ゆっくりいじめ系2401 ガンナーお兄さん

※俺設定の虐待お兄さんが出てきます。


僕は虐待お兄さん。ちょっとだけ妖怪の血が入ってるんだ。
だからといって特殊な力が使えるのかというと、それは無理だ。せいぜい妖気を放出して饅頭共を脅かすくらいだ。
だから僕は虐待によく道具を使う。その方がいろいろできるからね。
そんなわけで、何か無いかと香林堂までやってきたんだ。
「ん、なんだこれは…しっくりと手に馴染む。そしてずっしりとした存在感…」
僕がそんなことを言っていると店の奥から店主が出てきた。
「それは外の世界で『銃』と呼ばれているものだね。弾を発射して攻撃する武器らしいけど…」
「へぇ、面白いですね!それで弾はどのくらいあるんですか?」
「残念ながら弾は無いんだよ、だから売りに出している。危険がないからね」
「そう、ですか…それは残念です。なんていうか、ビビッときたんですけどねぇ」
「はは、そんなに気に入ったのなら安くしておくよ、どうだい?」


家に帰っていろいろ試してみたが、やはり弾が無いとどうしようもなかった。
「どうしようもないか…これがあれば虐待も楽しくなると思ったんだけどなぁ」
そう言いながらお兄さんは銃を置く。どうやら諦めたようだ。
「まあかっこいいからいいか。あーあ、僕も妖怪みたいに弾幕はれたらいいのに」
ごろんと床に伸びるお兄さん。しかしすぐに飛び起きる。忙しい人だ。
「普段は垂れ流されてる僕の妖気、こいつで指向性をもたせれば…」
お兄さんは再び銃を手に取り妖気をチャージしていく。そして激鉄を下ろす。引き金を、引く。

ドンッ!

家の壁に穴があいてしまったがどうやら成功のようだ。
「ははは、はっはっはっはっはぁ!最高じゃないか!ふはっはっは!」
その夜、お兄さんの家からは銃声と笑い声が絶えなかった。


『ガンナーお兄さん』


「…ゆっ、れいむのおめめが…ほっべたがぁ……」
そこには左半分が吹き飛ばされたゆっくりれいむがいた。となりにはゆっくりまりさもいるがもう動くことは無い。
餡子の流出が激しいのでじきにれいむもまりさのところへいけるだろう。
「ははっ、饅頭相手じゃ威力が強すぎだな。次からはもうちょっとおさえねぇとなぁ!」
そう言ってお兄さんはれいむの残った方の目を撃つ。
「もっと、ゆっくり…したk」
最後まで言うこともできずにゆっくりれいむは消えてなくなった。もちろんお兄さんの射撃によるものだ。
まったく虐待できなかったことを反省しつつ、お兄さんは次の獲物を探して森を歩きまわる。

すると少し前方の茂みがガサガサと動いた。銃を構える間もなくゆっくりまりさが飛び出してくる。
幸いにもこちらには気づいていない。しかしお兄さんはあえて叫んだ。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆゆっ!?ゆっくりしていってね!」
ゆっくりは単純でいいな、と思いつつもまりさに声をかける。
「どうしたんだい?見たとこ、狩りの途中みたいだが?」
「いまからすにかえるんだぜ!もうすぐあかちゃんがうまれるからゆっくりしてられないんだぜ!」
「なら僕が巣まで送って行ってやろう。君よりは速い。」
「ゆ~ん、にんげんさんはしんようできないってぱちゅりーがいってたんだぜ…」
「僕もかわいい赤ちゃんが見たいんだ、いいだろ?何もしないって約束する」
「ゆー、それならいいんだぜ。あんないするからはやくまりさをつれてくんだぜ!」
本当にこいつらはちょろい、こうも簡単に進むと怖いな、と思いつつお兄さんはまりさを抱えて巣を目指す。

10分も走っただろうか、ある木の根元までくるとまりさが言った。
「ゆゆっ!ここだぜ!れいむ、ゆっくりかえったんだぜ!」
木の根元かられいむが出てくる。そのあとにあかちゃんも出てきた。まりさは出産には立ち会えなかったようだ。
「おちびちゃんたち、このまりさがおとうさんだよ!」
「「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!!!」」」」」
「やっぱりまりさのあかちゃんだけあってかわいいんだぜ!」
「れいむとまりさのあかちゃんでしょ!まりさったら!」
ゆへへと笑いつつ口の中から餌を出して赤ちゃんに食べさせている。
「「「「「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ~!!!!!」」」」」
お兄さんは溢れる殺意を抑えつつ1匹の赤れいむを手に取った。
「ゆ~、おしょらをちょんでりゅみちゃい~!」
などと喜んでいる。親たちも赤ちゃんの笑顔を見て嬉しそうにしている。
実になごやかな雰囲気だ。が、

ドン!という音がしたと思ったら親れいむの目の前で遊んでいた赤まりさの体に穴が開いていた。
赤まりさはもとよりその場にいた全員が何が起こったのか理解できていなかった。
口と傷口から餡子を吐き出しながら赤まりさが言葉も残さず倒れたところでようやく親れいむが現状を把握できた。
「れ゙い゙む゙の゙あ゙がぢゃん゙があああああああああああああああああ」
「はーいちゅーもーく」
また銃声。その場のゆっくりは泣き叫ぶことも忘れて声の主、つまりお兄さんを見ていた。
「今この瞬間よりこの赤れいむは人質でーす。逆らったり、泣きわめいたりしたら」
お兄さんは今はもう動かない赤まりさを指して
「ああなるんで、ゆっくりりかいしてね!」
「それじゃあ今からみんなにクイズをだすからこた」
お兄さんは言葉を中断する。親まりさが足に体当たりをしていたからだ。
「あれあれ、まりさちゃん、さっきの聞いてなかった?そんなことするとどうなるんだっけ?こうなるんだよ?」
三度響く銃声、ゆぎゃああああという叫び声、それをかき消す銃声。
親まりさの前に穴だらけで苦悶の表情を浮かべたまま死んだ赤れいむを放り投げる。
「あーあ、赤ちゃんもあと3匹になっちゃたねぇ」
と言いつつ赤まりさを手に取る。新たな人質だ。あとは赤れいむが2匹。
「じゃあルール説明するからよく聞い」
またもお兄さんは言葉を中断せざるをえなくなった。
「ゆっくりできないじじいはしねえええええええええええええ!」
だのとのたまいながら体当たりをしてくるではないか。
このまりさはゆっくりの中では強い方だが頭はそこらのれいむより悪かった。
例え相手が人間であろうと、まりさの体当たりで吹き飛ばないはずはないと思っていた。
「まりさやめてえええええええええええ、あかちゃんがああああああああ」
このれいむは自分が人間にはかなわないことを知っていた。
だが結果はれいむにとっては予想外で、まりさにとっては当然のことだった。

お兄さんは地面に倒れていた。もちろんやられたわけではない。
演技だった。お兄さんは演技派で有名だったのだ(?)
「ゆっへっへ、しね、しね、しねえええええええええええ!!!」
しかし現実はそこまで饅頭に甘くない。饅頭だけど。
ドン、一度だけだったが赤れいむの命を奪うには充分すぎた。
「おかあゃん…おとうしゃん……もっとゆっくりしたかった…」
親まりさは茫然としている。
なぜだなぜだなぜだ!あの人間はまりさにやられたんじゃなかったのか!なのになんで!とか思ってるに違いない。
親れいむは親れいむであかちゃんがあああだのまりさのせいだよ!だのとほざいている。
他の赤ゆっくりはただ姉妹の死に泣き叫ぶだけ。
「はっはぁ!てめぇ本気で饅頭風情が人間に勝てると思ってたのかよ、えぇおい?」
「ゆ…ゆ…」
「このチビが死んだのはよぉ、お前のせいだぜまりさぁ!はっはっはっは!」
「ゆがあああああああああああああああああああああああああああああ」
「チッ、興醒めだ。何匹かは生かしてやろうかと思ってたがやめだ。てめぇらは皆殺しだぁ!」


残るは親と子のれいむだけだった。
親は足を穴だらけにしたので動けない。
赤れいむの足に1発ぶち込んで、逃げれたら許してやると言ってやった。
「みょうやだ、おうちきゃえりゅうう!」
「あかちゃんゆっくりしないでにげてね!」
「残念時間切れ、あれ?言ってなかったっけ?制限時間あったんだよなぁ」
と言いつつ銃を撃つ手を少しも緩めない。
赤れいむは穴だらけになり、餡子を巻き散らかし、体はいくつかに分断され死んだ。
巣の目前、あとほんの少しで逃げれただろう。まあ逃がしはしないのだが。
「あ゙がぢゃん゙がああああああああああああああああああああああ!!!!」
「うるせぇな、悪かったよ。お菓子あげるから機嫌直せ、な?」
「ゆっ、おかし?ゆっくりしないでちょうだいね!」
なんという変わり身の早さ!これも餡子脳のなせる業か…
「じゃあお菓子あげるからあーんして、あーん」
「ゆぁーん♪」
当然というかなんというか、れいむの口の中に入ったのはもちろんお菓子なんかじゃなかった。
「ふゅ!?ひゃめへめ、ひゃやふふぁひへへ!(ゆ?やめてね、はやくだしてね!)」
「だーめぇ、恨むんなら俺を連れてきたあのまりさを恨むんだな!もっとも、もう死んだがなぁ!」
お兄さんは壊れたように笑いながら引き金を引き続けた。

その日、山からは笑い声が絶えず聞こえていた。





あとがき
まずは最後まで読んでくれてありがとうです。
予防線を張るわけではないのですが初めてなのでどんなもんかと言ってもらえると助かります。
あとお兄さんの設定ですが、銃を持つと性格が変わるというものです。
では失礼します。

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最終更新:2009年04月03日 03:11
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