ゆっくりいじめ系1175 灼熱地獄

※小ネタ。知識が曖昧。
※ごくわずかに地霊殿ネタが入ります。
※規制に巻き込まれうp報告できてません。



【灼熱地獄】



今、俺の部屋はものすごく暑い。
部屋が暑いというよりむしろ空気が熱い。
季節は春、まだそれほど日が照る季節ではない。
なのにこの場所は、住人を焼かん蒸さんばかりに熱を帯びる。
なぜ、こんなに部屋が暑いのか。


「おじさん!ここあついよ!ゆっくりだしてね!」
「こんなとこじゃゆっくりできないよ!」
いやこいつらのせいじゃない。ってか黙れ。
俺の足元には透明箱2つ、成体のれいむとまりさが1匹ずつ。
友人宅に忍び込んだものを引き受け、しばらく放置していたものだ。
「つめたいおみずをもってきてね!そうしたらゆるしてあげるよ!」
「まりさたちはかんだいだからね!」
だから黙れって。
こいつらのせいでこんなに暑いならきっと世界は常夏だろう。
まぁこの熱気もこいつらのためにわざわざ用意したもので。


囲炉裏に、溶岩がくべてある。


「おじさん!おじさん!」
「むししないでね!」
わけあって、地底の火車からいくらか運んできてもらった。
赤く光る岩から流動体のそれまで、全部まとめて囲炉裏にくべられている。
少しでかまわないといったんだが、なかなかサービス精神旺盛らしい。
…家が燃えないか、だいぶ不安である。


試しに、水瓶に手を浸し、水滴を囲炉裏めがけて放ってみた。
ジュッ!
一瞬で水滴は水蒸気になった。うひょう。いい塩梅。
なら、さっそく始めましょうか。


パターンとして、れいむを先に投げ、その様子を見せたのちにまりさを投げる。
ずるがしこいと言われるまりさ種は、どういう反応を見せてくれるのかね。
早速、れいむの方の箱を開け、頭からベアクロー的に持ち上げる。
「ゆ”っ!おにいさんいたいよ!はなしてね!」
「れいむはばかだからつかまったんだね!」
「ま”り”ざああああぁぁぁぁ!!」
「まぬけなれいむはゆっくりしんでね!まりさはゆっくりしていくよ!」
うぇ、えげつね。
「さて、放して欲しいんだったな。そらよっ」
つかみあげたれいむを、囲炉裏めがけて、投げる。
投げられたれいむはベアクローの涙を浮かべながら放物線を描き、
囲炉裏へ、落ちる。

ジュッ!

「ゆ”う”う”う”う”ぅぅぅぅあ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁっ!!!」
水がはじける音、皮が焦げ付く音、ゆっくりの悲鳴。
逃げようにも、皮が焼きつき剥がれないようで、じたばたしているのが見える。
「れいむ!れいむううううぅぅぅぅ!!!」
箱の中でまりさも叫ぶ。表情がものすごいことになっていた。
さっきの外道はどこへやら、家族かなにかだったのだろうか。
れいむの悲鳴はすぐに消えた。熱に耐え切れず、すぐに絶命したようだ。
さすが灼熱地獄産、地獄を見せるにはもってこいってわけだ。

「おぉ…」
動かなくなったれいむが、火に包まれた。地獄を見た顔のまま燃えている。
干からびるのもあっという間、ということらしい。
時間がかからなさすぎるのはつまらんなぁ。
「で、次はお前なんだけど」
「いやだよ!おうちかえる!」
「地底に帰してやりてぇ…」
「おにいさんなんかきらいだよ!ゆっくりしんでね!」
「おぉそうか、『ゆっくり死ぬ』か」
「そうだよ!ゆっくりしんでね!」

ならゆっくりさせてやろうじゃないか。
まりさの入った箱の蓋をあける。
「ゆっ!だしてくれるんだね!おじさんはやさしいね!」
火箸を使って、小さな溶岩片を摘み上げる。うぉ、あっつ。
それを、魔理沙の上に、落とした。

ジュッ!

「あづい!!!あづいよおおぉぉ!!」
溶岩片はまりさの帽子のつばの上に落ちた。
帽子のつばが一瞬で焼ける。ぶすぶすと黒い煙をあげている。
「ぼうしがぁ!まりざのぼうじがああぁぁ!!」
溶岩片が怖いらしく箱の端に寄るまりさ。熱はすごいことになってるだろうな。
…ここまでやって溶けない箱って、加工所もすごいことやってんな。
さて、じわじわと行きましょうか。溶岩片2つめー。

ジュッ!

「ゆ”う”っ!」
帽子のてっぺんを焼きながら貫き、きれいに頭上へ。
「あづうぅうぅうぅうぅ!!!」
のた打ち回るまりさ。しかし溶岩片はすぐにまりさに焼きつく。
いくら暴れようとも、まりさの頭からそれは離れない。
破片が小さいおかげで即死は免れたようだが…無理だろうなぁ。
くすぶっていた火が段々と大きくなり、帽子に火がついた。

「ぼうじがああぁぁ!!ぼうじいいぃぃ!!」
大事な帽子を下ろして、なんとか火を消そうと踏みつける。
「あづっ!あづうぅ!」
それでもなかなか火は消えず、まりさは熱さをこらえて踏んでいる。
おぉ必死必死(笑)自分から足を焼くとは。そんなに大事かね。
そうとなればそこに漬け込むのが、虐待精神ってもんだ。

「ほーれ、まってろよー」
火箸を溶岩に突っ込んで熱しようと思ったら溶け始めたのでやめた。
ってか俺の手も熱い。あやうく火傷じゃ済まないところだった。
芸がないけど、溶岩片で済まそう。
「ほらおまたせ」
火箸でつまんだ溶岩片を、また箱に降らす。
「うぁづっ!あっ!あ”っづぅっ!!」
声にならない悲鳴ってこういうものだよな。
気が付けば帽子は灰に、まりさも肌や髪がひどく焦げている。
熱源自体とんでもない温度だ。たぶんダメージは見た目以上だろう。

「つらいか」
「づっ、づらっ…」
「苦しいか」
「ぐぅじぃ…」
「ゆっくりしたいか」
「ゆっ…り”、じだ…」

「そうか、あばよ」
透明な箱を、囲炉裏めがけてひっくり返す。
息も絶え絶えなまりさは、くすぶりはじめた溶岩片と共に、落ちていく。
親愛なるれいむのまつ、灼熱地獄へ。

「っう”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁ!!!」
いい断末魔。ご近所様に迷惑じゃなきゃいいんだが。
その一声をあげたっきり、まりさも動かなくなった。
れいむは跡形もなく燃え尽きていた。早いもんだ。
やがてまりさにも火がつく。髪を燃やし顔を燃やし、火は次第に大きくなる。
この絶望に満ちた顔、虐待した甲斐があるってもんだ。

まりさも炭と化した。
部屋はまだ暑い。
それじゃ、これが冷めるまで楽しみましょうか。
ゆっくりは、いくらでもいることだし。





【あとがき】
タカアキっす。
虐待機械ネタ構想中。

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最終更新:2008年10月17日 22:23
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