯「私もちょっと……なんとなくイメージだけは出来るんだけど…」
澪「たぶんそのイメージ通りだよ。ロップイヤーのウサギって言うとほとんどホーランドロップのことを指すぐらい有名なたれ耳ウサギさんだからさ。ホーランドロップは色んな毛色の子がいるけど、特に茶色の子と唯は似てると思うんだ。ほら、このあたりの横髪のふわふわ感が耳に見えてさ」
律「見た目かよ。あー……うん、まあ言われてみればちょっと似てるかも」
紬「私も分かる気がするわ~」
唯「そうかなぁ?」
梓「私には唯先輩は同じたれ耳でもワンちゃんに見えますけど…」
澪「あ、でもね、見た目だけじゃなくて性格のこともあるんだ。ホーランドロップはウサギの中ではのんびり屋のウサちゃんなんだよ。温厚であんまり物怖じしない性格なんだ。そういうところも唯と似てるかなーって思ってて……でも、性格はどっちかというと活発で人懐っこいネザーランドドワーフの方が唯に近いかなーとも思うんだよな。それにネザーランドの方がロップより少し幼顔で表情豊かな所も唯に似てるしさ。だけど、ネザーランドはたれ耳じゃないんだよな、惜しいことに。唯を動物に例えるならやっぱりたれ耳は大事な要素だと思うんだよ、うん」ペラペラ
唯(私、二年も付き合ってたのに澪ちゃんがこんなにウサギが好きなの知らなかった…)
律(私なんか小学校からずーっと澪の親友やってて知らなかったぞ…)
梓「え、えーっと……ゆ、唯先輩は澪先輩を動物に例えるとなんだと思いますかっ!?」
唯「え? ええっと…み、澪ちゃんは猫さんかなっ!」
紬「澪ちゃんがネコさん!?」
梓(なんかカタカナ表記だと別な意味に聞こえますよね…)
律(いや、あいつが言ってんのは実際そっちの意味なんだろうよ…)
澪「ネコさん? 似てるかな…?」
梓(すいません、やっぱり悪いのはカタカナじゃなくてムギ先輩でしたね)
律(とんだ濡れ衣だったな)
唯「澪ちゃんは毛並みの綺麗な黒猫さんだよ! だってほら、澪ちゃんって髪が真っ黒ですごくきれいだし、目が大っきくて美人さんだし、猫耳カチューシャも似合ってたしね~」
律「お前も見た目の話かよ」
澪「でも、黒猫ってなんか不吉なイメージが…」
唯「そんなの偏見だよ!差別だよ! ジジとかちょー可愛いもん!」
澪「ああ、確かにジジは可愛いよなっ!」
梓「ジジってオスですけど…」
唯「細かいことはいいんだよ! ジジは可愛い、そして澪ちゃんは可愛い!!」
律「お前結局それが言いたいだけだろ」
唯「それにね、黒猫さんって警戒心が強くてミステリアスっていうイメージがあるけど、本当はすごく人懐っこくて甘えん坊な猫さんなんだよ。ちょっと澪ちゃんと似てると思わない?」
律「確かに澪って近付きがたいって言われがちだもんな」
紬「少し分かるわ。澪ちゃんって物静かで落ち着いて見えるし、美人さんだから尚更、ね」
梓「そうですか? 私が軽音部に入ったばかりの頃は澪先輩が一番話しやすかったですけど…」
律「まあ高校入ってからはちょっとはマシになったんだけどさ。中学の時なんか、男子から高嶺の花扱いされてたんだぜー?」
唯「ほぇー。さすが澪ちゃんだねぇ~」
澪「そんなことないだろ? 律が大袈裟に言ってるだけで、別に普通だったよ…」
律「いやいやいやいや」
唯「澪ちゃんって、中学校の時はどのぐらいモテてたの?」
律「女子校志望するぐらい」
唯「oh…」
澪「そんな話、もういいだろ……早く次に行こうよ…」
唯「大丈夫だよ澪ちゃん、澪ちゃんは私が守るもん! 男の子なんかに渡さないよ!」フンス!
澪「うん…///」
律「じゃあ次の質問な。第14問、相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?」
澪「プレゼントか。私、プレゼント選ぶのって苦手で、なかなか決められないんだよな…」
唯「私は澪ちゃんからのプレゼントだったらなんでも嬉しいよ!」
律「だろうな」
唯「一番最近だと、リラックマのピックをもらいました!」
梓「ああ、あのピック可愛いですよね」
澪「あれはたまたま見つけて唯が好きそうだなーって思って買ってきただけだから、プレゼントとは少し違う気もするけど…」
唯「一緒だよ~。だってもらって嬉しかったもん。ありがとね、澪ちゃん」
澪「どういたしまして。……そうだ。質問の答えだけど、普段使えるものがいいかな。使ってくれてるのを見ると嬉しいからさ」
唯「えへへ、あのピックは毎日使ってるよ~」
律「で、唯は何をプレゼントしたいんだ?」
唯「私はやっぱりおそろいのアクセサリーかなぁ。私達、まだそういうの持ってないから」
梓「えっ、そうなんですか? 意外です」
唯「私はしたいなって思うんだけど、澪ちゃんがなかなか許してくれないんだもん」
澪「だってああいうのって、恋人同士だってことを自慢してるみたいでちょっと恥ずかしくないか…?」
紬「そう? 私はああいうの、いいなって思うけど。幸せそうな恋人同士って、見てるとあったかい気持ちになるもの」
梓(というか、今でも十分バカップルですしね…)
唯「いつか、そういうのできたらいいなぁ…」チラッ
澪「……考えておくよ」
律「じゃあ次の質問行くな。第15問、プレゼントをもらうとしたら何がほしい?」
澪「んー……なんでもいいな。唯からのプレゼントだったらなんでも嬉しいと思う」
唯「私もー。恋人っぽい特別なものもいいなぁって思うけど、ピックもすっごく嬉しかったもん。だから、これが欲しいっていうものはないかなぁ」
律「いいから一つ挙げてくれよ。次に進めないだろ…」
唯「じゃあ私は、前と一緒だけど、おそろいのアクセサリーで」
澪「うーん……じゃあ、ネックレスとか? 普段からずっと身につけていられるものがいいかな」
紬「そう、澪ちゃんは唯ちゃんに首輪…律「よーっし、じゃあ次行こうかなぁー。第16問、相手に対して不満はある?それはどんなこと?」
唯「ないよー。澪ちゃんは理想の彼女さんです!」
律「はいはい。澪は?」
澪「そうだな……不満ってわけじゃないけど、唯は生活習慣で直さなきゃダメなところはいっぱいあるかな。朝はよく遅刻してくるし、言わないと宿題やらないし、ほっとくといつまでもダラダラしちゃうし」
唯「あぅ…」
澪「来年はもう大学生なんだから、もうちょっと頑張ろうな?」
梓「叱られてる内容は小学生ですけどね」
唯「あずにゃんひどいよー…」
律「じゃあ次の質問。……あ、これは二問まとめていくか。第17問、貴方の癖って何? 第18問、相手の癖って何?」
澪「唯の癖って言うと、やっぱ誰にでもすぐ抱きつくことかな?」
梓「あれって癖とかそういうレベルのものだったんですか…?」
唯「あずにゃんの抱き心地は癖になっちゃってるよ~」
律「人のモン抱くな」
梓「というかその癖とは意味が違うかと…」
唯「澪ちゃんは字を書く時に紙をすごく斜めにして書くよね。ペンの握り方も少し癖があるよ」
梓「それは癖って言うより、単に左利きだからじゃないですか?」
澪「うん。変なのは分かってるんだけど、そうじゃなきゃ左から右には書きにくいんだ。一応、縦書きの時は普通に書けるよ」
唯「他には、口元に手を当てる癖もあるよね。それから、手が塞がってるとよく口に物を咥えるよね。ピックとか切符とかヘアゴムとか咥えてるの、よく見るよ」
澪「言われてみれば、けっこうやってるかもな」
紬「唇を触る癖のある人って、甘えん坊さんだって言うわよね」
澪「そ、そうなのか…?」
唯「難しい問題解いてる時とかも、あごと唇をよく触るよね? あと、シャーペンのお尻をあごに当てたりとか」
澪「え? えっと……よく分からないや。やってるとしたら無意識だよ、それ…」
唯「澪ちゃん、CDをケースにしまう時に必ずラベルが真っ直ぐになるように入れるけど、あれって癖? あと、勉強とかに集中できない時に何度も髪を結んだりほどいたりするよね。ちょっと照れてる時はよく前髪をいじってる。それから、おせんべいとか食べる時、必ず袋の中で小さく割ってから食べるよね。あと、グラスで飲み物飲んだ後はよく手で唇の跡を消してるけど、あれも癖なのかな? ああ、それと澪ちゃんってくしゃみする時にしゃがむよね、あれはちょっと不思議。それからそれから…」
澪「ちょ、ちょっと唯、ストップストップ! もういいよ、恥ずかしいってば…!」
唯「ほぇ?」
律「まあ、なくて七癖って言うしな…」
紬「唯ちゃんは澪ちゃんのことよく見てるのね」
律「じゃあ澪の癖が色々と暴かれた所でそろそろ次行くか。第19問、相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?」
唯「うーん、これも思いつかないよ……ほんとに澪ちゃんに不満なんて一つもないんだもん」
澪「私も特にはないけど……敢えて言うなら、唯の部屋の本棚の漫画が順番に並んでないのがちょっと嫌かな」
唯「ああ、そういえばこないだうちに来た時に直してくれてたねぇ」
澪「うん。でもあの時、順番に並べてみたら一巻だけ無いのが分かってしまって余計イライラした」
唯「あぅ……あれの一巻は友達に借りて読んだんだよ~…」
澪「でも一巻だけ欠けてるのって、気持ち悪くてムズムズしないか?」
唯「私はしないです…」
梓「私もそういうのはあまり…。澪先輩って、普段から細かいところまできちんとしてますもんね。尊敬しちゃいます」
唯「えへへ、そうかなぁ~?」テレテレ
梓「……なんで唯先輩が照れてるんですか」
唯「え?」
澪「いや、私が神経質なだけだっていうのは分かってるんだけどさ。でも本が順番に並んでないのとかCDのケースが逆さまになってるのとか見てると、どうしても我慢できなくてイライラしちゃうんだよな」
律「あたしもちょっとそういうの分かるわ。ゲームとか、IまだクリアしてないのにIIやるのって、なんかモニョっとする」
梓「へー。先輩がそういうの気にするなんて意外ですね。いつも雑なのに」
律「ちぇ、言ってろ」
澪「そういえば、律の部屋ではそういうの思ったことないな」
律「ホホホ。アタクシ、こう見えてちゃんとしてるんですのよ!」
梓「はいはい。そろそろ次行きましょうか。さっさと進めてください先輩」
律「中野さん、最近あたしの扱いひどくね? ……まいいや、第20問。貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?」
唯「あ、これはいっぱいあるよ!」
梓「威張らないでください…」
澪「ていうか私ってそんなに怒ってばっかりか…?」
唯「最近だとね、こないだCDを三枚借りたんだけど、CDと歌詞カードを互い違いのケース入れて返したら怒られた」
澪「ああ。ていうか一枚はケース開けたら空だったしな」
唯「えへへ、プレーヤーに入ったままでした~」テヘペロ
梓「それは澪先輩じゃなくても怒って当然ですよ…」
澪「そういう細かいことを気にしない所は唯らしいんだけどさ、おっちょこちょいは直してもらわないとな。このまま大人になったら大変だぞ?」
唯「はぁーい。今度から気をつけま~す」
律「なあ、逆に唯が澪に怒ることって何かあんの?」
澪「んー……ないよな?」
唯「ないねー」
梓「というか、そもそも唯先輩が怒ってるところが想像できません…」
澪「……あっ、一つだけあった。私がダイエットしてる時とか、ちゃんとごはん食べないとすごく怒る」
唯「あっ、うん、それは怒るよ。ごはんは大事だもん」
梓「ああ、なるほど。食べ物のことならなんか納得です」
紬「でも、澪ちゃんには少し酷よね……私も太りやすいから、食事抜こうとする気持ち分かるわ…」
唯「ええーっ!? 私は分かんないよ! ダイエットでごはん抜くなんて!」
律「いやいや、唯はどれだけ食べても太らないからそういう乙女心が分かんないんだって」
唯「そ、そうかもしれないけど……でも…!」
澪「でも唯は私が間食やめるのにも付き合ってくれるんだぞ。ちゃんと応援してくれてるんだよ」
唯「そうだよ! ちゃんと応援してるよ!」
梓「間食やめるって、唯先輩がですか?」
澪「うん。私の前で食べるのは我慢してくれてる。唯がそうやって頑張って応援してくれるんだから、私も甘えたこと言ってられないんだよな。唯が言ってることは全面的に正しいんだしさ」
唯「そうだよ! だから二人ともごはん抜くなんて無理なダイエットしちゃダメだよ! 健康な食生活の方がずっと大事だよ!」
紬「正論が耳に痛いわ…」
澪「肝に銘じるよ…」
律「ほんじゃ次の質問……に行く前に、ちょっと休憩しようか」
紬「ちょうど20問だものね。じゃあ、今お茶淹れるわね」
律「いやムギ、お茶はいい。それよりも私は今、うまい棒が食いたい」
唯・澪・紬・梓「へ?」
律「うまい棒っていうのは一本10円というリーズナブルな値段でありながらけっこうなボリュームがあって財布もお腹も満足の、日本人なら食べたことがない人なんて居ないようなそれはそれはポピュラーな駄菓子なんだけど、私は今それのたこ焼き味とやさいサラダ味が無性に食べたい」
紬「ファンタスティック!」キラキラキラ
律「お、ムギも食べたそうだな。なあ梓、ちょっとムギと一緒にコンビニまで行って買ってきてくれないか?」
梓「え、なんで私まで…」
律(いいからムギ連れて行って来い! 後でうまいたい焼き屋連れてってやるから!)
梓「しょうがないですね。行きましょうか、ムギ先輩」キリッ
紬「行ってきまーす♪」
梓「では行ってきます」
唯・澪・律「いってらっしゃーい」
バタン