注意
このSSはやりたい放題やってます
俺設定が大量にでてきます
通貨単位が良く分からないので、総て現在の貨幣価値に換算して書いています
虐待は、ほとんどありません
パロネタやメタネタが過剰に含まれています
若干の性的表現が含まれます
お兄さんが主人公です
文章が読みにくかったり、推敲が足りないかもしれません
それでも読んでやるという心の広い方は読んでください
「なになに?」ポストに入っていた一枚のチラシが俺の目に留まった。
どうやらゆっくりを戦わせる大会の案内で、内容は以下の通りであった。
1 この大会にはゆっくり種ならば総て出場可能である。
2 この大会では当社指定のグレードアップパーツを二つまで使用可能である。
3 ゆっくりが死亡しても当社は一切の責任を負わない。
4 優勝賞金は1000万、二位以降は賞金なし。
5 開催は半年後である。
6 同時に試合は賭けの対象となっている
「なるほど、ゆっくり同士の殺し合いを酒の肴にしようってか」
「金には困ってないけど、おもしろそうだからやってみるか」
取りあえずゆっくりゃを捕獲するとしよう。
冷蔵庫からプリンを取り出し森に向かう。この時間なら妖怪も出ないし安全だ。
プリンを適当な切り株の上に置いて待つこと5分、ゆっくりゃのお出ましだ。
「うっう~♪ぷっでぃんだどぉ~♪た~べちゃうぞ~♪」下手糞な歌を歌いながらプリンを平らげるゆっくりゃ
「やあ、お嬢さん」
「う?」
「プリンはおいしかったかな?」
「う~、おいしかったどぅ~♪」
プリンを食べることができ、『お嬢さん』と呼ばれてよほどうれしいのだろう、満面の笑みで答えた。
「良かったら、お兄さんの家に来ないかな?もっとプリンを食べさせてあげるよ」
一歩間違えたら変態に見られかねないが、そんなことを気にしていたらここで生きていくのは難しい。
「う~、いく~」
「それじゃ行こうか」れみりゃを抱きかかえる
「うっう~うあうあ♪♪」
獲物はかかったようだ。
ゆっくり捕獲指南書の通りにやったら、あっさりと捕まえられた。
ありがとう、指南書
ゆっくりゃを連れて帰った俺は、ゆっくりゃを縛り上げ、軒につるす。
縛り方は、米俵の縛り方に起因するあの縛り方だ。
断っておくがゆっくり相手にそんなことをする趣味はないぞ。
「う~う~ほどいでお~」
「ごめんな、プリン買ってくるからそこで待っててくれ」
「う~、わかったどぉ~」どうやらこのゆっくりゃは聞き分けがいいようである。
家をでた俺は店に向かう。プリンを買いにではない、グレードアップパーツを買いにだ。
さて、どんなパーツがあるかな。
射撃武器の類は無いらしいので、棚を順に見ていく
『ドリル』
う、ドリル…だと…
もちろん漫画とかに出てくるタイプのドリルだ、なんと言う漢のロマン
しかし、現実ではジャイロ効果でえらい目にあうので使うわけにはいかない
余談だが、内部の歯車は奇麗なインボリュート曲線だった
『ドリル改』
どうやらドリルの根元付近を逆回転させて、ジャイロ効果を低減させた代物のようだ
ドリルは重そうだから機動力が落ちそうだ
『加速器付きドリル』
ドリル改にジェット噴射を付けた代物か
俺の思考が読まれてるらしい、どちらにしろドリルはエネルギー消費が激しいから使い物にならない
『パイルバンカー』
どうやら杭打ち機のようだ。
よく観ると上からシールを貼って商品名を変えているようだ
シールの下は『ノット…』よく読めないな
ゆっくりの戦闘に置いて重要なのは、点による貫通力ではなく面による破壊力である
『チョバムアーマー』
そうかそうか、パイルバンカーをそんなに売りつけたいか
これを付けると格下にやられそうだからパス
『どたまかなづち』
頭に装備するかなづちです。きづちもあるよ。
……ネタ武器、ここに極まるって感じだ
『ヨーヨー』
超電磁でもハイパーでもないただのヨーヨーだ
糸で留めてるから耐久性に難がありそうだな
『飛行パーツ』
スラスターとかブースターとか
飛行可能な種族専用パーツで飛行速度が通常の三倍になるらしい
これだ、これだよ!こう言うのを待ってたんだよ!
一つ目は決まった
『アンカー』
射出して相手を掴む。そのまま振り回したり投げたり
ディアフェンドとかカルノバーンって名付けろってか?
射出速度が思ったより早くなかったのでボツ
『ハンマー』
金槌の方ではなく振り回す方だ
面による破壊力はありそうだが……保留
『振動地雷ケース』
腕にはめて振動地雷を収納するケースらしい
振動地雷は別売りだが、一試合ごとに補充可能で5発まで装填可能だ
振動地雷は地面を液状化させたりできる兵器で、刺さらないと使えないが
里でも評判だ。使わない手はない
なんで、剣とか槍の類が無いんだよ……
他にもいろいろあったけど、めぼしい物は無かった
会計を済ませレジで金を払った俺は帰路につく
「ゔーいだいーだずげでーー!!!」
家に付いた俺が見たのは予定通りの光景であった。
そう、ゆっくりふらんがゆっくりゃを襲っていたのである
「ゆっくりしね!しねしねしね!ゆっくりれみりゃはじゃまっけだ!!」
「ゔゔゔゔゔゔ!!」
「げーんそーうきょーからけしちまえ!しね!」
ふらんがゆっくりゃの肩に貫手を突き刺す
「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!!」
「ぶさいくれみりゃぶっつぶせ!しねしねしね!」
そのまま腕をひねる
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
亀甲縛りをされたゆっくりゃは逃げることもできずに攻撃を受け続けている
「しねしねしね!しねしねしね~しねしねしね!」
ふらんは歌いながら手刀と貫手を繰り返す
「い゙だい゙い゙い゙い゙い゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ざぐや゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙だずげでえ゙え゙え゙え゙え゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙」
肩、耳、ひじ、ひざ、ふくらはぎ……あらゆるところを驚異的な速さで斬ったり突いたりしている
「そろそろとどめをさしてやる」ふらんが拳を握り締め、両手を引き…
「打舞流…叛魔ー(ダブル…ハンマー)!!!」掛け声と共に両手を思いっきり突き出す!
グシャアアアアアアアアアアアアア!!!
命中の瞬間手が巨大化した様にさえ見えたその一撃は、ゆっくりゃを絶命させるのに十分な威力だった
「あ…あ……」
ゆっくりゃは薄れ行く意識の中考えていた
どうしてはこんなめにあっているのか?
やさしいおにいさんのぷっでぃ~んを食べられるはずだったのに
どゔじで…どゔじで………
「ふっふっふ、れみりゃのにくはうめぇぜ」
「やあ、僕の用意したゆっくりゃはおいしかったかな?」
「!!」すごい勢いで振り向くふらん。こいつ本当にゆっくりか?
「君がさっき食べたゆっくりゃは僕のペットなんだ」
「!!ごめんなさい。おなかがすいていたとはいえ、とんでもないことを…」
「いや、過ぎてしまったことはもういいんだ。それより…………
長くなったので、要約すると
このふらんはどこかで飼われていて、散歩に出かけた時に飼い主とはぐれた
三日間何も食べず、お腹がすいてうろついていた所にゆっくりゃがいたのでそのまま食べた
自分は空腹時または食事中や戦闘時は性格が変わってしまう、早い話が三重人格である
(もっとも、記憶は共通なので、真の意味での多重人格とは違うのかもしれない)
悪いことをしたので罪滅ぼしがしたい
「なんだ、それならうちに住み込みで働いてくれないかな?」
「でも、それだとめいわくに…」
「気にしないでよ、どうせ行くところないんだろ?」
「たしかにそうですけど…」
「それに、僕も一人だと寂しいしね」
「う、…」
どうやら決まりらしい
「それじゃあ、入って入って」
「ふ、ふつつかものですが、よろしくおねがいします」
こうして、ふらんとの生活がはじまった
初めの三日間は体力と知能の測定をすることにした
驚くべき結果だった
知能はゆっかりん並かそれ以上
走行速度はとてもゆっくりとは思えない速さ。しかも初速から最高速に達するまでが異常に早い
飛行能力にいたっては速度、持続時間共に圧倒的。
まさに大空を翔る鷹の如し
「おやかたさま、いかがでしたか?」
「…お前、本当にゆっくりか?」
おもむろに手を掴み…
「あ…お、おやかたさま、なにを…」
左手の親指以外の指を総て引っこ抜き、口に含む
「う…く……あ…」
うーん、どうやら再生しているし、中身肉まんだし、ゆっくりで間違いないようだ………!?
????????
なん……だと……?
目の前の光景に目を疑った
指が 完全に 再生している、だと!
通常、ふらんは再生能力を持っている。
指が一本欠けた程度なら十分もあれば再生できる
しかし、こいつはどうだろうか。
僅か十秒に満たない時間で四本の指を完全に再生させたではないか
「か、勝てる!このふらんならどんなゆっくりにでも勝てる!」
「お…おやかたさま?」
「俺は今、史上最強のゆっくりを手に入れたぞおおおおおおおおおお!!!」
「よくわからないけど、おやかたさまによろこんでもらえてうれしいです」
俺の幸運はまだ終わらない
「そういえば、ゆっくりゃへの攻撃、凄かったな」
「あれは、ですね…」
そう言って俺に手を見せる
「!?こ、これは!!!」
どうやらこいつは特異体質の様で、手首から先を自由に石の様に硬化することができるらしい
しかも
ブチッ
「ぁ…」
ちぎっても硬いままである。
(これは、指をちぎって棒手裏剣の様に飛ばすことができるかもしれない)
「最高だ、ふらん。もうほかのゆっくりじゃ満足できないよ」
「///////」
その後数日して、大会に出ないかと誘った。
返事は快諾だった。
それから……
道具の使い方を教えたり…
「振動地雷は地面に使うだけじゃない、生物にも使えるんだ。見てろよ」
「ゆ?おにいさん、れいむになんのよう?」
そんなゆっくりれいむの後頭部に振動地雷を差し込む
「ゆ゙…!?おにいさんなにすrゆ゙ゔゔゔゔゔゔゔうぅ゙ぅ゙ぅ゙」
言いたいことを最後まで言えずに絶叫するれいむ
それも、あっというまに終わってれいむはドロドロに溶けて絶命した
「おやかたさま、すごーい」
凄いのは振動地雷なんだが。まあ、そんなことはどうでもいいか
その後数日のおやつはぜんざいになりました
戦闘訓練もした……
「いいぞふらん、その調子だ。やや内角を狙いえぐり込むようにして打つべし!打つべし!打つべし!」
「いぬこえー!いぬこえー!」
ひたすらゆっくりゃを殴るふらん。
「げ…げ…や゙べで……」
もちろん、勉強も教えた……
「で、こうすると、x=何になる?」
「おぉ、5y5y」
「正解だが、言うのは一回でいいぞ」
「おやかたさま、どうしてべんきょうをするんですか?」
「勉強さえしていればハゲ野郎に負けなかったかもしれない奴がいてな」
「そうなんですか」
俺への呼び方が変わった……
「ところで、『お館様』っていう呼び方は大仰だから変えてくれないか?」
「そうですか?わたしはきにいってたのですが。それなら『ごしゅじんさま』はどうですか?」
「…狙いすぎだから駄目だ」
「??では『だんなさま』はどうですか?」
「それならいいよ。でも、『様』はつけなくていいよ」
「わかりました、これからは『だんな』とよばせてもらいますよ、だんな」
プリンが好物だと判明した……
「うめぇ!こんなうめぇもんくったことがねえ!」
ゆっくりゃの捕獲用に買いだめした物なんだが
「だんな、もっとくれねえか?」
とりあえず、左手を引きちぎってやった
そして、二ヶ月ほど経ったある夜のこと……
俺はふらんが寝ているのを確認して自分の部屋に戻る
ここのところふらんに構ってばかりだったので、久しぶりの自家発電で没頭していた
だから、扉が開くまで気が付かなかった
「だんな、何してるんですか?」
「!!」
振り返るとふらんがいた。だが、様子がおかしい
顔は上気し、目がトロンとしていて息が荒い
だが、俺が状況を理解するより早くふらんが飛び掛ってきた
ふらんに襲われた!
ふらんはミスリルアイアンを使った!
「え?え?」
冷たい枷がお兄さんを拘束する!
お兄さんは身動きが取れなくなった!
お兄さんは身動きがとれない!
ふらんはペニスを
こちらをみながらしゃぶりはじめた!
「だんなのこれ、もうガチガチだね。まってて…すぐきもちよくしてあげるから」
お兄さんは16の快感を受けた!
ふらんはペニスをしゃぶり続けている!
「ん…ちゅぱ……いってくれれば…いつでもこうしてあげたのに…」
お兄さんは13の快感を受けた!
お兄さんは身動きが取れない!
「だんな…いくよ…」
ふらんはお兄さんを押し倒した!
お兄さんはふらんに犯された!
「ん…ふあぁぁ…」
お兄さんは身動きが取れない!
ふらんは腰を振っている!
お兄さんは23514の快感を受けた!
ふらんは46の快感を受けた!
お兄さんはイッてしまった…
「ふふ…だんなのあついのがでてるよ…なんかいでもしぼりとってあげるからね……」
チュン…チュン…
「なんだ、夢か」
「それにしてもリアルな夢だったな」
「おはようございます、だんな」
何故か横で寝ていたふらんがあいさつをする
「だんな、さくやは…えっと…その…////////」
「?」
「こんやも…よろしくおねがいします///////////」
「……」
大会は本戦の一ヶ月前の予選から始まる
予選は四頭のゆっくりによるバトルロイヤル形式で一位のゆっくりだけ次の試合に進める
他の細かいルールは次の通り
1 この大会にはゆっくり種ならば総て出場可能である。
2 この大会では当社指定のグレードアップパーツを二つまで使用可能である。
3 それ以外の武器、防具、毒物等を使用した場合は敗北である
4 ゆっくりがギブアップしたら敗北である
5 ゆっくりが戦闘不能(死亡含む)に陥ったら敗北である
6 ダウンして10カウントされたら敗北である
7 トレーナーがタオルを投げ込んだらギブアップとみなし、敗北である
8 相手が敗北条件を満たしたら勝利である
9 大会の参加費用は一頭一万円である
余談だが、紅白の巫女は資金が足りず、門番は武器の使用を潔しとせず出場しないらしい
強敵が減ってラッキーである
かなり多くの参加者がいたみたいで、予選は全三戦行われる。
今日は第三回戦の日だ。
え?一二回戦の状況は書かないのかって?
うーん、どうやらこのSSの作者の気力が足りなかったようだね。
ん!?お兄さんは悪くないよ!悪いのはこのSSの作者だよ!!
だからお兄さんをいじめないでね!!
「行けるか?ふらん」
「だんな、もちろんいけますよ」
「よし、行くか!」
「はい!」
相手はゆっくりゃ×3か、ここまで来るのは流石に捕食種が多いな
「「「みなさま長らくお待たせしました」」」
「「「それでは、予選三回戦……はじめっ!!!!」」」
カーーーーーーーン
「さあ、こいよ!きさまらぜんいんみじんぎりにしてやる!」
ふらんの声を合図にゆっくりゃが一斉に飛び掛ってきた(以下ゆっくりゃABC)
最初に飛び掛ってきたゆっくりゃAの目に貫手そのまま横一閃
「ゔあ゙あ゙あ゙!!め゙があ゙あ゙…め゙があ゙あ゙あ゙あ゙!!」
次いで飛び掛ってきたれみりゃBを踏み台にし
「れ、れみりゃをふみだいにしたー!」
れみりゃCの背後に降り立ち、羽を一気にもぎ取った
「で、でびでゃゔい゙ん゙ぐがあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
ふらんの攻撃は終わらない
「はっはーくだけろぉぉ!」
れみりゃCに追撃の正拳突き
「ゔああ゙あ゙あ゙あああ゙ああああああ!!!」
体に風穴を開け転げまわるれみりゃC。恐らくこれ以上の戦闘は無理だろう
それに気をとられて俺もふらんも油断していた
「うー!かわかず!かつえず!むにかえれええええ!れみりゃいんぱくどぉぉ!!」
れみりゃBの持った振動地雷がふらんの右手に刺さり
ふらんの右手が肩から溶けてしまった
「う~う~♪」
「く…くそぉお!」
「う~♪れみりゃのかちだどぅ~」
「が…あ…あ…こんな…ばかな…」
「う~う~♪ざまあみろだどぅ~」
「ち…くしょう……」
「う~う~う~う~♪」
「く…う……なーんちゃって!」
「!!」
ふらんの右手が一気に再生する
「う…うあ・・・」
「おいおい、わすれたのか?さいせいのうりょくがあるのはおまえだけじゃないんだぞ」
れみりゃBの戦闘意欲はすでになくなっていた
「さて、どんなおしおきをしてやろうか」
通常首を刎ねられて生きている生物はいない
だが、このゆっくりという生物は首を刎ねられても生き延びるらしい
ならば、顔面を叩き割ればどうだろうか?
ふらんは両手を振り上げ…
「みじんにくだけろっ!!!」
ゆっくりゃBの顔面に叩きつけた
ブシャアアアアアアアアアアアアア
飛び散る皮と肉汁がふらんの顔を汚していく
そして、その正面には頭部をなくし、ピクピクと痙攣するれみりゃBの死体
れみりゃAとCの飼い主は同時にタオルを投げ込んだ
「「「そこまで!!勝者ふらん選手!!」」」
ふらんは本戦出場を決めた
「うんがよかったな、きょうのおれはしんしてきだ…」
大会前夜…
「ん…あぁ…だんなぁ…だんなぁ…わたし…もう…ああぁぁぁ」
「むぅ!射精す!」
俺がふらんに襲われたあの日から四ヶ月、俺はふらんと何度も肌を重ねていた
「ねぇ、だんなぁ…」
先ほどまで俺の上で腰を振っていたふらんが何時の間にか横に来ていた
「なんだい?」
「あしたのたいかいでゆうしょうしたら…」
「ん?」
「わたし、だんなの…」
「俺の、何?」
「ううん、なんでもないの。もし、ゆうしょうしたら、ぷりんをおなかいっぱいたべたいなっておもって」
「何だ、そんなことか。いいぞ、好きなだけプリンを食べさせてやる」
「ありがと、だんな…」
「だんな、そろそろねよ?わたしつかれちゃった」
俺達はそのまま同じ布団で寝た
本戦のルールは予選とほとんど同じ
唯一違うところと言えば一対一の戦いであるという所だ
一回戦の相手はゆっくりちるの
相手のブリーダーが言うには飛行パーツを二つつけて移動力⑨倍らしい
(その計算はおかしいだろ)
「「「みなさま長らくお待たせしました」」」
「「「それでは、第一回戦……はじめっ!!!!」」」
カーーーーーーーン
ゴングと同時にゆっくりちるのが体当たりをしてきた
「あたいさいきょう!さいそく!」
が、これを難なくふらんは避けた
「なかなか、やるじゃないの!」
ゆっくりちるのはそのまま反転して、突進してきた
が、これもまた不発
「おそいですねぇ、まったくあたるきがしない」
「このあたいがおそい?!このあたいがすろぅりぃ?!」
「はい」
応えたときにはふらんはすでにちるのの背後を取っていた
「じゃまなはねだなあ…」
「あたいのはねになにするの!」
「いいから、だまってろよ」
そう言ってふらんはちるのの羽を根元から引きちぎった
「いぎゃああぁあはねがああ、あたいのはねがああぁぁ!!」
「さて」
ふらんは背後からちるのを抱きかかえる
「な、なにするの!」
ピシ
ふらんが力を加えると、ちるのにひびが入った
「うあああああ、いたいい、いたいいいいいいいいい」
「ゆっくりしたいか?」
ふらんがさらに力を加える
ピシピシ
「ああ゙あ゙!ゆっぐりじだいいい!」
「ゆっくりしたいのなら……」
ピシピシピシピシピシピシ
「や、やべでえええええええええええ!!!」
「させてやるっ!!!!!!!!!!」
バキィィィィィィィィン
ちるのは砕け散ってしまった
「よくやったな、ふらん」
「えへへ~、ありがと」
「次は準決勝だ、がんばれよ」
「うん」
準決勝の相手はゆっくりゃだ
ん?ゆっくりゃの登場率が高いって?
作者がゆっくりゃをいじめたいからってのもあるけど、本当はネタがないだけなんだ。
それじゃあ、準決勝にいってみよう
相手の装備は『ドリル改』×2か
「うっう~♪かったらぷっでぃんだどぉ~♪」
「いいかげんみあきたんだよぉ、そのかおぉぉ!!」
「「「みなさま長らくお待たせしました」」」
「「「それでは、準決勝……はじめっ!!!!」」」
カーーーーーーーン
ゴングがなると同時にふらんは相手の後ろに回りこみ
ドリルの付いた両腕を肩から切り落とした
「う?う?」一瞬の出来事に呆然とするゆっくりゃ。だが、
「い…い゙だい゙い゙い゙いいいでびでゃのだぶるどりるがああああああ」
「ごめんねえぇ、つよくってさあぁぁ」
「ゔあ゙ーーだずげでえええおにいざああん」
なおもふらんの攻撃は続く
目、肩、腰、膝の後ろ、羽の付け根……あらゆる場所に手刀と貫手が叩き込まれる
「ゔゔゔゔでびでゃも゙ゔkゆるぺの!!」
れみりゃがギブアップしようとしたとき、ふらんが喉を潰したのだ
「…ぅうゔ……」
うろたえるゆっくりゃの頭を掴み、ふらんは振動地雷で液状化させた地面にゆっくりゃの頭を突っ込んだ
「ん~!んん゙~!」
ゆっくりゃのくぐもった声が響き、体が激しく動く
しかし、ふらんががっちりと押さえているのでどうすることもできない
「ぐ…ぐぽおおおおおおおお」
「えれりいおろろいろ」
「ん……」
やがて、動きが鈍り、痙攣を繰り返すようになったところで試合終了となった
「だんな、けっしょうせんのあいてぐらいみておこうよ」
「あぁ…そうだな…」
俺達は準決勝のもう一つの試合を見ることにした
試合は一方的な展開だった
ゆっくりフラン(以下この個体はフランと記す)がゆゆこを圧倒していた
しかもあのフラン、武器を使用していないではないか
おいおい…あのフランうちの子より強いんじゃねぇの?
フランの飼い主は美人だけど残念な服装の人だった
ふらんの方を見るとなんか凄い顔で相手を睨んでいる
凄い気合の入りようだ
準決勝の様子を主催者席から眺める影一つ
きもんげだった
「あのババァ、なんちゅうことを…」
きもんげは怒っていた
怒りの対象は彼女の師八意永琳である
そもそもこの大会はグレードアップパーツの販売促進の一面もある
それを素手のゆっくりに優勝されてはたまった物ではない
だが、師匠みは逆らうことが出来ず、永琳はこの大会に出場した
永琳は金になど興味は無かった
自分の改造によって能力を高めたフランが、どの程度の戦闘力を有するか確かめたかったのだ
「ふらん」
「なあに、だんな?」
「やばそうだったら、すぐにギブアップさせるからな」
「えぇ~、だいじょうぶだよ~」
「いいや、駄目だ。もし、お前に何かあったら…」
「ん?なにかあったら?」
「他の大会に出られないからな!」
「もう!」
「「「皆様、今大会も残すところあと一試合となりました」」」
「「「奇しくも決勝戦はフラン種同士の対決となりました」」」
「「「それでは、決勝戦…………はじめっ!!!!!!!」」」
カーーーーーーーン
ん?なんだ?
フランは手を差し出していた
「せいせいどうどうとたたかいましょう!」
どうやら握手を求めているようだ
ふらんは少し迷ったのち手を差し出し
フランの手を握り…
そのまま肩から引きちぎった!
「な、なにを!」
うろたえるフランに対しふらんは冷静だった
そのまま引きちぎった肩の傷に振動地雷を埋め込む
「あ…あぁ…」
フランは頭を残し溶けてしまった
「ひ、…ひきょうぎょぶあ」
その頭もふらんに潰された
ブーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
場内はブーイングの嵐に包まれた
「お前、それでいいのかよ!」「この卑怯者!」「金返せ!」
ヤジまで飛んできた
「だまらっしゃい!!」
ふらんが一喝すると場内は静まり返った
「おれはたたかうのがすきなんじゃねぇ…」
「かつのがすきなんだよぉぉ!!」
あの大会から一ヶ月が経った
「だんなぁ、じゅんびまだ~?」
「待ってろ、すぐに終わる」
「もう、はやくしてよ」
「はいはい、今行くよ」
「きょうはどこにいくの?」
「う~ん、そうだな…」
俺達の生活に特に変わった事は無い
これからも今まで通りの生活が続くだろう
そう、きっと、これからも……
あとがきという名の言い訳
例によって酔った勢いで書いたら途中でテンションが落ちてグダグダに
振動地雷に頼りすぎたり、戦闘場面が単調だったり
今度はちゃんとした虐待を書きたいな
以下設定という名の表現不足の補い
ゆっくりふらんは改造ゆっくりである。(プロトタイプ)
ゆっくりふらんを改造したのは永遠亭に住む八意永琳である。
ふらんは四重人格(戦闘時はキ○ガイみたいなもの)これは改造によって精神が崩壊しかけたから
ふらんは迷子になったと言っているが、本当に迷子になっただけ。
決勝戦の相手は改造フラン(完成型)
ふらんは一応永琳を見て元飼い主だと気付いている
大会の主催者はきもんげ(もろちん金儲けのため)
グレードアップパーツを開発したのは例によって河童(きもんげの融資を受けて開発)
大会の参加者が増えればパーツが売れるので賞金はただの客寄せ
同時に賭けも行っているので、きもんげはこの大会にかなり力を入れている
にとりは主催者側なので自主的に参加していない
第一回大会の半年後に、第二回大会の開催も決定している
前半部の変更点
前:振動地雷は地面を液状化させたりできる兵器で、里でも評判だ。使わない手はない
後:振動地雷は地面を液状化させたりできる兵器で、刺さらないと使えないが
里でも評判だ。使わない手はない
勉強の内容を変更
最終更新:2022年05月19日 12:20