原種ゆっくりvs鬼威参
あるところに、ゆっくりの群れがあった。その群れは非常に賢く、探索班、防衛班、内政班など、色々な班に分かれていた。
ある日のこと、探索班兼素材回収班のれいむがいつものように木材などを拾っていると、ザッザッザッザッと言う足音がしました「ゆ!このおとは…にんげんさんのおとだよ!にんげんさんはゆっくりできないっておさが言ってたからすぐにかえるんだよ!」しかし次の瞬間、急に足音が止まったかと思うと、れいむの前ににんげんの鬼威参が現れた。
にんげんの鬼威参は、「おっ、れいむか…まあ今回はこれで我慢しよう」と言うと、れいむを持ち上げた。
「ゆっゆっゆっ!にんげんさんにつかまっちゃったよ!にんげんさん、はなしてね!はなしてね!」れいむはジタバタ動いて逃げようとするが、鬼威参は放してくれない。それどころかもっと強く掴んできた
「ゆっ!にんげんさん!痛いよ!痛いよ!早くはなしてね!!」れいむは必死に命乞いをするが、鬼威参には聞こえないのか、はたまた無視してるのか知らないが、なにも喋らない。
そして何やら背負っていたバックからかごのようなものを取り出した。
「れいむをどうする気だよ!?はやくはなしてぇ!」
あっけなくれいむは無視され、そのかごのようなものに放り投げられた。「ゆべっ!…ゆっ?ここはどこ?……うーん、なんだかねむく……」鬼威参は中にラムネの粉末をいれ、れいむを眠らせた。(ゆっくりはなぜかラムネで寝るぞ!)そして、しばらく経ってれいむが起きると、それは鬼威参の家だった。
「ゆぅ?ここはどこ?」そうこうしてる内に、鬼威参がやってきてれいむを掴んでいった「君が住んでいた群れはどこらへんにあるのかな?」「そんなのおしえるわけないでしょ!」「そうか…」鬼威参はそれを聞くと、部屋から出ていった。数分後、鬼威参が帰ってきたが、何やら様子がおかしい。なぜか定規を持っている。「ゆぅ?にんげんさん、それなににつかうの?」「じきにわかるさ」そう言うと鬼威参は、れいむを輪ゴムで固定させた「にんげんさん!?一体れいむになにするの!?」鬼威参は構わず定規をれいむの尻に向けて放った。「ゆぴぃ!痛いよぉぉぉ!!おかあしゃぁぁぁ!!!!!」構わず鬼威参は尻に定規を撃ち続ける。「もうやめちぇぇぇえぇ!!!!」「辞めてほしいかい?」「さっきからやめてっていってるでしょぉぉぉぉ!!!」「一つ方法がある」「なんでもしますから辞めてぇぇぇぇ!!!」「じゃあ、君の群れの場所ををしえてくれるかい?」「おしえますぅぅ!!!おしえますからぁぁぁ!!群れはれいむがいたところをずっと行ったところにありますぅぅぅ!!!」「わかったれいむ、これで君は用済みだ。」そう言うと鬼威参は、ハサミでれいむの髪の毛をきり、足を焼き、れいぱーを連れてきた。
「んほぉぉぉぉぉ!これがあたらしいおもちゃねぇぇぇ!!」「そうだありす」「じゃあさっそくすっきりしましょぉぉぉぉぉ!!!んほぉぉぉぉぉ!!」「やじゃぁぁぁぁぁ!!ずっぎりじだぐないぃぃぃ」そんなことを言っても、れいぱーは止められない。そして、鬼威参はどこかに行ってしまった。
「おさー、探索に行ったれいむがまだかえってないんだよー」「……おそらくにんげんさんに連れて行かれたのぜ…」そう、この山はれみりゃもいなければクマもシカもいない。もうこの山では全て逃げてしまった。一体何から逃げたのかというと、そう「原種」である。この森には、原種ゆっくりというゆっくりが存在し、彼らは非常に強力なゆっくりだ。しかし彼らは自分の領地に危害を加えるものしか攻撃しない。
なのでほぼ100%人間の仕業なのだ。
「もうこのことは触れてはいけないのぜ」
「ゆっくり理解したよ!」
しかしその時、「きゃぁぁぁ!にんげんさんだぁぁー!!」「なに!?…みんな逃げるのぜ!!」
襲撃してきたのはさっきの鬼威参、更に虐待仲間を連れてきている。
結局、長のお陰で群れの3分の1は脱出できた。しかし、群れの拠点などは全て鬼威参のせいで使い物にならなくなってしまった。
「ゆっ…ゆぅ…これからどうすればいいのぜ」「長!いい考えがあるよ!それは、原種たちに協力を要請すればいいんだよ!」「そっ、それは危険だぜ!」「じゃあ長は群れがどうなってもいいのかぜ!?……それに奴らも流石に協力してくれるはずだよ!」「………」そうして、長は決意した。「じゃあ長が原種ゆっくりのすみかに行ってくるのぜ!文句はないのぜ!?」「「ないよ!」」
こうして、長は原種のすみかに行くことになった。
原種のすみかはここから約3分ぐらいでつく。
長は、みんなのために必死に走った。そして、約1分ぐらいでついた。
そして、長は言った「原種ゆっくりたち、ゆっくりしていってね!!」そう言うと、、周りから続々と原種たちが出てきた。「「ゆっくしていってね!!」」
「原種たち、力を貸してほしいんだぜ!…なんと、にんげんさんたちがこの森の中に入ってきたんだぜ!そして、いま原種たちの集落にも向かってるのぜ!だから、協力して戦ってほしいのぜ!」原種たちの集落に向かってるというのはわからない、しかし、これぐらい言わないと彼らは協力してくれない。少し大げさに言ったほうがいいのだ。
もちろん、原種たちの返事は、「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」だった。長は安心した。もしこれで彼らが、ゆっくりできないよとか言って殺されルノは嫌だったのだ。とはいえ、仲間を手に入れたので、もう一度群れのところに戻ることにした。
「原種たち、ゆっくりついてきてね!」
後半に続く…
最終更新:2023年06月07日 20:35