注意!
パロディ的なものが嫌な人は見ない方がいいかも
その他色々
「短い話を一つだけ_2」
「だー! また負けた!!!」
「ははは!」
二人の男がゲームの対戦をしていた。
片方が悔しそうに叫び、もう片方は余裕の表情。
「あー、ここまで来ると台詞一つ一つが腹立つ!」
「はっはっは、そんなに熱くなるなよ!」
ドンッ!
「おお、何の音だ!?」
「ああ、今日ドスまりさが来るらしいから撃退した音じゃないの?」
「ふうん…、そうだ! いいこと思いついた!」
「どうせ負けた腹いせに群れの残党でも始末しに行くって言うんだろ?」
「お、何でわかった?」
「お前が単純だから」
二人は爆発音が鳴った場所に向かった。
「ゆっぎゅああ"ああ"ぁぁ"ぁああ"あ"あ!!!」
「どぼじでごんなごどするのおおぉぉぉ!!!」
ドスまりさを失った群れは当然のようにパニックを起こし、あちこちに逃げようとする。
それを一匹ずつ律儀につぶし殺している村人達。
「おお、やってるやってる!」
「んじゃ、俺は適当に潰してるから、楽しんでこい」
二人は阿鼻叫喚の広場で別れた。
ぼろ負けだった男は早速森側へ向かった。
森に逃げようとするゆっくり二匹。まりさとちぇん。
「まずはアイツら!」
「なんでドスがやられるんだぜぇえぇ!?」
「わがらないよお"おおぉお"ぉぉぉ"!!!」
ズザザザ!
「ゆ"っ!」
逃げようとしているところを先回りされた
「ゆぎゃあああぁぁぁ!って、なんなんスか?」
殺される! と思ったら、素っ頓狂な質問をされた。
「ゆ、ゆ、まりさを馬鹿にしてるのかだぜ!!!」
あからさまにバカにされたまりさは激昂し、彼我の実力差を忘れて男に体当たりする。
「下劣な悲鳴すら上げさせん」
ぐしゃ!
「…」
予告通り、下劣な断末魔を上げさせずにまりさを踏みつぶした。
「ま、まりざー!!! わがらないよおおおぉぉおぉおおお!!!」
「ぢぇんはにげるんだよー!!! らんじゃまぁぁああぁぁぁあ!!!」
そうは問屋が卸さない。
「に"ゃ!」
男はちぇんのしっぽを引っ掴み、自分の顔の高さまで持ってくる。
「悪い子には………おしおきィ!!」
バチイィィン!!
「いだよおおおおぉぉぉおお!! らんじゃま、らんじゃまあああああぁぁぁああ!!!」
「死ぬ準備は、いいですか?」
「いや"ああぁ"ぁああ"あ!!!」
「あ、『ゆぎゃあああぁぁぁ!』って言わなかったな」
ちぇんだったものを踏みにじりながらつぶやく。
「ま、いいや。次の獲物をさ~がそっと」
男が次に見つけたのはずりずりと這いずって逃げる大型のゆっくりれいむ。
頭には茎が生え、実ゆっくりが間抜け面で成っていた。
「れいむはゆっぐりにげるよおおぉおぉぉお!!!」
夫のまりさが犠牲になってくれたおかげで逃げられたれいむは急いで自分の巣を目指す。
残念ながら男に見つかってしまったため、命運は尽きたが。
「ゆ"! どぼじでにんげんさんがいるのおおぉおぉぉお!!!」
男が目の前に立つと急に悲鳴を上げて泣きわめく。
「でいぶのあがちゃんがあああぁぁぁ!!!って、なんなんスか?」
まりさと時と同様に声をかける。
「やべでね! れ"いぶはでいぶじゃないよ!!! でいむにはあかぢゃんがいるんだよ!!!」
「臭い…餡子臭ああぁぁぁい! っていうか脳みそまで餡子でしょ?」
ぶちっ!
男は遠慮することなく実ゆっくりをもいで、口に入れてかみ砕く。
「むーしゃ、むーしゃ、ゲロまずー!」げれれれ…
「でいぶのあがちゃんがあああぁぁぁ!!!」
実ゆっくりをかみ砕かれ、さらに汚らしく吐き出され、ついお決まりの台詞を発してしまうれいむ。
「自分の子供すら守れないなんて…」
「ゆぐうぅぅぅ、でいぶの、あがちゃんがああぁぁ…」
「役立たず以下なのだぁ!」
がっ!
「ゆごぼぉっ!!!」
口に蹴りを入れられ、口を破壊される。
がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ!
「ヒャアーッ! 笑いが止まらん!」
その後も適当なゆっくりを見つけては訳のわからない台詞と共にゆっくりを地獄に送っていった。
ある程度虐殺し、飽きてきたところで広場に戻り、あちこち破れ煙が立っているドスまりさに向かった。
「びんな、ごべんねぇえぇえ!!!」
口の中から爆発を受けたドスまりさ。
本来なら跡形残らずはじけ飛んでいるはずだが、
今回は予算の都合でたいした威力を持たない爆薬しか仕入れていないため、思いの外原形をとどめていた。
「お、まだ生きてるぅ!」
「ゆ"! おにいざん! おでがいじばず!
どずはどうなっでもいいでずがら群れのびんなをだずげてくだざい!!!」
自分はどうなってもいい、だから、みんなを助けて。男に懇願するドスまりさ。
「いい子ぶりやがって…」
「なにいっでるの!? はやぐびんなをだずげでねえぇぇぇ!!!」
「デブ饅頭は引っ込んでください」
まるで相手にしていない。
「どずうううぅぅ! だずげでええぇぇぇ!!!」
一匹のありすがドスまりさの元へやってきた。
「おにいざん! おでがいじばず! このごだげでもたづげであげてくだざい!!!」
「シンジラレナーイ!」
男はどこから出したのか、透明な箱を用意した。
いつもならこの中に収納するのだが、今回は箱の上に剣山をセットし、その上にありすを置いた。
「いだいいいぃぃぃ!!! ごんなのどがいはじゃないいいぃぃいい!!!」
「ありずのべにぺにがあああぁぁぁ!!!って、なんなんスか?」
男はそのままありすを揺さぶる。
悲しいかな性欲饅頭はこんな状況でも発情してしまい、ぺにぺにをギンギンにたぎらせた。
プシュー!
「かっちかちだー!」
男がコールドスプレーをペにペにに吹きかけると、ありすのぺにぺには宣言通りカチカチに凍ってしまった。
「ゆ"…あ"…」
自らの生き甲斐を凍らされ、驚愕の表情のありす。
「どうなるかなぁ?」
ぱりん!
男が遠慮無くありすのぺにぺにを踏みつけると、粉々に砕け散った。
「ありずのべにぺにがあああぁぁぁ!!!」
「痛い?痛い?」
「いだいにぎまっでるでしょおおぉぉお!!! ごのいながぼのおおぉぉおお!!!」
「虐待にも、礼儀はあるのですよ?」
今度はライターと可燃性のあるスプレーを構える。
「…!!! おにいざん! それだけはやべであげでえええぇぇぇえええ!!!」
さっきから泣いてばかりのドスまりさが男が何をしようとしているのか察したようで、
必死の形相でやめるように懇願する。そんなことでやめるならそもそもやらないのに。
ごおおぉぉぉ…!
「黒焦げだじょー」
「ああ"あぁ"ぁぁ"あ!!! あ"あぁぁ"あ"ぁ!!!」
簡易火炎放射を浴びせられ、みるみる黒こげになっていくありす。
「ツマンナァーイ!」
腰を振ってにやにやしながら大声を上げる。
「よぐも!!! よぐもびんなをおおおおおぉぉぉお!!!」
変わり果てたありすの黒こげの死体を見せつけられたドスまりさはついにキレた。
「所詮!!!」
「ゆぐ…」
が、ドスまりさが最後の力を振り絞って男に反撃しようとすると、突然また大声を上げた。
気圧され、動けなくなった。
「………負け犬でしょ?」
「ゆっっがああああぁぁぁあぁぁぁぁあああああ!!!」
群れのゆっくりを虐殺され、さらには負け犬呼ばわり。
もはやドスまりさは限界だった。
これ以上群れを、ドスまりさを、ゆっくりを馬鹿にされてたまるものか!!!
キノコが破裂して使えなくなった以上、使えるものは死にゆく己の体のみ。
しかし、なんとしても一矢報いてやりたかった。
二度とゆっくりを馬鹿に出来ないようにしてやる!
執念がドスまりさを突き動かしたのだ。
だが饅頭に神はいない。
「ソイヤ!」
あっさりとかわされた。
ドスぅん…
「ゆはぁ、ゆはぁ」
体中の傷が開き、もう動くことさえままならない。
「ぼう、ごろじで…」
悔しいが、もうドスまりさには何も出来ない。
「カス以下の以下がぁ~!」
男はゲラゲラ笑ってどこかへと行ってしまった。
「ゅぎぎぎぃいいぃい……!!」
ドスまりさはゆっくり、じっくり苦痛と絶望と堪えようのない怒りを味わいながらあの世に旅立った。
男がすっかり機嫌をよくし、高笑いをしていたら、うざいと近所の老人に殴られた。
終わり。
「おーい!」
ゆっくりの群れが全滅し、皆が後片付けを終えた頃。
「ストレスは解消できたか?」
「おうよ! やっぱりケ○○の真似してゆっくりどもを馬鹿にするのは楽しいや!」
「そうか、そうか、はいこれ」
そういって男に取っ手付きの透明な箱を渡す。
中には珍しいゆっくり、ゆっくりさとりが入ってた。
「何このき「『汚い饅頭』とは失礼ですね」」
男がしゃべり終える前にさとりが遮る。
男はさとりを指さし、友人を見る。
「『なにこいつ』って思っているんですね」
男がしゃべる前にしゃべる。さとりが使う嫌がらせである。
「さっき森の方で捕まえたんだ。こいつは他人の考えてる事がわかるらしいぜ」
「その力ぁ、僕にくれなぁい?」
「ここから出してくれたら考えてあげます」
男は言われるがままさとりを箱から出してやる。
「お、おい! 出したりなんかしたら…」
案の定さとりは急いで逃げ出す。
5Mほど離れた頃、
「ゆっふっふ、ば「『馬鹿ですねあなたは』ってか?」」
「ゆゆぅ!!?」
なんと自分が行った嫌がらせを男にやられたのだ。
当然、動揺するさとり。
(ゆゆぅ!? もしかしてさとりの考えてることが読まれてるんですか!?)
「そうだよ~!」
まるで本当に心を読んでいるかのように振る舞う男。
(で、でもっ、あそこまで逃げられれば逃げ切れるんですね!!!)
さとりは背の高い草で覆われた茂みに隠れようと急ぐ。
「あ、あの野郎!!!」
追おうとする友人を制し、男はその辺の石を拾い上げた。
「踊れ踊れ~!」
びゅん、がっ!
「ゆ! そんなの当たらないんですね!!!」
余裕と言わんがばかりに投石を回避するさとり。
びゅん、がっ! びゅん、がっ!
その後二発の投石をかわし、茂みに入ろうとする直前で
びゅん、ずぼっ!!!
「当っっっっったりーーーーーーーーーー!!!」
命中した。しかも貫通。
先ほどまでのかわせる程度の速度でしか投げてない石とは違い、
思い切り投げた石はさとりの運動神経ではよけられなかった。
男はさとりの髪を乱暴に掴み、
「浮かれてんじゃないよぉう!?」
と言い放つ。
「ゆ…ゆああ"あぁ"あぁ"ぁぁあ"!!!」
さとりは混濁する意識の中、男がこれから自分に何をする気なのかを読んでしまった。
「ごめんなざいっ! なんでもじばずがら! ぞんなごとじないでくだざい!!!」
さとりがいくら泣いて謝っても、男はさとりを無視し、
「さんきゅな! こいつ持って帰るぜ!」
「お、おう」
男はさっさとさとりを箱にしまい、帰路へついた。
「あいつ、何考えてたんだろ」
家に着くとさとりを部屋に放り込む。
窓は高所で、ドアも鍵がかかるので逃げられない。
「よいしょ」
「ゆぐっ!!」
痛い、痛いと訴えるさとり。
治療して欲しいと言うと男はさとりにゴムボールを投げてよこした。
「『玉コロ遊びでもしてなさい』って考えてますね! って、なんでそんなこというんですか!!!」
男はさとりを全く相手にせず、寝室へ向かった。
今日は暴れすぎて疲れたのだろう。
傷が癒えずに苦しむさとりとは対称的にその日はぐっすり眠れたそうな。
おまけも終わり
○ィー○や○フ○のマネしてゆっくりをバカにするのが主題なのになんか色々とgdgd。
それでもっていつもタイトル付けに頭を悩まされる。
こまったので、一話完結のSSについてタイトルが思い浮かばない場合は
「短い話を一つだけ」にしようかなと思ってます。
なんで、長めなのに「短い話」と嘘つきますが、勘弁してください。
○○がおかしい
→仕様です。勘弁してください。
なぜ突拍子もなくさとりが
→お蔵入りSSからの出演です。勘弁してください。
本当はネタかぶりが発覚したのでお蔵入りです。ネタかぶり恐るべし。
今まで書いたSS?
ドスまりさとゆうか1~3
ゆっくり闘技場(性)1
不幸なきめぇ丸
名物餡玉
行列の出来るゆっくり
スカウトマンゆかりん前・後
ファイティング親子とゆっくり
まりさの商売
ぱちゅりーの失敗1~4
盲点
進化
ぶっかけ!ぱちゅりー!
短い話を一つだけ
ありふれた話
対決!ドスまりさ!
被虐のみょん_その一
とあるきめぇ丸の一日
おさんぽバターみょん
さなえに首ったけ
ゆっくり兵団
不安のゆっくり1
幸せなゆうかのお話
最終更新:2022年05月19日 14:38