M-194 ビクトリーム

M-194 ビクトリーム
石版魔物 4500
《ふっかぁ~つっ!》使用を宣言する→【スタンバイ】この効果を使っておけば、ゲーム中に1回だけ、
自分のスタートフェイズに、自分の捨て札の、このカード1枚と、それ以外の魔物カード1枚までを選び、
場に出すことができる。
パートナー=モヒカン・エース

アーイル・ビー・バーック!! ビクトリーム!!
LEVEL:8 シク自販機

一度効果を発動させておけば、このカードと魔物1体を復活できる。
捨て札にして使う強力な魔物も、これで再利用が可能になる。

テキストからは読み取り切れない裁定が出ている点に注意が必要。
「このカード1枚と、それ以外の魔物カード1枚まで」とあるので、「場の状況にかかわらず任意で1枚だけの選択も可能」または「ビクトリームの蘇生は必須で、もう片方は任意」のように読み取れる。
しかし、 公式FAQ にて 片方だけの蘇生も可能だが、可能な限り両方のカードを蘇生する という旨の裁定が出ている。
既に場にビクトリームがいたり、場の空きが1箇所だけでW魔物等が捨て札になければ「1体だけ」の蘇生ができるが、そうでない場合は可能な限り場に出す必要がある。

一方、FAQのおかげでビクトリームが場にあっても「任意の魔物1体の蘇生」としての使用ができる。
相手に捨て札にされた場合の保険になるだけでなく、「このカードを捨て札にする→」効果の魔物のために能動的に使っていく事もできる。

場で効果の使用を宣言した後は、このカードは場で効果を発揮する事はない。
一応、《ふっかぁ~つっ!》の使用宣言はゲーム中に何度でもできるので、相手に【スタンバイ】解除効果を使われた場合に掛け直す事はできるが、それ以上の役割は持たせにくい。
基本的には、使用の宣言後は速やかにW魔物VS魔物に入れ替えるのが良いだろう。
ただし、「使用を宣言する→」効果なので、E-103 決戦E-149 新たなる戦いでこのカード及びその先となるW魔物等を一気に出すと《ふっかぁ~つっ!》の使用を宣言するタイミングがない事には気を付けたい。

レイラ&ビクトリーム《ベリーメロン!》は特に優秀な効果を持つビクトリームを含んだW魔物なので候補となるが、自分のスタートフェイズに《ふっかぁ~つっ!》の【スタンバイ】も解除してしまう点には注意。
タイミングはどちらも同じ「自分のスタートフェイズ」であり、ターンプレイヤーは自分なので、こちらを先に処理する事はできる。
組み合わせる場合には、次のスタートフェイズに「このカードを捨て札にする→」効果の魔物を蘇生させる流れを前提にしておくのが良いだろう。

なお、蘇生効果としては珍しい「自分のスタートフェイズ」に処理が行われる効果なので、魔物がいなくなったときの対策にはならない。
全滅したターンのエンドフェイズの処理までで魔物が用意できなければ、「自分のスタートフェイズ」を迎える前に敗北が決定してしまう。
相手が魔物破壊系の魔本である場合は全滅させられる前に効果を処理しておきたい。

また、スタートフェイズに解決される【スタンバイ】効果であるため、ガッシュ・ベル《伝導のエレメント》で解除されてしまう点にも気を付けたい。
《伝導のエレメント》の解除効果は「スタートフェイズの最初」に処理されるので、自分がターンプレイヤーであっても《ふっかぁ~つっ!》を先に処理する事はできない。
人気のあるカードなので、必ず対策を講じておきたいところである。

旧ルールにおけるテキストは以下の通り。
[ふっかぁ~つっ!]使用を宣言する→この効果を使っておけば、ゲーム中に1回だけ、
自分のスタートフェイズに、自分の捨て札のこのカードとそれ以外の魔物カード1枚を自分の場に出すことができる。

当時は「まで」と付いていなかったため、必ず2体出す必要がありそうだが、 旧ルール時の公式FAQ では真ルールと変わらない裁定だった。
効果処理自体は真・旧ルールで変わらないが、どちらにおいても紛らわしいテキストになってしまっている。

収録パック


FAQ

Q1.場に「ビクトリーム」があるとき《ふっかぁ〜つっ!》で捨て札の他の魔物カードだけを場にもどせますか?
A1.できますが、可能な限り両方のカードを場にもどします。

Q2.《ふっかぁ〜つっ!》で「レイラ&ビクトリーム」を場に出すことはできますか?
A2.《ふっかぁ〜つっ!》で、まず「ビクトリーム」を場に出し、それを捨て札に「レイラ&ビクトリーム」を場に出せます。


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最終更新:2023年11月13日 22:24