みなさんはゆっくりがおそれるゆっくりをどこまで知っているだろうか
ゆっくりれみりゃ?メジャーですね
ゆっくりふらん?それもメジャーですね
れてぃ?ゆゆこ?それも比較的有名ですね
ですが、ゆっくりがれみりゃ以上におそれるゆっくりがいます。

そいつの名は・・・・






恐るべきゆっくり 






「ゆ~~、ゆ~、ゆ~~~~~~!!!」
「「「ゆ~~、ゆ~、ゆ~~~~~!!!」」」


れいむ親子の音痴な歌がれいむ親子のお家に響き渡る。
ここはドスが治めるゆっくりの群れである。れいむ親子はドスの群れに所属するどこにでもいる
ゆっくり家族であった。
夫のまりさは今は狩りにいっており、妻のれいむは子供たちとゆっくりできるお歌
の練習をしている。

「ゆっゆっゆ~~~~~~」
「「「ゆっゆっゆ~~~~~~」」」

雑音がようやくフィナーレを終え、れいむは子供たちを褒め称えた

「ゆ~~ん、さすがれいむとまりさのおちびちゃんだよ!!
とてもゆっくりできるおうたさんだったよ!!」
「ゆん!!とうぜんだよ!!れいむはぷろのあーてぃすとなんだよ!!」
「れいみゅおねえちゃん、とてもおうちゃがうまっきゃったよ!!
れいむのあきょがれだよ!!」
「さすがまりさのいもうとだよ!!」

家族はにぎやかにとてもゆっくりできたよと誉めたたえあった。
特に長女れいむはゆっくりからしたらとても歌がうまく、皆の歌姫であった。
群れのゆっくりからは将来の歌姫だよ!!と期待を寄せられていた。

「ゆっくりただいまだよ!!」

家族がわいわくと談話していると一家の大黒柱である親まりさが帰ってきた。
口は大きく膨らんでいる。どうやら今日は大漁だったようだ。

「「「ゆわ~い、おとうさんおかえりなさい!!!」」」

子ゆっくり達は父親の姿を見るや否や親まりさへと駆けて行った。
親れいむも夫であるまりさに微笑みで返した。

「おかえりなさいまりさ!!かりはじょうじょう?」
「もちろんだよ!!まりさはもりいちばんのかりうどさんなんだよ!!」

そうまりさが返答すると、口を大きく開け今日の狩りの成果を広げた。
出てきたのは食べられる山菜やキノコなどなどゆっくりから見れば御馳走の山だった。

「「「ゆわ~~い、ごちそうがいっぱいだよ!!」」」

大はしゃぎする子ゆっくり達。三匹とも美味しそうな御馳走に我先と駆けだしたが
親れいむが子供達を止めた。

「だめだよおちびちゃんたち!!ちゃんとわけてからね!!」

そういうと親れいむは均等になるように御馳走の山を分けて行った。子ゆっくり達も納得し、
率先して母の手伝いを始めた。実に微笑ましい光景であった。

そうこうしているうちに配分が終わり、一家はきれいに整列した。

「それじゃあおちびちゃんたち!!きょうもがんばってかりをしてきてくれたおとうさんに
ゆっくりおれいをしてからいただきますをしようね!!」
「「「ゆ!!ゆっくりわかったよ!!」」」

子ゆっくり達は親まりさの方を向いた。

「「「おとうさん!!きょうもおいしいごはんをありがとう!!
ゆっくりいただきます!!!」」」
「「ゆっくりいただきます。」」

親ゆっくりのいただきますを皮切りに御馳走の時間が始まった。
美味しそうな木の実にキノコ、山菜、どれもゆっくりにとっては御馳走であった。
ただ一つ、長女れいむのごはんに白い木の実があった。

「ゆ?」

長女れいむは今まで見た事もない白くて大きな木の実に気が付き父に聞いた

「おとうさん!!このしろいしろいさんはなぁ~に?」
「ゆ?それはね、おとうさんがにんげんさんからもらったごはんだよ!!
むかしにね、それとおなじようなごはんがあったんだけどねもうどくがあったんだよ!!
でもね、このしろいしろいさんはおとうさんがどくみをしたからだいじょうぶだよ!!」

長女れいむはそれを聞いて安心し、おそるおそる口に含んだ

「む~しゃ、む~しゃ・・・・・し、しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
ヘブンじょうたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

長女れいむはあまりのおいしさに飛び跳ねながら叫んでいた。

「おちびちゃん!!おしょくじちゅうにおぎょうぎわるいことしちゃだめでしょ!!」

親れいむは長女をたしなめようとしたが、聞く耳持たずだった。
あまりに革命的なまでにおいしかったのだろう。

「ゆぅ~~、おねえちゃんだけじゅるい!!れいみゅもたべちゃいぃぃぃ!!」

妹れいむが駄々をこね始めた。だが、あの白い木の実はすでに長女が平らげてしまっていた。
親れいむはどうにかしてなだめようとしたが、耳に入る様子もなかった。

「しょうがないね!!あしたおとうさんがにんげんさんからまたもらってくるから
がまんしてね!!」

親まりさがそういうと妹れいむはピタっと泣きやみ大喜びで跳ね始めた。

「ゆぅ~~、まりさも!!まりさも!!」

長女まりさも欲しがっていたようだ

「しょうがないね!!みんなの分をもらってくるよ!!」
「「「ゆわ~~い!!おとうさんだいすき!!」」」

子ゆっくり達は皆大喜びであった。



かくして一波乱食事は終わり、辺りを片づけた後皆床に着くことにした。

「それじゃあ、ゆっくりおやすみ!!」
「「「「ゆっくりおやすみなさい!!!」」」」

家族はそれぞれのベッドに健やかな眠りにつき始めた。
ベッドといっても枯れ葉や落ち葉を敷き詰めたものなのだが。

「ゆぴー、すぴー」
「しろいしろいさん・・・・れいむにたべられ・・・・」
「まってねぇ~~・・・・」

子ゆっくり達は皆幸せそうに寝ていた。












一方そのころ、とある暗い所で新しい命が誕生した。

「・・・・・・・」

ソレは辺りを見回し始めた。黒くて生暖かいものが辺りに敷き詰められていた。
否、自分が埋まっていたのだ。
ソレは本能的に分かっていた。ご飯だ。

ソレは生まれたばかりの小さな口を小さくあけ、少しずつ食べ始めた。
本当にほんの少しの量を何度も回数を分けながら食べて行く。

少しずつ食べて行くと腹はさすがに満たされ、ソレは生まれた所から少しずつ移動を始めた。

「・・・・・・・」

目の前にあるご飯をかき分けながら進むと自分と同じ生き物がいた。
ソレは本能的に分かった。あれは自分の姉妹だ。

ソレは少しづつ姉妹に近づいて行った。姉妹の方も気づいたらしく、自分の方へと寄ってきた。
少しずつ、少しずつ。
そしてお互いが頬ずりが出来る位近くにたどり着いた。

ソレと姉妹はさっそく信頼の頬ずりを始めた。
あまり空間がないのにも関わらず、姉妹は器用に頬ずりをしていく。

そして本能が呼びかける。子孫を残せと
姉妹の方も本能の呼びかけに答えたらしく、ゆっくりと後ろを向いた。
どうやら「受け」をやってくれるようだ

ソレは姉妹と交尾を始めた…



1時間後、姉妹の腹は非常に大きく膨らんでいた。
ソレは交尾の成功に満足したのか少し眠りについた。

さらに数時間後、ソレは目が覚めると姉妹のお腹はさらに膨れ上がっていた
もうそろそろ頃間であると本能が語り始めた。

ソレは姉妹にそろそろだという事を伝えると姉妹は適当な空間に生殖器を向けた。
姉妹は体に力を入れ始めた。必死に力を入れているのが見て分かるぐらいに顔を歪めていた。

そして



ぼん!!ぼん!!ぼん!!

姉妹は空間目掛けて何かを自分の生殖器から射出した。
それは非常に早く何か良く分からなかったが白い物体にであるように見えた。

ぼん!!ぼん!!ぼん!!

姉妹はまだ射出を止めない。腹の中にそれだけ大量の物が詰まっていたのだろう、今だに止む気配がない
結局、射出が止まったのは100個ほど飛ばしてからだった。











朝、ゆっくり一家はゆっくりと目を覚ました。
とある一匹は除いて

「ゆ~ん・・おかあさん・・ぽんぽんさんがいたいよぉ・・・」

昨日しろい木の実のような物を食べてヘブン状態になったあの長女れいむだった。
翌朝起きるとお腹が痛く、食事もほとんど取れない状態になった。

「おねえちゃん、いたいいたいさんはやくなおってね・・・」
「れいむぅ・・・」「おちびちゃん・・・」

親まりさは狩りをお休みして長女れいむの看病したり、腹痛に効くお薬を飲ませても一向に
良くならなかった。
それどころか、痛みが少しずつ増してきているようだった。

「おかあさぁぁぁぁぁん、ぽんぽんがゆっくりいたくなってきたよぉぉぉぉぉぉ!!!」

娘の状態が一向に良くならないどころかますます悪化してきたことに親達は、このままではまずい
と考えぱちゅりーの診療所に長女を連れていくことにした。

長女れいむは大きな葉っぱの上に横になり、両親はその両端を咥えゆっくりと運び始めた。
姉妹の子ゆっくり達は横について長女れいむを励まし続けていた。

「おねえちゃん!!もうすぐびょういんだからね!!」
「ゆっくりだいじょうだからね!!」

だがそんな励ましの声も今の長女には届かなかったようだ。
長女の顔色はますます青白くなっていき、呼吸は少しづつ小さくなっていった。

「ゆぅ・・・・ゆぅ・・・・」

必死に痛みに耐える長女。だが、その緊張した空気は突然の悲鳴に打ち砕かれた

「ゆぴぃ!!ゆぷぅ!!」

長女の苦しみ方が変わった。今までは痛みに耐えるような様子が尋常ではない痛みに苦しむものに
かわったのだ。

「ゆぷぅ!!うbひfふsぅvfvふぃおwぇjjjねいぁj」

突如として発せられる解読不能な言語。これには両親はただ事ではないと悟り
歩みが自然と速くなっていた。

「jkhbtkぶjひlすぇrbふlうぇr・・・fykhうぇjkbち・・・・ふ」

病院に近づくにつれ、長女の叫びは少しづつ小さくなっていった。






駆けること30分、一家はどうにか群れ唯一の診療所にたどり着いた。
長女はぐったりとしており、両親は心配そうに戸を叩いた

「ぱちゅりー!!おちびちゃんがたいへんなの!!たすけてあげてね!!」

2,3度叩いた辺りでぱちゅりーが出てきた

「むきゅ!!こんなあさはやくからどうしたの?」
「おちびちゃんがたいへんなの!!はやくたすけてね!!」

ぱちゅりーは群れの中でも歌姫として有名な子れいむの身になにかあった事を理解し
すぐに家の中に家族を招きいれ、容態を見た


長女の体は青白くなり、呼吸は停止しており、瞳孔も開ききっていた…


「むきゅ……、もうえいえんにゆっくりしちゃっているわ…」

ぱちゅりーは少し悩んだが、素直にそう告げた。
家族はそんな馬鹿なという顔でポカンとしていた。

「ぱちゅりー…なにいってるの…ぽんぽんがいたいだけでしんじゃうなんてそんなこと
ないでしょ…」

親まりさはそうか細い声で喋った。
だが、ぱちゅりーは辛い現実を続けた

「残念だけど…もうえいえんにゆっくりしちゃってるわ…さわってみなさい…もうこんなにつめたいわ…」

信じられないような顔をしながら両親は頬ずりをした。とても冷たかった。
昨日あんなにゆっくりしていたのに…たった一日で…たった一日で皆に愛されていたおちびちゃんが
…おちびちゃんが!!

「おちびちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「どぼじでごんなごどにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

両親の叫びが残りの姉妹に全てを語っていた。

「しょんな…うしょだよね!!おねえちゃんがえいえんにゆっくちちちゃうわけないよね…」
「うそだぁぁぁぁ!!ばりざのいぼうどがじぬわげないんだぜ!!」

言葉ではそうはいっているものの、目には涙が溜まっていた。
姉妹はその場で耐えきれなくなり、両親と一緒に泣きだしてしまった。

「おねえぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「でいぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

家族はわんわんと泣きだしてしまった。
両親は頬ずりしながら泣き、姉妹はその場で両親以上に泣きだしてしまった。
あんになゆっくりしていたのに…死んだなんてうそだ…
あんなに群れのみんなに愛されていたのに…
あんなに(ゆっくり基準で)きれいなお歌を歌っていたのに…
そんな思いが錯綜する中、あり得ないことが起こった。



むくっ…



死んだはずのれいむが体を起こしたのだ。
体を器用に動かし、何事もないように起き上がったのだ。

この光景にぱちゅりーは驚き、家族は喜んだ。

「ゆ?おぢびぢゃぁぁぁぁぁぁん!!いぎがえっだんだねぇぇぇぇぇ!!」
「よがっだよぉぉぉぉ!!よがっだよぉぉぉぉ!!」
「おねえぢゃんがいぎがえっだぁぁぁぁ!!」
「ゆぅゆぅ…ゆわ~~~ん!!」

家族は大喜びでれいむにすり寄り、さっそく頬ずりしはじめた。
だが、ぱちゅりーは見逃さなかった。
そう、れいむは間違いなく死んでいた。
瞳孔は完全に開いており、すでに死臭が漂い始めていた。

つまり、れいむは死んでいるはずなのになぜか起き上がったのだ。

家族はれいむが起き上がった=生き返ったとみなして大喜びのあまりその事実を完全に
見落としていた。
ぱちゅりーはあり得ない光景に目を丸くしてその様子を見守るしかなかった。


ぱちゅりーが見守っていると、一瞬ではあるがれいむの腹がふくらんだ。

「むきゅ!?な、なに!!」

れいむの腹から何かが出ようとしているように見えた。
れいむの腹は一瞬膨らんだらすぐしぼむを繰り返し、さすがの一家もただ事でないことに
気づいた。

「ゆうぅぅぅぅ!!どうしたのおちびちゃん!!」
「またぽんぽんいたいの?いたいの!?」
「おねえちゃん、ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」
「こわいことしないでねぇぇぇぇぇ!!」

家族は皆恐慌状態に陥った。
そして一拍おいてれいむの腹が裂け、中から何かが出てきた。



それは……





とりあえず前半はここまで



あとがき

ここ最近書いていなかったせいか腕が落ちた気がします。
ですので一旦ここでとめて数日後に後半を挙げます。






過去作

まりさの馬鹿
ゆっくり地縛霊 れいむ親子の場合
ゆっくりおしえてね!! 1~2
世界で一番短い虐待
ゆっくり地縛霊 まりさ達の場合
鬼斬 1~
怪奇現象
ゆっくり自縛霊 ありすの場合


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最終更新:2022年05月03日 20:31