E-094 ボンジュール

E-094 ボンジュール
イベント 中級 MP4
自分のターン 相手のターン
この効果は、自分と相手の魔物が1体ずつのときに使える。

以上、枠囲み

【ステイ】このゲーム中、自分も相手も、新たに魔物を場に出せない。
この効果は、今ある魔物のどちらかが場からはなれたらとりのぞかれる。

ボンジュール、シェリー。
滅紫の野望

うまく「最強×最凶」とコンボにすれば、タイマン勝負に持ち込めるぞ。

お互いの魔物が1体ずつの時にしか使用できない代わりに、お互いに新たに魔物を場に出す事を禁じる。
使用条件が大変厳しく、基本的には相手が一度展開したのちにそれらが1体になるよう除去してから使う事になる。
自分の魔物も1体だけでなければならないため、デモルト《咆哮》等の「魔物の効果」を除去に用いる場合はそれをどかす事も考えなければならない。

お互いの魔物を1体にできるイベントカードは前述のE-079 最強×最凶の他に、E-042 光と闇E-167 残酷な選択が存在する。
いずれも高コストなので容易には使えず、捨て札にする効果なので除去メタにも弱い。
このカードとそれらは互いにイベントカードなので、基本的にターンを跨ぐ事になり、その隙に相手が再展開してしまう事も懸念される。
一応、E-079 最強×最凶ならば使用してすぐに捨て札にする事ができる(他2枚はエンドフェイズに捨て札にする)ため、E-126 ボインちゃんとは呼ばないで♥E-029 清麿の夏休みPR-053 ガッシュの夏休みのいずれかとのコンボであれば1ターンで両者を使用する事はできる。
しかし、それらにもMPが必要となる上、E-077 僕の王様E-079 最強×最凶のコストを軽減する事もできなくなり、MPを確保する手段という大きな課題に衝突する。

理論上はナゾナゾ博士《賢者の謀》orアポロ《協力者》E-077 僕の王様とコンボすれば先攻1ターン目から使用する事は可能。
とはいえ、真ルールでは相手のターン中に魔本からカードを出せるようになったため、先攻であっても使用条件を満たすのは困難と言える。
ルールでも「効果の割り込み」や初期魔物によって妨害される可能性は大いにあるため、1ターン目で狙うのは実用的とは言えないだろう。

このようにどういった手段を取るにしても課題は大きく、使用の困難なカードである。
使うのであれば、徹底してこのカードの使用を目指した魔本構築を練り上げたいところ。

なお、使用に成功すれば強固なロックとして働く。
通常は解除されやすい【ステイ】効果ではあるものの、メジャーな解除効果であるE-181 おおーーっ!!は使用条件が満たせなくなり、魔物は新たに場に出せなくなる事から残った魔物が解除効果持ちでない限り、解除されにくい。
解除効果を持つ魔物の多くは、攻撃術をあまり採用しないサポート担当として入れている事が多く、E-042 光と闇等で相手に選ばせたとしても、(事前に「ボンジュール」の使用が悟られていない限りは)残す魔物に選ばれる可能性は高くない。
魔力によって残る魔物が決定するE-079 最強×最凶や、前述のイベントカードを用いずに自分が魔物を選んで捨て札にしていく場合であれば、解除効果の魔物が残る可能性は尚更低くなる。
ロマンカードという印象は否めないが、使用を目指してみるのも悪くはないだろう。

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最終更新:2024年02月23日 21:02